とんとんのヒトリゴト

のんびり成長中のムスメの成長記録と趣味や日々の徒然話など。

ぶーちゃんのメガネ

2013-07-31 | ぶーちゃんの生育歴
明日は久々の眼科定期検診。
一年に一度のお約束ですが、もうこの検診も気がつけば11年目に突入しました。

1歳になる前から既に斜視に関しても「要観察」だったぶーちゃん。
斜視の診断が下りた後、手術もしたし、メガネもかけて治療はしたけれど、結局良くはなりませんでした。
今でも「何処見ているんですか~?」って顔になります
ちなみに、右目を手術していますが右目は今は外と上に少し外れます。
見た目が気になるなら、もう一度手術するかとも先生から打診を受けましたが、それは数年前に断りました。

手術ね~
もう今から10年近く前になるから既に記憶もうろ覚えなんだけれど、なんか苦い記憶なんですよね
大人なら日帰り手術だけれど、子どもなので全身麻酔を使っての手術になるじゃないですか?
なので、手術のリスクの説明や麻酔によって起こるかもしれないトラブルなどを延々と説明された後に手術承諾書(みたいなもの?)をサインさせられたのがね・・・。
仕方ないと分かってはいても、切なかったんです。

手術後も、麻酔が切れた後の痛みでぶーちゃんは半日近く泣きじゃくった。
鎮静剤はよほどのことがないと出せない・・・と言われていたのを真に受けた私は、とにかく暴れるぶーちゃんを押さえるのに必死
点滴の管が抜けないように両手をしっかり押さえ、「早く痛みが治まれ~」と泣きたい思いで時間が過ぎるのを祈ってた。

そして翌日。
ぶーちゃんは元気になったが、手術した右目の白目部分は恐ろしいほど真っ赤。
一週間ほどで赤みは消えた様な記憶があるけれど、あまりの痛々しさに暫く家に引きこもった。

そんな散々な思いをしたけれど、結果数年で再び黒目は外れた。
もうちょっと持ってくれよ~と思ったのは言うまでもない。

そして7歳の頃、遠視が発覚してメガネをかける事になった。
正直メガネをかけても斜視は良くならなかった。
でも、決定的に変ったこともあった。
それは「物をよく見るようになった」という事だ。

以前のエントリーでも書いたけれど、子どもの遠視は「遠くも近くもよく見えていない」状態らしく、それを無理矢理見ようとする分凄く目や体に負担がかかっていたそうなんです。
ぶーちゃんも保育園の頃は本当に「物を見ない」子で、私は「見てくれればちゃんと出来るのに~!!」とイライラすることが多かったんです。

でも、それは「見ない」のではなく、「よく見えないから疲れるから嫌」ってだけだったのかもしれません。
現にぶーちゃんは眼鏡を嫌がることはなく、今では自分で眼鏡を取り出してかけるぐらい自然になじんでいますからね。
多分その方がぶーちゃんは「楽」なんでしょう!
そしてこのメガネをかけたことがきっかけかどうかは分かりませんが、今のぶーちゃんはかなり「視覚優位」なお子様に成長したのであります。

いやはや、あれだけ「見ない~!!」て怒っていたのが嘘のようです。
(いや、今でも見ない時は全く見向きもしませんがねぇ・・・)
本当眼鏡はぶーちゃんにとってもはやマストアイテムとなりました。

とはいうものの。
残念ながら、ぶーちゃんの右目(斜視の目)は普段はもうあまり使っていないようで、見えていない訳ではないけれど、すでに「弱視」の状態になっている様なんですよねぇ。
斜視もあるので、立体的な物を見る力の弱さも否めないみたいですし。

・・・決していいことばかりではありませんね。

でも普段の生活にはとりあえず支障がなく暮らせているから、もう最近はいいかなぁ~と楽観的に考えるようにしています
見た目のためにまた痛い思いして手術させるのも、もう可哀想だしね

それに、本当に「そんなもの見つけなくていいわよ!!」ってものまでよく見つけるんですよ!
例えば最近よく気にするのが髪の毛。
お風呂で頭を洗って抜けた髪の毛が自分の足や床についていると、それを慎重に指でつまんで捨てようとするんですよ

そんなの気にしなくてもねぇ・・・と思うのはいうまでもない。

さて、今日の写真の眼鏡は現在使っている眼鏡です。
扱いは相変わらず乱暴なのでフレームの調整ばかりしていますが、ぶーちゃんの激しい攻撃にも耐えて頑張ってくれています。
そして、この眼鏡は既に3台目なのですが、このフレームからはなんと「大人用」の物を使用しているんです
先日ふるい眼鏡をいい加減捨てようと取り出した時に、その大きさの違いにちょっと驚いてしまいましたもの。
ぶーちゃん、大きくなったなぁ~としみじみです。


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