とりぶーの在宅介護日記

乳がん12年目の再発。治療から緩和へ移行中の母の在宅介護中のできごとから、父の前立腺肥大、悪性リンパ腫。

大きな山

2006年10月20日 | 母の在宅介護
はぁー
最近の母は不安定すぎて大変。
というのも、信頼していた人(父や往診の先生)をすべて敵と言う。

昨日の夜からMSコンチンを拒否し、今朝からは何も飲んでいない。
で、朝から父がなにかをしょうとすると、殺そうとしていると。
で、私の名前を連呼しているとのことで、朝から実家。
みんな敵で私を殺そうとしているから、どこかの病院へ連れて行って!と訴える。
そこで私が先生に相談してみようと言うと、私までもが敵になる。

薬を飲んでいないので、混乱状態と痛みと呼吸苦で大パニックを起こし、
薬を飲まない代わりに、先生が注射をしようとすると拒否。
大忙しの先生を困らせた。
で結局もう一件回ってから来てくれて、注射を許可し今は落ち着いている。
その隙に、説得して薬を飲ませようとするが、拒否。
理由はわからないが、拒否。
痛みや苦しみから逃れたいとよく口にしていたが、それでも耐えるから
飲みたくないと言い続け、しまいにはうるさい!と言われたので
気分転換にブログをカキコしてみた。

トホホ。
ここで病院に入院させておいた方がよかったのかという迷いが起きている。
父は最近一生懸命介護していて、驚いているが
その父をすごい目で見て「私を殺そうとしている」という母、そんなのを
見ていると父にとって在宅での介護はつらそうだ。

生半可な気持ちで始めた在宅介護ではないけれど、
ここに来て目の前の山が大きすぎて驚いている。