とりぶーの在宅介護日記

乳がん12年目の再発。治療から緩和へ移行中の母の在宅介護中のできごとから、父の前立腺肥大、悪性リンパ腫。

眠気とちんぷんかんぷん

2006年10月06日 | 往診
今日は往診の日。
どうしていいかわからなかった、この症状を先生に聞いてみた。

母の前では聞けないので、帰られてからおとんのサンダルで追いかけたw

時間がわからなくなったり、意思疎通ができなくなってるのですが
それは違うでしょ!って正すのがいいいのか、そのままがいいのか
質問してみた。

すると、答えは聞き流してあげる。

理由は
薬が効きすぎてしまってそういう症状が出ることがあるらしく、
もちろん末期の症状でもあるが、うちの母の場合精神状態が落ち着いているので
その症状よりも、薬の効きすぎの方が大きいだろうと・・・
で、言ってることがわからないことでも、人(家族)が違うでしょ!って
正した時の気持ち(ばかにしてる?風な)などを汲み取るので、
そのまま流してあげるのがいいと言われた。

参考のため
MSコンチン、リボトリール、ボルタレン、デカドロン、トリプタノールを
飲んでいる。で、眠気を誘うのが、MSコンチンとリボトリール、トリプタノール。
その中で、リボトリールを今回寝るときのみ1錠多く飲んでいたのだが
減らすことになった。


頼む、元に戻っておくれ!おかん!

意思疎通ができなくなると、結構介護者にとって辛い。
ひとつひとつつっこみをいれるが、またぼけて、
またつっこみ、またぼけて・・・と永遠に漫才が続き終わらないw

そそ、どういう意味で言ったのかわからないが、認知症の人の気持ちが
わかるわ・・・・と。
その言葉に一瞬どきっとしたが、理由はこれまたちんぷんかんぷんだったので
わかってるのか、わかってないのか・・と流したが、
先生が言うようにわかってるんだねーきっと。
反省しますわ。


往診日

2006年10月02日 | 往診
今日は火曜日の呼吸苦出て以来の頼りになる先生の往診。

聴診器をあて、体内酸素の濃度97を測り、背中の音を聞いていた。
結果、胸にある水が減っているようだった。
先生もこんなことあるんだねーと嬉しそうだった。
先週の金曜から不安な気持ちを取り去る「トリプタノール」ってのを
寝る前に飲み始めてから、呼吸苦も出ず食欲もりもりになった。
結果、新陳代謝がよくなったらしくいい状態になり始めているようだ。
でも少し尿が濃い目かな。

どんどん食べて太ってくださいねぇー女性に失礼かな・・とひと言。
んーちょっとしたことにすごく気にかけてくれるので、すごく助かっている。
お尻にできたジョクソウを見るときも、カーテン閉めてくれるしね。
往診日や薬が増えると不安がるのも知っているので、
そのへんもうまくやってくれる。
ひとつひとつめんどくさがらず説明してくれるので、ありがたい。
それでいて、まったくえばっていない。世の中すごい人がいるものだ。

また先日のセデーションの件も、今日話が出て母と看護師の勘違いで
勝手に話が進行したことを伝えた。
すると、そんなことを考える時期ではないし、今はたくさん方法があるから
大丈夫だよ。最後までいっしょに行きましょうね!と言ってくれた。

本当に最後の最後にいい先生にめぐりあえていがった、いがった。
あんな先生の下で働けたらいいなーって。
でも家庭を振り返らず、がんばっちゃいそうだなー。




なんだかなぁ・・・

2006年09月15日 | 往診
往診の先生が一生懸命来てくださって元気になったと思ったら、
また痰が出にくくなって苦しいようだ。

担当の先生が夏休みのため、補助の先生が来てくれて
喘息用の持ち運べる吸入器を処方してくれた。
が、それを使用したら声が出なくなってしまった。

んー


どうしたら少しは楽になるかなぁ・・・
先生早く戻ってきて!!!!HELP!w


往診日2

2006年09月08日 | 往診
おととい初めて往診に来てもらって、薬を変更して
今日はその効き目をかねて様子をみに来てくれた。

とてもしんどかった呼吸苦が取り除かれて、
動悸もしなくなってニコニコの母を見て先生は
「本当に元気そうでよかったねー」って喜んで下さった。
昨日の夜まではよろよろでね、って立ってふらふらして見せると
同伴していた看護師さんは本当に倒れるんじゃないかと思ったらしく
手を添えようとしてみせるくらいだった。

「ジョクソウ」も少しずうラップのおけげでよくなって来ているし、
おやつにせんべいや桃、チーズまで食べれるようになった。

薬の副作用で気が付くとしょっちゅう寝ている母に、私は今日からスパルタで
飲んだコップをいっしょに付き添いながら台所へ片付けたり、
食べたいチーズをいっしょに冷蔵庫まで取りに行くことにした。
ひとりで歩けるのだが、普通の人の倍以上に腫れた手が重いのと、
足がたまにがくがくなるのをカバーするためにいっしょにやってみた。
今まではなんでもかんでも「水」「お茶」すべて家族が対応していたが
自分のことが少しでも自分でできるようになれば、外に行く勇気も
沸いてくるんじゃないかなーって・・・良くならない病気なのにきついかな!??

血液検査の結果
栄養も貧血も正常らしい。
肝臓が少し高くなってきた100代。

初の往診

2006年09月06日 | 往診
今日始めて往診に来てくださり、午前に10件午後に10件回っている先生とは
思えないほど丁寧にしてくれました。

痛みのコントロールがうまくできていなかったので
話をすると本人の悩み、家族の悩み詳細を聞き取ってくださり
もうなにも疑問に残ることひとつありませんでした。

痛み止めは急に替えると痛みがでることがあるから、
少しずつ様子を見ていこうね!と。
人によって効き目も違うだろうからそこらへんを見させてもらいながら
調整していこうね!と。

痛みや苦しみを取り除こうとしてくれる姿勢がすごく見れました。


いやぁー本当にこの診療所を見つけてよかった。
母の話も私の話もしっかり最後まで口をはさまず聞いてから
話し始めてくれる先生は今までで初めてかもしれない。

治療をしながら2週に一回こういう先生が来てくれれば
心の支えになっていいのに。


往診の先生の選び方

2006年08月30日 | 往診
今来ている先生と相性が悪く新しいところを来週診察に行く予定。

でもってふたつにメリット・デメリットがあって
(診察内容、雰囲気)
現在
おれさま診察で、言うこと聞きたまえ。
忙しくて相談する時間なし。
看護師さんはいてもすぐ医師に変わりますって感じ。
検討中
細かくフォロー、緩和専門の診療所のためいろいろな面でフォローしてくれそう。
たくさん人がいるので、先生がだめでも病院にいるソーシャルワーカーの人と
話ができそう。緩和で有名でいろいろな雑誌などで紹介されてる。

(緊急時の対応)
現在
血相を変えてすぐ来てくれる。
検討中
200件ばかり患者さんがいるので、24時間電話対応。
電話で指示をくれることがメイン。
医師よりも提携している看護師さんが対応することが多い。
本当に緊急時のみ訪問。最大3時間待つことも・・・

母が一番緊急時に来てくれるか来てくれないかを重視している。
多少荒っぽくても緊急時すぐ来てくれる先生がいいのか、
丁寧な診察で体的精神的に満たされているが、すぐ来るのは
難しい先生か。

さてどっちがいいのだろうか。
悩むところだ。