埼玉のかあちゃん社長奮闘記_サステナブルな毎日

起業して20年超。藍染めを傍らに太陽や風、星や花の声を聴きつつ埼玉とみなかみを行き来する埼玉のかあちゃん社長奮闘記です。

子どもの連絡帳に「日本一」と書く

2006-04-28 00:49:09 | ライフ&ワーク
「私は日本一のパソコンの先生です」と、子どもが学校へ持っていく連絡帳に書いたのは私です。ふつーさ、書かないだろ?そんなこと。いや、私もどうしようかと思ったのよー。「ママ、いいよ書いて!」と娘も言うし、子どもたちのためになんかできることがあればやるよー、そんなつもりでいるので書いちゃった。

娘。「書け」と言う目をしていたもん。
「ママは日本一」、そう書いて欲しかったんだろう。

彼女がオムツをしている頃から私はパソコンの先生として仕事をしてきた。そんな私を見続けているのが娘なのだ。起業間もない頃、契約書で失敗。仕事がうまくいきだしたらパートナーの会社が「請け負い金額を上げなければ仕事をしない」と言いだした。これでは一緒に仕事などできない。どうしたものかと弁護士さんに相談したがとにかく不利。契約期限まで続けるしかない。今後の事業展開に行き詰る。そんなことがあった。いざとなったらマンションを売って保障するか、と、そこまで追い詰められた。

娘を保育園まで送る道のり、娘と手をつなぎ歩いていた私は電柱に激突。真っ直ぐ電柱に体当たりした感じだ。ストラーイク!前を(いや、どこも)見ていなかった。「ママ、かんがえごとしてたでしょ」と娘。そう、これからどうしようかと、気持ちは不安でいっぱいで何かを考えながら歩いていた。あまりに抵抗なく顔からぶつかったので、面白すぎて笑っちゃった。これじゃいかん!とハッとする。ほんと、娘が車にぶつかったのではなくて良かったよー。あの時のことを思い出すと今でもぞっとする。

また、急に彼女が熱を出した時。預け先もなく研修先と連絡も取れず、とにかく行かなきゃ!と高熱の娘をおんぶして講習会の会場に連れて行ったこともあった。3時間のひとコマをこなすのが精一杯だった私の代わりに、午後の研修を友人が引き受けてくれた。彼にはとても感謝している。

そんな風に、私が一生懸命「パソコンの先生」として仕事をしてきたことは娘が一番良く知っている。こんな私を多くの友人が支えてくれたことも。何より自分ががんばるのは「パソコンの先生としてママががんばっているから」そんな思いが彼女にあったようだ。だもの「日本一だ」と言おう。日本一になろうとする私を支えてくれた娘の気持ちに答えるためにも、ちょっとオーバーだけど「私は日本一のパソコンの先生です」と先生へ渡す連絡帳に書いてみたわけ。今まで私を応援してきてくれた娘への感謝の気持ちを込めて。

もうひとつ。
このように書いたことは、私が、彼女とその友人やお世話になっている先生や、近所の方々のためにできることがあるならやりますという、かなり大きな宣言。言ったからにはできることをしようと思う。

【写真】その、連絡帳。なお「絵」もとんさん作。

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2 コメント

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がんばれー (akamina)
2006-04-29 15:33:37
次は【世界一】目指してがんばれー!!

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おおー! (とん)
2006-04-29 20:04:57
そうですね!世界一目指してがんばります。

akaminaさん、今日もありがとうー!!
返信する

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