◇◆◇帰って来た嗜好の隠れ家blog◇◆◇

嗜好な事や色々の思った事を再び書き連ねます。

ツールドフランス2006 第8st

2006年07月09日 20時20分10秒 | 音速の名無しさん
 昨日の個人タイムトライアルをこなして、
やっと今年の総合優勝の具体的展望が見えて来ましたね。

 注目はやはりフォナックのエース、ランディス。
プロローグではスタートに遅刻をしてしまいましたが、
今回はマシントラブルに見舞われ、マシンを交換したにも関わらず、堂々の2位。

 栄光のマイヨジョーヌは、それまでのタイム差が、
数秒刻みしか無かったので、この個人TTでst優勝を飾ったゴンチャールに及ばず、
着る事は叶いませんでしたが、他の優勝候補の、ヒンカピー等が全然冴えなかったので、
今後の事を考えると総合力のあるランディスが、一歩リードした観が有ります。

 逆に侮れないのは、今回のst優勝の、ゴンチャールも所属するT-モバイルですね。
ゴンチャールは、タイムトライアル職人と自認して居る様なので、
山岳stに突入したら、多分ランディス達エース級には千切られると思いますが、
今回のTT、実はゴンチャールだけで無く、T-モバイルのメンバーが、
軒並み上位に入賞してました。
 これにより、総合でも皆上位に食い込んで居るので、チーム総合力で言うと、
ヂスカバリーに代わり、T-モバイルも面白い存在に成って来ました。

 T-モバイルは、ランス後のツールでの優勝候補最右翼だった、
エース、ウルリッヒが、今回の辞退が有りましたが、これで本来アシストに成るべき選手達の、
モチベーションが、グングン上がったのかも知れませんね。
 だとすると、ランディスのライバルは、サブリーダ的存在だったクレーデンかな?

 この二人と、ディスカバリーのエース争いの人達が絡む、
と言う展開に成りそうですね。