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<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

「ピナ・バウシュ 夢の教室」

2013年03月15日 |  映画
2010年 ドイツ ドキュメント映画

世界的な舞踏家 「ピナ・バウシュ」が作った「コンタクトホーフ」を踊るために
40人のティーンエイジャーが集められた。
彼らは、14歳から18歳のいわば、まだ大人になりきれない思春期の少年少女だ。

彼らの共通点は、ダンスを踊ったことがない、芝居をしたことがない、
何をさせられるのかもわからないまま、レッスンに入ったことだ。

10ヶ月もの間、毎週土曜日、40人はとまどいながらレッスンを続けていく。

まだ恋愛も未経験、人とどう接していいかわからない、
自分のカラに閉じこもっていた、
シャイで自分を開放できない。
そんな10代。

演技とはいえ、恋をし、人の体に密着し、大きな声を出し、全身を揺すり
ひとつひとつ薄皮を剥ぐように何かを脱いでいく様は
これからの彼らの人生にとって
どれほど貴重な経験をしたか、と実感する。

それは自分自身と重ね合わせるから。

私もうつむいて歩いている10代だった。
顔を上げることができず、
マイナス思考を絵に描いたような、
でも、本当は何かができると思っていた。

そんな内に秘めたものを開放してくれたのがダンスだ。

音楽と、リズムと
踊るという人間の本能さえあれば
誰でもダンスが踊れる。

そこには運動神経も演技力もなにもいらない。
本能さえあればいい。

芸術はそこに感情を込めることから生まれる。

体を動かし、汗をかき、音楽に浸ったことは
自分の人生にどれほどの輝きを与えてくれたか、と思う。

その人生を輝かせる「コンタクトホーフ」を
踊る若者たちの美しいこと。
10ヶ月前に見た若者と、10ヶ月後に舞台上で見た若者は
本当に同じ人物だろうか、
自信と誇りに満ちた顔が幸せに上気している。

ああ、いいなぁ。
又、踊りたくなったでしょう。

倒れてもいい、今、踊らなくてどうする!
と思いながらレッスンに励んでいた日々を思い出す。


おまけ
若かりし頃のレッスン風景

コメント (6)
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反省

2013年03月14日 |  ブログ
早く起きなきゃいけない時に限って夢を見たがる傾向にある。

今朝の夢は「反省」
なんか~、もちろん支離滅裂なストーリーなのに
後半、ずーっと反省していた。
ある人についた「嘘」について。

「嘘」をつくつもりなんてまったくなかった。
新しく知り合った「山口さん」という男性に
なんだかとっても悪いことをした。

なんでこんなことになっちゃんたんだろう、と思ったが
結局、許しを得られないまま目が覚めてしまった。
なんとなく物語の続きを書かないといけない、という気持ちになった。

夢の中でその人に言い訳の手紙を書いていたのに
途中で妹に邪魔されたからだ。

私は朝からその人の家にいた。
本当のことを告白しないと、と訪ねていったのだ。
それからその人に実は・・と話すと
当然、怒られた。いいよ、もう付き合わないから
そうだったのね、みたいな感じだ。

自分としては納得いかない。
実はその嘘は私がついたものではなく、
一緒にいた友達が私を紹介するときに言ったものだった。
たいした嘘ではない。
「この人はそこに教会があるでしょう?そこの娘なの」と言われたのだ。
変なの・・・、は夢だから。
とにかくそれを信じ込んだ山口さんは
きっと想像を膨らませ、私を正直な優しい人間だと思い込んでしまった。
私も、最初は先々までこの人と友達になって、という気がまったくなかったので
嘘を否定しなかった。

まあ、それからいろいろ事件はあったんだけど、
すっとばして、
最終的に朝、彼の家を訪ねていったところからずっと反省していた。

なんだか彼は取り付くしまもなく、買い物があるといって私を残して外出してしまった。
あとに残された私は置手紙を残しさっさと帰ろうと思っていた。
ところがお客さんが訪ねてきた。
書けない・・・、
とっさに彼のプリンターの上にあった封書を覗き見る。
フルネームと住所を見るためだ。

