コゲラ
2006年02月02日 | 鳥
キクイタダキ(菊戴)
日本で見られる鳥の中ではいちばん小さく、体重5グラム、体長10センチほど。頭のてっぺんが鮮かな黄色で、菊の花びらが貼りついているようなのでこの名があります。たえずせかせかと飛びまわり、目を離せません。冬鳥として渡来、北海道や本州の高山帯の針葉樹で繁殖します。
ルクセンブルグの国鳥で、美しく鳴く鳥が少ない北欧やイギリスでは特に愛されています。ひろくヨーロッパで鳥の王といわれているのは、小さくても「黄金の王冠」をかぶり、凛とした姿が連想を呼ぶのでしょう。