拓庵思考~妻との日々・映画と音楽の毎日

巴座ホーム社長の私的なつづれ織り【妻にだけ弾くギタリスト 猫6人の父になる】

アコースティック

2015-08-06 16:50:46 | 日記・エッセイ・コラム

新しいCDがAMAZONから届いた。妻との夏のフランスの旅 羽田国際空港へ向かう道中の音楽をこだわってみた。フランス行きの旅の始まりの大切な音楽だ。家を出るのは朝5時だから...美しいギターの音色を空港に到着するまで....そして帰路につくときも聴きたいと思った。

2014年発表の小倉博和の『ゴールデンタイム』。2000年発表の山弦『High Life』の2014年リマスター盤。2007年発売『LOVE GUITAR』なるアコースティック・ギターのオムニバス。この三枚のチョイスには満足している。すでに全ての曲は視聴した。特に小倉博和の初のソロアルバム『ゴールデンタイム』は素晴らしい。160年前のマーチン社のC.F.Martin 2-27なる名器で全編つづられるマーチンの音は凄い。そして心と耳に優しく入ってくる。『家路(交響曲第9番”新世界より”第2楽章)』のクラシックから、名曲の民謡『Green Sleeves』や小倉博和らしい美しい旋律の曲ばかりで構成されている。山弦の『High Life』も素晴らしい。聴きながら何回もニヤケてしまった....

私はアップル社の製品はたくさんつかっているが唯一 アップル・ミュージックとi Tuneは使っていない。やはり音をきわめるのならSONYのXアプリだと思う。数年前にこのブログでも取り上げたテレビ朝日の宮藤官九郎脚本のドラマ『11人もいる!』のテーマソングのNICO Touches the walls(ニコ タッチズ ザ ウォールズ)の『バイシクル』を二曲ダウンロードした。彼らの曲を視聴していたらなんと『バイシクル~LIVE IN HAKODATE』があるではないか.....「ありがとう!はこだてェ~!!」とシャウトしてくれて...こちらこそ「ありがとう!」と言いたい。調べたらギターの古村大介くんが小3まで函館に住んでいたらしい.....すごく親近感を覚えてしまう私も元ハコダテ人である.....小倉博和や山弦の超絶テクニックのギターとは違う....男の子らしい詩をROCKで謳う彼らの音楽はカッコいい。だいたいこのバンド名が善いではないか。ニコは女性の名前だというが....フランス人をイメージしたのかな....

この『バイシクル』という曲はシングルカットされていない。宮藤官九郎がチョイスしたのか...バンドが書下ろしたのか....さだかではないが『11人もいる!』全9話を三日かけて妻と観なおした....こんなに笑えるドラマはない。ドラマに流れる『バイシクル』をついにダウンロードしたので...今夜、妻の仕事が終わったら(22時過ぎか...)『バイシクル』を聴きながら夜のドライブを楽しもう。メジャーなコードにマイナーなリフがからむギター・ロックだ。羽田行きのウォークマンのブックマークに加えることにしよう.....

ドラマといえばTBSドラマ『表参道高校合唱部!』が私と妻のお気に入りだ。リアルタイムではなく深夜にHDDでの録画を観るのだが、頭が疲れなくて良い。やさしいドラマだ。私も妻も、ゆっくりできる時間が夜の12時を廻るころで...くつろぎながら観ている。夏のドラマは各社頑張っていると思う....視聴率の話しが話題になっているがHDDの世の中で、あえてリアルタイムで観る意味ってあるのだろうか....フランスに行ってる間も録画はぬかりない....帰国したらすぐに観たいのも『表参道高校合唱部!』だ。

夏の映画も話題作ばかりだが....忙しくて全ては観れない...そんな中『アベンジャーズ2 エイジ・オブ・ウルトロン』は妻と3Dで観た。品川の映画館で夕方観たのだが...かなり空席があった。帰りにパンフレットとハルクのお面を購入した。スカーレット・ヨハンソンがさらに美しくなっていた。韓国の街でのシーンが特に気にいった。

『ジュラシック・ワールド』は公開日に2Dを観た。22年前の『ジュラシック・パーク』を観たときの感動と興奮を今でも覚えている。やはり1作目が偉大すぎたのか....私の満足度は70%だった....ひとりで行ったからか...妻と行けばよかった....22年前 函館の巴座で妻は始めて『ジュラシック・パーク』を観てビックリしていたっけ....1作目はハラハラ・ドキドキの連続だった。今回の『ジュラシック・ワールド』は子役たちがあまり怖がっていないのが悪いのか....まったくハラハラしなかった....監督の意向か...制作側の意向なのか....たしかに残酷さはない。だから迫力がない。それでも最後まで飽きずにみせるのはたいした映画である。お金を払ってよかったと心から思う....

お金を払うからには映画でも音楽でも旅行でも満足したい。今回のフランスの旅はあえて往復JALにしてみた。フランスの往復の旅を快適にしたい。往路の映画鑑賞も楽しみである。けっこう新しい映画を上映してくれることを期待している。

今回の旅はJTBの『ボンジュール・パリ』という企画だ。このフランスの写真はロワール地方の風景で、妻と私はロワール地方へのバス旅行を追加した。古いお城やロワール地方の風景をこの目で焼き付けたい.....モンサンミッシェル修道院にも行くので、パリを2日離れるが道中の風景・街並み・看板・建物・車など...観るものはたくさんある。ルーブル美術館は、2回にわけて行くことにしている。 アップル・ウォッチを持っていくと思っていたが....すでに飽きてしまったのでパリのレストランやカフェをイメージした時計を買った。普段、チタニウムの時計やアップル・ウォッチなので重くないのだが、軽井沢でいい顔の時計を見つけてしまって...腕にはめるといつものチタニウムよりも重く....ちょっと重さで悩んだが.....思い切って購入した。会計のとき長女に新しい門出を記念して「これもください」と女性ものの時計も購入した。 

その時計は、長女が軽井沢のショップのショーウィンドウを見ながら「あ~可愛いなァ.....私、これからはこんな可愛い時計が似合う人生にしたい」といって欲しそうに見つめていたピンク色のバンドのイミテーションの小さい宝石がキラキラ輝く時計だった。長女に内緒で購入したが、もう一度そのブランドの店の前を通ったときに、またしても「かわいいなァ.....」とショーウィンドウをのぞく長女に「買ってあるよ。再出発記念のプレゼントだよ」と言って、その店の前で時計を渡した。7年間の長女の夫婦生活で可愛いバッグや時計なんて考えられない生活で服すらろくに買ったこともなく....さすがに目にあまり私と妻でたまに服も買って渡していた。

長女は、すね毛のお手入れや爪に色をいれたり.....やっと我が家の子供らしくオシャレをしだした....

長女も孫も本日 私と同じ姓に戻った.....少し複雑な心境だが....嫌でもないか.....