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応量器(おうりょうき)③

応量器には、もう一つ違った使い方があります。托鉢(たくはつ)と呼んで、各家を回ったり街中に出て、喜捨を願う時に、この応量器の一番大きな頭鉢を使うのです。 写真は、実際に左手三指で支えて、市中で喜捨を受けた様子を復元したものです。僧堂では実際にこの器で、お粥やご飯を食べるのですから、丁寧に扱います。最近は小銭を戴くことが多いので、中にふきんをしっかりと入れておきます。 一般寺院では、托鉢はほとん . . . 本文を読む
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