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埼玉のかあちゃん社長奮闘記_サステナブルな毎日

起業して20年超。藍染めを傍らに太陽や風、星や花の声を聴きつつ埼玉とみなかみを行き来する埼玉のかあちゃん社長奮闘記です。

中田選手の言葉から

2006-06-25 22:49:19 | ライフ&ワーク
ワールドカップ、日本対ブラジル戦。私は観たい気持ちを抑えながら、その朝は3時から仕事をしていたので観ることができなかった。夜のニュースで、報じられた戦いの様子。終わった後、中田選手がフィールドに横になり、泣いていたという報道。「泣いていましたね」という記者の質問に、「そうですか?」と彼は答えた。なんという一言(ひとこと)だろう。

私は、その言葉にドキッとした。
中田選手が「そうですか?」と言ったのだよ。あの、中田選手が「そうですか?」と言った言葉の重さ。その言葉に包まれた彼の思いを、どう受け止めたらいいんだろう。私はその言葉に、中田選手のプロ意識とプライド、そして芯の強さと彼が生きる厳しい世界を感じて心が痛かった。それは「かわいそう」とかいう同情ではなくて、現実を自分ですべて受け止めてこの先を考えるリーダーの姿勢なのだと思った。彼は、これからの日本サッカーのあり方に、問題提起したのだ!

「そうですか?」
それは、否定の言葉ではない。「あなたには、そう見えましたか?」「なぜ、そう見えたのですか?」「そう見えたなら、なぜ、私は泣いていたのでしょうか?」。

中田選手の「そうですか?」という言葉から、私には彼が無言で突きつける質問の重さに閉口した。彼は、また、何を言われても自分がその問題提起をすべきなのだと感じたのだろうと思った。みんなの前で泣くなんて、カッコワルイじゃない。それでも彼は、何も語らず、そうしたんだろう。彼にとって「言い訳」など最初からなくて、すべて自分の問題として捉えて、そうしたんだろう。

経営者の姿勢。
始める前から責任はすべて自分にある。
言い訳は、必要ない。
現実を受け止めて、前を見るだけ。

【今日の名言】
『世界を恐れるな。ただ自己を恐れよ。』
 杉浦重蔵

【写真】ワールドカップ。
初戦の映像から。苦しくてもがんばり通せる「力」とは何でしょうか。

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