大工の学校 

築き人(きづきびと)を志す、職業能力開発校の徒然日記
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曳屋の現場にて

2007年02月06日 | 大工の学校生活
 さてさて、棟上まであとわずかとなりました、そこでプロジェクトMを実行すべく、生徒の家まで臼を借りに行くことにしました。     生徒の家に着くと、さすがというくらい年季の入ったヘビー級の石臼が待ち構えてました。  あらかじめ準備しておいた、ロープと台車を駆使しホワイトペガサス号に積み込み、いざ帰路に・・・・            しばらく走ると、なにやら違和感のある建物が・・・ よ~く見て . . . 本文を読む

ソフトボール建築科 キャンプイン!

2007年02月05日 | 大工の学校生活
 さてさて、昨日の技能検定学科試験も無事に終わったようで、本日は柱の砥の粉と、蝋引きを行い、棟上の段取りも一通り目処がつきました。  世の中2月、2月といえば「キャンプです」キャンプといっても、テントや飯ごうではございません、そう「ソフトボール建築科」を名乗る我が建築科、世の中はシンジラレナ~イくらい暖冬です、こうなればするしかないでしょう? ということで、例によってヤングチームとおいさんチー . . . 本文を読む

読書感想文15「海辺のカフカ」編

2007年02月04日 | 読書感想文
さてさて、読書感想文今回は「海辺のカフカ」 村上 春樹著です このお話は、父親の「ある呪い」から逃げようとして「世界でもっともタフな15歳」になろうとしている少年 田村 カフカ君のお話と、猫と話すことが出来るという老人ナカタさんの話が、1章づつ、まるで野球の表と裏の攻守交替のように、交互に描かれている作品です。  カフカ少年は父親の呪いから逃げるように家出をし、夜行バスで高松に向かいます。 . . . 本文を読む

鉋が教えてくれること

2007年02月02日 | 大工の学校生活
 さてさて、本日は棟上に向けて柱に鉋を掛けてます。 佐伯でも、2月に入り先月までの暖冬とはうって変わり、寒くなってきました。 さすがに雪は降らなかったけど、(・・・・と書いてたら、雪が舞ってきました) この寒さは絶好の鉋掛け日和になるわけです。 昨年の6月以来、封印してきた仕上げ鉋を取り出し、5月の削ろう会とは違い杉の節の多い一等材を削ってもらいます。 さすがに、研ぎは上達していたけど、裏 . . . 本文を読む