小学校に入って何が今一番困っているかと言うと、とにかく子供を学校以外に預かってもらえる場所がないという事だ。
以前でいえば、平日は保育園で夕方5時まで、そして休日やそれ以外でお願いする時には少々お高いけれど保育室や託児施設などのスポット利用でなんとか時間を作り出すことが出来た。
ところが、今はそれがない。
たとえば、ちょっと用事やなにかで夕方5時まで時間を作りたいとする。
その場合、今までなら問題なかったけれど今はそうはいかないんですよね。
だってぶーちゃんは学校から14時20分には帰ってきてしまいますから・・・。
それではどうするか?
保育園や託児施設は基本的に未就学児を対象としている事もあり、小学生になった今利用する事は出来ない。
ぶーちゃんの通う支援学校や周囲の学校には障害児をそのまま預かってくれる学童はない。
近くにジジババは存在しない。
お友達のお母さんに頼むのも少々気が引けるし、申し訳ない。
そうすると頼れるものはただ一つ。障害児ヘルパーをお願いするという手段です。
制度的に言うと、「居宅介護」というものになるみたいです。
とりあえず小学生になった4月、この制度の利用を考えて区役所に相談に行きました。
小学生のぶーちゃんが利用できる障害福祉サービスは介護ヘルパーさんの見守りや介助を受ける事の出来る「居宅介護」と、地域にある施設を利用して短期間、夜間なども含めて介護を受けることができる「短期入所(ショートステイ)」の二つ。
居宅介護に関しては児童一人当たり一か月18時間までの補助が可能という事なので、フルで働いてその間面倒を見てもらうというのは時間的に少な過ぎて難しいけれど、時折頼む程度ならばまぁ十分な時間かと思います。
申込みののち、受給者証が到着。そののち、お役所から渡された介護サービス施設一覧表からどの会社に依頼するかを決めて契約をする必要がありました。
これが結構大変でした・・・(汗)
この介護サービス施設一覧表ですが、数は確かに多いし、ほとんどの会社が老人介護のほかに「身障」も「知的障害児」のヘルプもやっていると表示されているんです。
でも、実際はそう表記されていても実際に担当できるヘルパーがいないとか、色々問題が出る場合も多いらしいんですよね。
うーむ、面倒くさい。
そうは思えど、体当たりで探していくしかないです!
そして今回私は一つ自分の中で決めていたことがありました。それは「家の近くのサービスセンターを選ぶ」ということでした。
実は以前、ぶーちゃんの学童について考えていた時に見つけた障害児専門の介護サービスセンターを見つけた事がありました。
それはうちから電車で2駅ほど隣にあるのですが、何といっても「障害児専門」という言葉にひかれちゃいましてねぇ。
実際電話して「近場(歩いていける距離ではないという意味で)ではないけれど、来てもらう事が出来ますか?」と尋ねたところ大丈夫との返事も貰い、半分はそこでお願いしようと思っていたんです。
でも、小学校に入って少々考えた。
以前のOTや小児科も「専門性」に惹かれて遠い病院を選んだ時のこと。
勉強にもなったし、確かに良かったけれど、「距離による弊害」というのは確かにあった。やっぱりいくら良くてもあれだけ距離が離れていると継続していくことが難しいのだ。そして地域の情報にもやはり温度差が出てくる。私が知りたい就学先や地域の情報について、ほとんど先生方は知らなかったのがその証拠ともいえるでしょう。
そして今回のヘルパーについて考える。
うまくいけば今後長くお付き合いする事になる施設が、遠いところで大丈夫なのだろうか・・・と思ったんですよね。
やはり何事も近いのが一番。ヘルパーさんだって遠ければ毎回交通費を払ってきてもらう事になってしまうし、いざ何かあった時に自分自身も遠いと色々億劫に感じるんじゃないかなぁって思ってね。
なので、今回迷わずまず最初に電話したのは、うちから一番近いと思われるサービスセンターだった。(ちなみに渡された一覧表には電話番号と◎◎町といったようなアバウトな住所だけが書かれていた)
で、その電話の結果、福祉士の方が色々サービスの説明などをするという事で我が家に訪問してくれることになった。
もちろんぶーちゃんにもご同席してもらいましたよ♪
来てくれたのは少しご年配の明るい女性の方。
「誰か来た!」とばかりに、まとわりつくぶーちゃんにも嫌な顔をせず色々サービスの利用方法や、福祉制度について教えてくれた。
まぁ、その辺も為になったのだが一番気になっていた「どんな方がこのサービスを利用しているのか」ってことを聞いてみた。
するとびっくり。なんと偶然にも私が適当に(失礼!)選んで電話したこの会社は、利用者の8割が障害児ヘルプの仕事だっていうんですよ。
その返答にもうびっくり!
