とんとんのヒトリゴト

のんびり成長中のムスメの成長記録と趣味や日々の徒然話など。

ひも結びへの戦い

2011-09-30 | 療育
ひも結び・・・って日常当たり前のようにやっていますが、実はいざ教えようとすると結構難しいんですよね。

ぶーちゃんはお箸もまだちゃんとは使えないし、絵を描くのも殴り書き。
ペットボトルもようやく開けられるようになったけれど、しめるのはまだまだ・・・と、手の操作性に関しては色々課題を抱えています。
その課題の一つが「ひも結び」なんですよね。

体が大きくなり、そろそろ「スモック」ではなく「エプロン」を使うようになると、必要なのはひも結びのスキル。

足が大きくなり、靴を買い換えようとするとだんだん「履きやすいマジックテープ」ではなく「ひもでぎゅっと結ぶ靴」が増えてくる。

とまぁ、避けて通れない課題の一つなんですね。

最近ちょっと療育熱が上がっているワタクシ。
手先の操作性を上げるのを兼ねて少しずつひも結びを教えていこうと思いました。

それを友達のママに話したところ、彼女の子供がリボン結びの練習に使ったグッズを頂きました。
ものは、単なるはちまきタイプの一本布。
ただ、左側が青、右側が赤・・・のように色分けされていて、子供がひもの動きを視覚的に理解しやすいような作りになっているんですね。

おぉ、素晴らしい!!
さっそく家でぶーちゃんにやらせてみようとしました。

結果は撃沈

まず、右手と左手にひもを持つのはクリアーしたんです。
でもこの次。
ひもを交差させる→右手につかんでいたひもを左手に送り、左手で赤青のひもを持つ
 →フリーになった右手で一方のひもを交差下からとって引く

という流れになるのに、右手につかんでいたひもを左手に移動することがなぜか出来ない
笑えるほどぎゅーっと力が入って、適度に力を抜くということが出来ないんですねぇ。
大体「交差よ」というと、グーの拳同士をがつんがつんぶつけてますからね
うーん、友達がくれたひもでいきなりやるのはちょっと難しいかな?

何が一番難しいかというと、ぶーちゃんはある程度「変化や結果」が出るものにしか興味がない。要するに今回もらったのは単なるひもで、それをテッシュボックスに絡めてやらせてみようとしたんだけれど、それじゃ全く「興味」を引かないんですよね。

興味を引かないからこそ、やる気も出ない・・・って感じかな

ということで、作戦変更。
今度は以前買った療育本を参考にして風呂敷を利用した練習方法に切り替えたいと思っています。
正直、単純にいすに座って練習させて・・・というのは、ぶーちゃんもそして私も「特別感」がありすぎて、ついつい面倒くさくなっちゃうところがあって~(←だめじゃん)
なので、風呂敷にパジャマをしまう・・・みたいな形で日常の作業の中にそういうスキルの練習も取り入れられたらなぁ・・・と思っている次第なんです。
あ、まだ実際やっていないのでうまくいくかどうかは謎ですがね~

高学年になり、やっぱり少しでもいいから「自分で出来る事」を増やしてあげたいと強く感じるようになった。
もちろん出来るようになるかはわかりませんが、やっていかないと永遠に出来ないのは確かですからね。
無理ない範囲で色々取り入れていきたいなぁと思っているとんとんなのであります

ちなみに参考にした療育本はこちらですよ~

できる!をめざして―発達障害をもつ子への身辺自立の指導と援助 (学ぶ・理解する・教える―まりおシリーズ)

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