そして妹を訪ねてきた女性二人が入ってくる。
一瞬にして自宅とその人の家が混同された感じだが
とにかく邪魔された。
私は手紙を書かないといけない。

言い訳したいのだ。
本当の自分を見せたい、という願望があるのかもしれない。

実はそんなに優しい人間じゃないのよ、
まじめでお固くもない。
そんな風に言い訳してもバカみたい、ではあるけれど。

この夢について、
やっぱり自分は「嘘」が嫌いなんだ、ということがよくわかった。
誰かをだまそうとしてついた「嘘」は
きっと一生後悔するだろう。

嘘をつかない人間はいないけど、
だました後、後悔するくらいなら、最初から嘘をつかないほうがいい。
これは自分につく嘘も同様。


なーんてね、今、「誰かに嘘をついてるかなぁ・・・。」
と必死に考えてるところです。




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テンプレートの意味

2013年03月12日 |  ブログ
飽きっぽい私が長年テンプレートを変えない理由は
私の心を具現化している絵だから。

ブログタイトルも、このテンプレートも
実は自分にとってたくさんの意味を持っているんだな、と見るたびに思うのです。

黄色は希望の色です。
何もない荒涼とした大地とまっすぐに伸びる道。
そして虹。

黄色の洋服を着て
虹に向かう女の子。
トランクひとつで明日に踏み出す女性のイメージです。

震災後も、
このプレートを見るたびに、
自分自身が元気をもらってる気がします。



ジュリーがファンにプレゼントとして配ってくれた
「PRAY FOR EAST JAPAN」と書かれたブレスレットも黄色。
ジュリーは常にこのブレスレットをして
いつもいつも被災者の方たちの心に寄り添いたいと願っているようです。

私たちも同じ。
黄色のブレスレットを見るたびに思い出す、いろいろなこと。
忘れてはいけない日を思い出す。

あの時の原発事故に対する衝撃は
今も心臓が覚えています。

放射能の恐ろしさを日本人が忘れているとは思えないのに。

いろいろと
言いたいことは数あれど、
希望を胸にできることをやり続けるのが人間ですよね。

そんな自分を鼓舞するテンプレートです。



そしてジュリーの新曲とブレスレット。









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1983年

2013年03月10日 | ジュリー
美しいとか、かっこいいとかじゃない
こういう雰囲気のある写真っていいよね。
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こういう顔

2013年03月07日 |  ブログ
今日は生活習慣病予防健診でしたー。
胃透視検査で、発泡剤飲んだあとの顔ってこんなになるよね。
げっぷできないし。これから飲むバリウムが嫌な感じだし。
コメント (2)
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作詞作曲Rei

2013年03月06日 |  ブログ
ゲットだよー♪ チャチャラ~ゲットだよ~♪チャチャラ~

2728レンチャンでゲットだよ~♪ズンズン

なにがぁ?そうよぉ、チケットよぉー♪チャチャ
沢田のぉ、けんちゃんの、チケットよぉー♪チャチャ

たんていたんていたんていジャジャジャー
たんていたんていたんていジャジャジャー

ズズズズズザザザザザ、ズンチャズンチャ

たんていたんていたんていジャジャジャー


ちょっとうれしかったので即興で歌ってみました。伴奏はお好きにおつけください。

ちなみにドラムとギターのみです。
え?コードも音符も書いてないって?
やだーなにそれ~
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「ウォーリー」

2013年03月06日 |  映画
2008年 アメリカアニメーション映画

ロボットがね~、かわいすぎ。
言葉の発し方が、機械音なんだけど
感情が表せていて、本当に素敵。

機械じゃなくても恋しそう。

地球全体が汚染されてしまい、人間が宇宙へ逃れて700年が経った。
その間、ソーラー電池で動き、自分で自分を修理しながら
一体のロボットが生き残っていた。
ごみ処理ロボット「WALL・E」ウォーリーだ。

ある日突然、宇宙船がやってきて
白くて丸い曲線が素敵な探索ロボットEVEが降りてくる。

美しい姿とは裏腹にちょっとしたことですぐに光線銃を発射し
破壊してしまう。

ウォーリーに不思議な感情が生まれた。
EVEが気になる。
怖いけど近づきたい。

ずっとビデオで見続けていた、男女が音楽に合わせて踊るシーン。
あれをEVEとしてみたい。

そんな中、EVEはウォーリーが差し出した植物を見て
任務を遂行する。
生きているものがあったら持ち帰らなければいけない、という任務だ。

再び宇宙船がやってきてEVEは乗せられて行ってしまいそうになる、
あわてたウォーリーは必死に宇宙船にしがみつく。

さて、これからどうなるかは見てのお楽しみ。

いろんなロボットが出てきて、
ものすごく楽しい。
子供に見せたい映画。

姪っ子の子供が小学校入学なのでDVDをプレゼントしようかな~。
絶対気に入ってくれる気がする。
何度見返しても楽しそう。^^

さすがはディズニーとピクサー共同制作のアニメ。
超一流です。
尚、この映画はアカデミー賞も受賞、2014年に3Dで再演決定とか!
ますます楽しみですね~。


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なんとも言えない・・。

2013年03月03日 |  ブログ
昨日の晩、ひなまつり女子会にご招待いただき行ってきました。
けっこう高級なイメージのある老舗のホテルですが、
10階の展望レストランは眺めもよく、味もそこそこです。
なので、いそいそと出かけていきました。

