埼玉のかあちゃん社長奮闘記_サステナブルな毎日

起業して20年超。藍染めを傍らに太陽や風、星や花の声を聴きつつ埼玉とみなかみを行き来する埼玉のかあちゃん社長奮闘記です。

諦めないこと

2009-10-12 09:02:01 | ライフ&ワーク
10月10日(土)、さいたまスーパーアリーナの「咲いたまつり」会場の一角で、さいたま市が行う早期起業家教育事業「さいたまあんとれすくーる」の販売活動を行った。小学4年生から中学2年生までの子どもたちが会社を作り、商品を企画、調達、販売、決算を行うビジネス体験事業だ。子どもたちは一連の体験を通してさまざまなことに気づき、成長していく。

「会社を成功させる」という目的のもと人と関わりながら行う体験学習では、実行力や働きかけ力などの「前に踏み出す力」、創造力や課題発見力などの「考え抜く力」、発信力や傾聴力・柔軟性・規律性・ストレスコントロール力などの「チームで働く力」を養う。

さて。
おとといは、メインイベントの販売活動だった。
子どもたちが企画した商品を、さいたま市内の業者さんに作っていただいた。業者さんには、本当にご苦労いただいた。みんなの思いが詰まった商品が、子どものお店に並ぶ。手に取れる「実物」の迫力。現金を扱う緊張感。たった2時間足らずの販売活動時間。売れるのか・・・。

簡単ではなかった。
残り時間、30分。まだ、半分以上も商品が残っているお店もある。「諦めるな」。「最後まで、諦めるな」。「自信がある商品でしょう」。「これまでがっばってきたことを思い出しなさい」。「まだ、やれる」。「声を出そう!」。

お客様がまばらになると、弱気になる子どもたち。
「商品、余っちゃうかも。」「もうだめかも。」
そんな子どもたちに、声をかける。「売れる!」「絶対に、売れる」「自信がある商品なんだから、大丈夫」。「あなたたちには、それができる」。まだ、時間はある。最後まで、諦めるな。

子どもたちに、そんな声かけをしながら自分を振り返る。
乗り越えられる理由など見つからない大ピンチ。そんな時には、諦めないこと。最後は、自分を信じること。そのために、日頃から信じられる自分を積み上げることが大事なのだな。

私には、できる。
そう信じて、行動すること。

おとといは、改めて、その力の凄さを子どもたちに教えてもらった。子どもたちは諦めなかった。お店でお客さんを待っていても売れないと思ったのか、子どもたちは箱に商品を載せて外に売りに出かけていった。お店に残った子どもたちは、お金の番をしながら、声をかけ続けた。最後の最後まで、売り続けた。声がかれていた。販売が終わり、部屋に戻った子どもたち。ぐったりと疲れきり、座ったまま眠りそうな様子だった。

良くやった。お疲れ様でした。
来週は決算。がんばりが報われて、黒字になっているといいのだけれど・・・。どの会社も利益が出ていることを願うけれど、社会は甘くないんだな。がんばっても、報われないこともある。そんな場面をまた、どう乗り越えるか。

厳しいけれど、毎日が、試練ですねー。
ただ、失敗してもがんばりを受け止めてもらえる環境にある子ども、その取り組みの過程をきちんと評価される子どもは、強い。次々と与えられる試練を、ひょいっと乗り越えていきます。

【今日の名言】
「できないと思うことに 挑戦しなければならない。」
 エレノア・ルーズベルト

【写真】大宮駅に展示中のプラレール
昔の大宮駅を再現したプラレール。意外と鉄道好きのとんさんと娘。思わず、写真を撮っちゃいました。ワクワク~!

有限会社E-スタヂオ
BLOG版-ちょっと得するパソコン講座

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1 コメント

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Unknown (投資日記)
2009-10-15 21:28:31
この年になると、昔の事を忘れているふりをしているのか、初心の心が消えていく。

ちょっと考えさせられましたよ・・・



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