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箱根駅伝第100回へのエール(駒大へ)

駒大、総合力で連続三冠を目指せ!!

出雲駅伝、全日本大学駅伝優勝おめでとうございます。昨年からは五冠達成となり、いよいよ連続三冠に向けて王手となりました。出雲では、1区から6区までトップを譲らず、さらには、7区、もう一つの出雲駅伝と呼ばれる出雲記録会での赤星選手の優勝も含めての完全優勝となりました。そして、全日本でも、さらに1区赤津選手の粘り強い一歩を勝ち取る走りは、辛抱強く鍛錬を積み重ねた駒大精神の象徴を感じさせ、感動いたしました。その姿に押されるようにそれぞれが持ち味を発揮し、2年生アンカーの山川選手まで、一位を保持しての完全優勝となりました。2位との差は出雲で1分43秒差、全日本では3分34秒差、合わせて5分17秒差となりました。

この快挙の背景には、いつ誰が走っても遜色ないという選手の層の厚さがあるのだと思います。芽吹キャプテンが強く呼びかけている、「メンバーに入る入らないに拘わらず、全員が向上を目指して一つになって連続三冠を目指す」という精神が浸透して切磋琢磨されてきた賜物であり、駒大陸上部が積み上げてきた伝統の力とも言えます。メンバー入りして走った選手も、ともに練習でほぼ同じレベルで努力してきて、くしくも走れなかった選手の思いを一番近くで強く感じていることと思います。その思いは、選手のみならず主務をはじめマネージャーや支えてくれているすべての人の思いを背負っての、魂の走りとなっているのだと思います。

今年度より藤田監督、大八木総監督、コーチ陣の新体制もより強固となり、単なる三大駅伝に留まらず、「駒大から世界を目指す」という将来を見据えた個の力と人格を磨いていただいていることにも敬意を表します。二つの駅伝の前後には、世界陸上に卒業生の田澤選手、アジア大会には2年生の佐藤選手などの世界の場での活躍もあり、MGCのパリオリンピック選考会には、其田、大塚、山下選手など7名の駒大卒業生がエントリーされ、まさに将来につながる今を駆け抜けていることを実感しています。

さて、いよいよ箱根駅伝が迫って参ります。昨年の三大駅伝からの2位との差を加算しますと大きな差はついていますが、駅伝としてはすべて一線のゼロからのスタートです。どの大学も打倒駒澤を目指して挑んでくるはずです。私たち駒大ファン、全国の駅伝ファンはもちろんのこと、混迷の世ではありますが、国民的な行事の箱根駅伝に多くの方々が一喜一憂し、懸命に走る姿に勇気と希望を感じていただけることと確信いたします。

第100回目の記念すべき箱根駅伝を、ファンの皆さんも含めた総力戦で、連続三冠を目指して共に駆け抜けて参りましょう。

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