用事があり8時半からの食事になりました。
まず、行ってみてびっくり・・。
閑散としています。
私たち3人のほかには、女性2人組のお客だけ。

しゃべるのもはばかられるような「しん・・・・」とした空気が張り詰めています。

原因はわかっているのです。
このホテルは経営が立ちいかなくなり、経営者が変わりました。
狭い田舎のことだから、きっと隈なく噂は広がっているでしょう。

それにしても土曜日のこの時間帯にお客さんがいないなんて・・・。

そのうち2人組の女性も帰って行き、3人のみに。
大きな声が出せません。
厨房の食器の音が響きます。

暗い雰囲気の中、ウエイターさんが気を遣いちょくちょくテーブルに来ます。
気まずいです。

3000円のコースだったのですが、
飲み物が3杯ついていて好きなドリンクが選べます。
あとは、オードブル、サラダ、メイン、ご飯OR麺、そしてデザートをメニューからチョイスするシステムです。

ところが・・、すべてにショボイ。
コックが変わったのでしょうか。
華やかさがない料理なのです。
ビールもノンアルコールを二人で頼んだら、1本しか持ってきてくれません。
二人で顔を見合わせて、うーん、2本じゃないんだ・・と言いました。

結局3杯頼んで、デザートのときに珈琲が欲しいなと思い、
珈琲は3杯の中に入ってるんですか?と聞いたら「はい」という返事。
それぞれ珈琲はあきらめ、手持ちのジュースで、と思っていたら
珈琲をサービスしてくれました。
なんか涙、出そうになりました。

きっとたくさん材料は用意されていて、出番を待っていたことでしょう。
誰もいないフロアにずっといる従業員さんたちのことを思うと
どうにかならないものか?と思います。

だけど、料理がこれだけひどくて量も少なくしょぼいとなると
どうしても人に勧めることもできない。

どうしようもなく暗い気持ちになったので
私ともうひとりの3月誕生日会も兼ねていたし
近々仕切り直しをしましょう、ということになりました。

長く続いたこのホテル、
客室のリニューアルもできず、客足が新しいホテルに取られ衰退。
どうにかこの街のシンボルのホテルとして生き残ってほしいです。

客の立場から一言、
何がなくても料理の質、です。
ホテルのイメージはこれが一番。
昨日のような味だったら、きっと二度と行かないでしょう~・・・。
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一回きり?

2013年03月02日 | ジュリー演劇
どうしても一回では・・。
ちょっとあきらめきれないかも・・。
なんて気持ちがむくむくむくむく湧き上がってきて
「探偵」もうワン公演申込みました。

会社が休めるのか?という問題は後回しにして
とりあえず、限りなくそういう方向に近づけるということで
努力したいと思います。

ふふん( ̄ー ̄)

よく考えたらゴールデンウイークの初日、27日土曜日。
そんな特別の日に移動だなんて私も無謀やね~。
新幹線座れないかもよ。
いや、車で行くかな。進まないかも。

などといつもよりよけいな心配がたくさんです。
泊まろうかとも思い、ネットで見てみたら
驚いたわ
通常の4倍の値段。
ホテル業界、許されるのよねーこういうことが・・。

仕方ないから行って帰って、次の日もまた行って帰ってきます。

「トリスバー」みたいなBARになるとか。
いや、楽しみ~。
それ聞いただけで、マキノさんと同世代の私は興味引かれます。
たぶん、懐かしいポイントとか、感性が近いかもとセットを見ていても思うから。

あ、28日のお席はけっこうなお席、ありがとぉ。
27日はまだわかるのは明日だけど、まだまだS席があります。
やーん、満席になってほしいよー。


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「ヒア アフター」

2013年03月02日 |  映画
2010年 クリントイーストウッド監督
マット・ディモン主演

とくれば面白くないはずはない・・と思ってた作品。

面白くないという感想ではないんだけど、思い切り肩透かしをくらった内容でした。

この映画は3.11直前に公開予定だったのが、津波の描写があるため上映中止に。
そのニュースだけ聞いていて実際どういう映画か知らなかったんだけど
(パニック映画かと・・・)
家族が突然死して苦しむ人たちの物語、かな・・。
津波に飲み込まれ臨死体験をしたジャーナリスト、双子の兄が死んだ少年、死んだ人の声が聞こえる男
の3つの話が別々に進んで行き、その語交わるという設定。

まず、基本的にアメリカと日本では死後の世界というものの捉え方が違うな、という点。
臨死体験を書いた本があんなに売りにくい、ということは日本ではなくて
むしろ、そんな本ばっかり。
アメリカではタブー視されてることがあるのかも。
又、霊能者についても同じ。

マット演じる霊能者は「孤独」を背負って生きている。自分の意味を見失っている。
そしてメディアに露出する霊能者はエセばかり。
ここは日本に似ているけれど、やっぱり世間の目はアメリカの方が
何か、マジックでも見る目で見てしまう、というのがあると思う。

なんだか釈然としないまま、映画は終わってしまった。

津波描写の話題性とまったく関係ない内容に驚いたこともあるかな。
あの描写はやっぱり必要だったのかしらー。
ものすごい視覚効果で撮影されていて、リアル。
上映中止は当然だったかもしれません。
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