専門性を謳っているわけではなかったけれど、偶然にもそれなりに慣れているサービスセンターを引き当てられたみたいなんです。
もうこうなればお願いするしかないでしょう♪って事で、さっそく契約。
9月から本格的に利用したいので、8月後半に慣らしも兼ねて一度お願いしたいという話をして、無事スタートを切ることができました。
ちなみにぶーちゃんの小学校に通っているお子さんも何人か見ているとのこと。
その時にはもちろん名前などはっきりした事は聞かなかったんだけれど、その後またまた凄い偶然があったんですよねぇ・・・。
というのも、まだサービスを利用する前の8月上旬。
学校で行われていたプール教室に、なんとその福祉士の方が水着を着てきていたんですよね。
声をかけられてもうびっくり(爆)
だって、いきなりお互い水着ですから~~。
あはははは~と軽い笑いとともに、こんな水泳教室までヘルプに入るんですか?と聞いたら、「お母さん方がやってほしい事をやるのが仕事ですからね」と答えられた。
凄いですねぇ・・・(汗)
で、凄い偶然というのがここにあったんです。
というのも、たまたまPTAで一緒に活動している方の息子さんのヘルプについていたんですよ。
え~!!!って思っていたら、横にそのお母さん登場。
「とんとんさんのおうちも◎◎サービスにお願いする事にしたんだってね。うちも3年以上お願いしてとても助かっているし、いいところだよ」と私の事を励ましてくれたんです。
あぁ、偶然に偶然が重なったけれど、なかなかいい方に転がったみたいです
なんかサービスを受ける前から安心しちゃっていいのか自分?って状況ですね(爆)
とはいうものの、実際スタートしてみた感じは本当問題なくお願い出来ている状態です。今は月に2回、放課後の三時間ほどをお願いしているのですが、お迎えしてもらった後はひたすら公園やお散歩に邁進しているようです。
「疲れてぐずったりもしないし、よく歩きますねぇ~」とヘルパーさんも汗をふきふき笑ってくれていたし、ぶーちゃんも機嫌よく帰って来たし、いい感じかな。
もちろんこの先どうなるかはまた別の話ですが、いい滑り出しが出来たみたいで良かったなぁと思っている所です。
以前でいえば、平日は保育園で夕方5時まで、そして休日やそれ以外でお願いする時には少々お高いけれど保育室や託児施設などのスポット利用でなんとか時間を作り出すことが出来た。
ところが、今はそれがない。
たとえば、ちょっと用事やなにかで夕方5時まで時間を作りたいとする。
その場合、今までなら問題なかったけれど今はそうはいかないんですよね。
だってぶーちゃんは学校から14時20分には帰ってきてしまいますから・・・。
それではどうするか?
保育園や託児施設は基本的に未就学児を対象としている事もあり、小学生になった今利用する事は出来ない。
ぶーちゃんの通う支援学校や周囲の学校には障害児をそのまま預かってくれる学童はない。
近くにジジババは存在しない。
お友達のお母さんに頼むのも少々気が引けるし、申し訳ない。
そうすると頼れるものはただ一つ。障害児ヘルパーをお願いするという手段です。
制度的に言うと、「居宅介護」というものになるみたいです。
とりあえず小学生になった4月、この制度の利用を考えて区役所に相談に行きました。
小学生のぶーちゃんが利用できる障害福祉サービスは介護ヘルパーさんの見守りや介助を受ける事の出来る「居宅介護」と、地域にある施設を利用して短期間、夜間なども含めて介護を受けることができる「短期入所(ショートステイ)」の二つ。
居宅介護に関しては児童一人当たり一か月18時間までの補助が可能という事なので、フルで働いてその間面倒を見てもらうというのは時間的に少な過ぎて難しいけれど、時折頼む程度ならばまぁ十分な時間かと思います。
申込みののち、受給者証が到着。そののち、お役所から渡された介護サービス施設一覧表からどの会社に依頼するかを決めて契約をする必要がありました。
これが結構大変でした・・・(汗)
この介護サービス施設一覧表ですが、数は確かに多いし、ほとんどの会社が老人介護のほかに「身障」も「知的障害児」のヘルプもやっていると表示されているんです。
でも、実際はそう表記されていても実際に担当できるヘルパーがいないとか、色々問題が出る場合も多いらしいんですよね。
うーむ、面倒くさい。
そうは思えど、体当たりで探していくしかないです!
