<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

読書感想文

2013年06月14日 |  ブログ
夏休みの宿題と言えば、これ。
たいして面白くもない、小説を読まされ、
感じたことを書け、という
これまた、なんの面白みもない学習方法の宿題。

これが私は大得意だった。
本を読むのはどんなものでもハイスピードで読めたし、
要約しまくるのは得意だったし、
あとは、大人(先生)が何を書いてほしいのかを察するのも得意だった。

しかし、覚えてないもんだなー。
そんな風に書いた読書感想文が先生の胸を打つはずもないし、
自分の文才に感心することもないので、
すぐにゴミになって消えてなくなってしまうものだった。

国語の勉強は私にとっては本当に面白くなかった。
国語の試験問題も実に曖昧にできていて、
答えはひとつじゃないよね?と
明らかに思うのに、×をもらうと、抗議したくなった。

じゃあ、私の考えてることが違うという根拠がどこに?

数学や化学記号の問題なら、×がついてても
それが何故違うのかということさえも、わからなかったけれど
国語は違う。

それは例え、答えがひとつ用意されていたとしても、
採点する先生が、
そうか、こんな考えもあるね、そうか、こう読むのか、と
感じてくれたら○でも半分の点数でもくれたらよかったのに、と思う。
それをするだけで
点数だけでない、勉学の価値がある。

そして先生を尊敬できたと思う。

今の教育もたいして変わってないのでは、と、
昔よりも更に点数だけにこだわるのでは?と
なんとなくそんな気がしている。

漢字の書き順は大事かもしれない、
だけど、間違えたって、誰の迷惑にもならない。
縦線の棒がちょっとくらい突き抜けたって、
みんなその字が読めないってことはない。

もっと国語の勉強に必要なことを教えてほしいな。
国語は大切です。
美しい言葉もいっぱいあります。
使われなくなったことわざにも素晴らしいものがあります。

手始めに
「読書感想文」なくした方がいいと思うな。
読書しましょう、だけで良くないですか?

その本の中から美しいと思った言葉を書きとってみましょう、とか、
知らない言葉づかいを書いてみましょう、とか
そんな方が良くないかな。

教育者ではないので、その辺はよくわからないけれど
自分の子供時代を思い出しながら
国語の大切さを改めて感じてるこのごろです。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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ちょっと似てる…かな。 (nagi)
2013-06-15 18:21:03
読書は大好きだけど、読みたくない本を無理矢理読まされるのは本当に苦痛でした。
あと国語の問題で、「作者の考えに近いのはどれでしょう」というのがあったけれど、これがもう大嫌いで。
そんなの作者でなければ判らないでしょ。
どうして先生がつけるのって。
ひねくれていると言われればそれまでだけど。
その点理数系は×がハッキリしているので大好きでした。
おー (Rei)
2013-06-17 08:42:46
似たような子供だったんですね^^。

やっぱり本の読み過ぎで、自分が人より利口に思えてたんだと思います。
今となってはむしろ・・・^0^;
頑固な年寄りにならないよう気をつけよー。

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