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インドネシア独立に貢献した日本(兵)

2005-08-17 | Asia 「圓」な旅
8/15日のNHK討論番組の偏向ぶりについては既に書いたが、「アジアの中の日本」と題しながら、専ら日本と韓国・中国の関係を論じていた。全く蚊帳の外にいたインドネシア人が、自国の独立に日本が貢献したような好意的なコメントをしていて気になったが、昨夜民放でそのへんのことが報じられていた。

敗戦後もインドネシアに留まった日本兵 800人がインドネシアの対オランダ独立戦争に参加していたらしい。彼らは日本軍から脱走兵扱いされており、うち 400人が戦死している。今や十人にも満たない生存者は英雄の扱いを受けているらしい。

テレビでインドネシア人の示した親日感情は、台湾人のそれに近いものではないだろうか。インドネシアの場合、恐らく宗主国オランダに比べて日本占領時代の統治の方が相対的にましだったのだろう。台湾において、日本の統治が警察国家「番犬」に例えられ、終戦後大陸からやってきて二・二八事件まで引き起こした国民党政府が「豚」に例えられ、比較されるように。

親日感情が、このような比較の結果に因るものであれど、無視はできない。現地における生活者のレベルでは、アジア人同士の「共感」のようなものが存在していたに違いないのだから。


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