昨日から風が急に暖かくなりました。
庭の椿が次々と開きそうです。
陽射しもよく、洗濯日和。
あれもこれも洗濯機に、洗濯物が順番待ち。
大雪注意報のお知らせが携帯に届いています。
が、当地は青空。散歩に出かけました。
近所の風景です。畑のネギがまた育っています。もちろん、よそさまの畑です。
満開の梅の木が見えたので、期待して植物公園に向かいました。公園そばの青渭神社ではお焚き上げが行われ、正月のお飾りを持ち寄る人で行列ができていました。梅園では道知辺も赤いつぼみをつけていましたが花をめでるには来月かなと、またまた、隣の椿園に。
小さくてかわいい一子侘助。
まあるい大きなつぼみをつける玉霞。
しだれているのは、のこぎり葉椿。
太郎庵。
枝いっぱいに花をつけたサザンカ、艶姿（えにし）。
モグラの仕業？、こんもりとした土の山を見ながら背中は暖かい。風もないけれど、只々、顔と手は冷たくて。
そして、百日紅は巨大な裸木となって冬の陽を浴びていました。
＠神代植物公園
曇り空を見上げつつ、マフラーと手袋と携帯を持って出かけました。連れはデジカメでカシャカシャしながら歩いています。途中の青渭神社の境内を通り、目指すは椿園です。
都立神代植物公園は曇天のせいか人の姿はまばら。小ぶりな卜伴錦が咲いています。
花期の長い数寄屋はたくさんの花をつけ落花もたくさん。
他にも咲いていますが、特に白い花は寒さのせいか傷んでいました。これから咲く椿の方が多く、桜の頃も楽しめます。最近、手入れをされたようで、枝ぶりを整えた椿や確か藪椿と思える切り株がそこそこに見られました。以前よりは風通しが良くなった椿園です。
隣の梅園は数本、梅の香、まだまだです。
蝋梅は甘い香りが道路まで広がっています。一眼レフを手にした十数人のグループがそれぞれ気に入った蝋梅の株のまわりを取り巻いて撮影会をしていました。ぽつぽつ雨粒が顔に当たり、私たちも最後に甘い香りを鼻に溜めて帰宅です。
田舎に帰ってみると今年も雪が少し見えるだけ。毎日いいお天気です。ドライブに出かけましたがあちらもこちらもお正月はお休みでした。キャンプ地に向かう山道をさらに奥に登って行くと林道が道別れしているけれど人家はなく、人も車もいません。
この道を行きし人あり、Ｕターンの跡がありました。
沢に沿って道は続いていますが、私たちも流れを眺めながら下って戻りました。
淵はエメラルド色、魚の群れが見えます。
キャンプ地あたりは穏やかなせせらぎになっています。
道路は急坂、砂防ダムが流れの勢いを止め数メートル下から、また、川となって下っています。
水は澄んで川底がくっきり。大きな鯉が冷たい水の中、静かに、居ました。かなりの大きさ、ウロコやヒレが触れそうなほどはっきりと見えます。高いコンクリートの上から見下ろしていると、体を支えるところもなく立っている自分が心配になって、そっと道路に引き返しました。その夜は、目を閉じると川底に引き込まれそうに思えて、なかなか眠ることができませんでした。山の中の夜は真っ暗なのに頭の中には白い鯉が浮かんできてしまうのです。
街中ではないけれど町中に帰って来て、大丈夫な気分になりましたが、、、。
