市役所の広場のベンチは空きがなくのんびりした雰囲気でした。いつも2月半ばには濃桜色で満開になる市役所の桜、蕾ばかりの枝に数えるほど桜が見えました。この冬初の雪の翌日、青空が広がりちょっとばかり暖かく感じた金曜日でした。
急に春めいて来ました。
初雪かと昨夜は窓を開けてみましたが、暗い中、雨のようでした。
今朝はしっとり濡れた道を散歩、風もなく寒さはそう感じません。カリカリに乾いていた畑は久しぶりの雨をうけ、朝もやが立ち鳩の群れがかすんでみえました。
寒い寒いと自転車を走らせていると、紅梅。
早咲きのようです。ながく俳句をしている方から、「花の色は白が基本、庭のシュウカイドウも白でしょ。」と言われたことを思い出しました。白梅も咲き始めています。
梅の香は清々しく、冷たい空気で深呼吸しました。
図書館で借りている藤沢周平全集第八巻は、一茶と長塚節です。俳句も短歌も身近ではないけれど読み物としては面白く、ページをめくっています。
