松田敏子フラワーデザイン・徒然ローズガーデン

予定より長生きしている今を憂いながら、怒りながら、笑いながら楽しむ。

映画 「アマリア」

2013-09-22 01:00:45 | 芸術鑑賞・文学・音楽・映画など
ファドの女王として知られる アマリア・ロドリゲス(1920~1999)

極貧の少女時代から国際的スターに登り詰めた ポルトガルの国民的歌手の一生を綴った映画。




 ファド

       意味としては「運命」「宿命」

       ポルトガルの民族歌謡、1820~現在


    イタリアには カンツォーネ
    フランス  ~ シャンソン
    アルゼンチン~ タンゴ
    ブラジル  ~ サンバ  


Saudade(サウダージ)(郷愁、憧憬、思慕、切なさ)を表現し、

聴く者の情緒を刺激して離さない。

歌詞の持つ情感を音へと導くロドリゲスの歌唱は

亡くなった今も生き続けている。          

ポルトガルは3日間喪に服し、柩は2001年にリスボンのサンタ・エングラシア教会に移され、

バスコ・ダ・ガマらと共に国民的英雄10人の一人として眠っている。

                   
                                       (ウィキ・ペディアより) 



映画の展開は回想を交え場面が後先し、分かりにくいが
強烈な印象が残る。

明るいファドもあるらしいが、映画はまさにサウダージが全面に。

日本語に翻訳された歌詞は、ニュアンス的な違いがあるとしても

日本の演歌とは違い、哲学を感じるのは勘違い?

字幕を見ないで聴いていても切なさは同じ。

歌っている時は幸せなのはわかる気がするが

それ以外はとても辛く重く苦しい人生だったのではないのだろうかと

いうのが勝手な解釈というか感想。

辛い時、悲しい時、ファドを聴くと思い切り泣けるだろう・・・。



コメント
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