そして今回私は一つ自分の中で決めていたことがありました。それは「家の近くのサービスセンターを選ぶ」ということでした。
実は以前、ぶーちゃんの学童について考えていた時に見つけた障害児専門の介護サービスセンターを見つけた事がありました。
それはうちから電車で2駅ほど隣にあるのですが、何といっても「障害児専門」という言葉にひかれちゃいましてねぇ。
実際電話して「近場(歩いていける距離ではないという意味で)ではないけれど、来てもらう事が出来ますか?」と尋ねたところ大丈夫との返事も貰い、半分はそこでお願いしようと思っていたんです。
でも、小学校に入って少々考えた。
以前のOTや小児科も「専門性」に惹かれて遠い病院を選んだ時のこと。
勉強にもなったし、確かに良かったけれど、「距離による弊害」というのは確かにあった。やっぱりいくら良くてもあれだけ距離が離れていると継続していくことが難しいのだ。そして地域の情報にもやはり温度差が出てくる。私が知りたい就学先や地域の情報について、ほとんど先生方は知らなかったのがその証拠ともいえるでしょう。
そして今回のヘルパーについて考える。
うまくいけば今後長くお付き合いする事になる施設が、遠いところで大丈夫なのだろうか・・・と思ったんですよね。
やはり何事も近いのが一番。ヘルパーさんだって遠ければ毎回交通費を払ってきてもらう事になってしまうし、いざ何かあった時に自分自身も遠いと色々億劫に感じるんじゃないかなぁって思ってね。
なので、今回迷わずまず最初に電話したのは、うちから一番近いと思われるサービスセンターだった。(ちなみに渡された一覧表には電話番号と◎◎町といったようなアバウトな住所だけが書かれていた)
で、その電話の結果、福祉士の方が色々サービスの説明などをするという事で我が家に訪問してくれることになった。
もちろんぶーちゃんにもご同席してもらいましたよ♪
来てくれたのは少しご年配の明るい女性の方。
「誰か来た!」とばかりに、まとわりつくぶーちゃんにも嫌な顔をせず色々サービスの利用方法や、福祉制度について教えてくれた。
まぁ、その辺も為になったのだが一番気になっていた「どんな方がこのサービスを利用しているのか」ってことを聞いてみた。
するとびっくり。なんと偶然にも私が適当に(失礼!)選んで電話したこの会社は、利用者の8割が障害児ヘルプの仕事だっていうんですよ。
その返答にもうびっくり!
専門性を謳っているわけではなかったけれど、偶然にもそれなりに慣れているサービスセンターを引き当てられたみたいなんです。
もうこうなればお願いするしかないでしょう♪って事で、さっそく契約。
9月から本格的に利用したいので、8月後半に慣らしも兼ねて一度お願いしたいという話をして、無事スタートを切ることができました。
ちなみにぶーちゃんの小学校に通っているお子さんも何人か見ているとのこと。
その時にはもちろん名前などはっきりした事は聞かなかったんだけれど、その後またまた凄い偶然があったんですよねぇ・・・。
というのも、まだサービスを利用する前の8月上旬。
学校で行われていたプール教室に、なんとその福祉士の方が水着を着てきていたんですよね。
声をかけられてもうびっくり(爆)
だって、いきなりお互い水着ですから~~。
あはははは~と軽い笑いとともに、こんな水泳教室までヘルプに入るんですか?と聞いたら、「お母さん方がやってほしい事をやるのが仕事ですからね」と答えられた。
凄いですねぇ・・・(汗)
で、凄い偶然というのがここにあったんです。
というのも、たまたまPTAで一緒に活動している方の息子さんのヘルプについていたんですよ。
え~!!!って思っていたら、横にそのお母さん登場。
「とんとんさんのおうちも◎◎サービスにお願いする事にしたんだってね。うちも3年以上お願いしてとても助かっているし、いいところだよ」と私の事を励ましてくれたんです。
あぁ、偶然に偶然が重なったけれど、なかなかいい方に転がったみたいです
なんかサービスを受ける前から安心しちゃっていいのか自分?って状況ですね(爆)
とはいうものの、実際スタートしてみた感じは本当問題なくお願い出来ている状態です。今は月に2回、放課後の三時間ほどをお願いしているのですが、お迎えしてもらった後はひたすら公園やお散歩に邁進しているようです。
「疲れてぐずったりもしないし、よく歩きますねぇ~」とヘルパーさんも汗をふきふき笑ってくれていたし、ぶーちゃんも機嫌よく帰って来たし、いい感じかな。
もちろんこの先どうなるかはまた別の話ですが、いい滑り出しが出来たみたいで良かったなぁと思っている所です。