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VOL2 わ・た・し流

おとぼけな私ですが 好きな本のことや 日常のなにげない事等 また 日々感じたことも書いていきます。

これから 増えるかもしれない問題

2017-07-09 16:26:43 | 日記
これは 知り合いからきいた話


  近所の方が 先日亡くなられたという

亡くなられたのは 息子さんで 60歳代

  そのお母さんは 80代 父親は脳梗塞で半身不随

お母さんはしっかりした気性の方だが もう年齢が年齢で

  息子が倒れて入院だ検査だ転院だ 高額医療の請求だとなったが

一人でこれらのことをこなすのは至難の業だった


  もう一人 娘が他県にいるのだが

協力してくれないので 結局 そのお母さんは 宗教団体に依存したという



  80歳を超えてから 宗教団体に加入し

素直に活動はしていたが 家族がそれに入ることはなかった


  今回 病院に連れて行ってもらったり 

書類書いてもらったり  息子が乗って行った車を引き取りに行ってもらったり


  葬儀の相談から 他県の娘への連絡一切(なんと その娘は 自分は仕事で

葬儀にはいかれないと言ったらしく 宗教関係の方は激怒したというが・・・)



  葬儀は お金を使えないので 最低限の告別式まで

全部宗教団体のお世話になり  その方たちの持ちよりで 火葬場での飲食も

  自分らがお金を出さずに済んだとか



結局 娘は 自分の息子夫婦の車で 現地まで来たが


  親を迎えにも行かずに斎場に直行し、お客さま状態で参列し


頭ひとつさげただけで帰って行ったんだという



  これからの時代  そのご家族みたいに

入院、通院、葬儀など また 書類関係ひとつにしても


  こういった事は 増えるのではないか と思わされた話だった



今 地域の連帯のようなものは 都会では薄くなり


  親子も複雑な問題をかかえて  事があった時でも

あまり頼りにならなかったりするようだ



  我が家も 限界家族として 他人事ではない


近くに親類もたよれる人もいない


  こんなとき 案外 他人をおもいやる事を当たり前に布教活動などを

している宗教団体というのは ありがたいのかもしれない



  「自助、共助」を当たり前にするには

人を思いやる事を強力に説いている宗教こそが


 今後の世界を生きる鍵になるかもしれない



ただ 日本人は 宗教アレルギーの人が多いお国がらだから


  その辺難しいけど


これからやってくる超超高齢化社会を思うと


  他人の助けなしに お金もない身でどう立ち向かうのか


心細いことこの上ない



  このご家族も 息子さんは借金があったとか言っていた


母親は 息子の貯金がどうなっているのかも知らないで


 少ない年金で家計をやりくりし

知り合いの間では 借金を重ねたという



  知人の話は これからこういう問題は増えるかもね

だって 年金だってどうなるかわからないし


  子供たちだって 自分の家族を持ったら

親や兄弟までお金も時間もさけないものね・・・



  これ リアル・・・