東京の階段 DB

東京階段研究会 ブログ

0849 鳥居坂下

2021-06-10 | 港区  
No.0849
所在地:港区 麻布十番 1−5−10(Google Map
型  :カーブ
段数 :7段
長さ :3m
高低差:1m
蹴上 :13cm
踏み面:40〜50cm
傾斜 :16°
Photo 2011.3.29

 鳥居坂下交差点の東南側角。鳥居坂は下部(南部)がかなり急で、環状三号線を越えて麻布十番商店街の通りまで下り坂が続いている。このため、環状三号線と坂が交差する部分の角にはねじれが生じており、鳥居坂下交差点では4つのコーナー部のうち北東角以外の3つの角に階段が造られている。

 本ブログでは、西南側角はNo.0195、北西側角はNo.0810としてそれぞれ掲載している。


0848 清岸院 参道

2021-06-08 | 港区  
No.0848
所在地:港区 愛宕 2−8・虎ノ門 3−21(Google Map
型  :クランク
段数 :56段(下から17・16・12・11段)
Photo 2004.9.20

 愛宕グリーンヒルズの再開発に伴い、清岸院の新しい参道として造られた階段。周辺はもともと愛宕山の丘で寺も以前から丘上にあったが、再開発により周辺はかなりの部分が人工地盤化されている。階段はこの人工地盤上を2段階で上るもので、わきにはエスカレーターが上まで設置されている。


 Photo 2018.5.10

 エスカレーターは下部では階段の西側、上部では階段の東側に設置されている。

 下部33段を上ったところのデッキで階段からそれて西へ向かうと、清岸院西北側の考壽院の参道階段の途中にでることもできる。


 Photo 2013.3.29

 3枚目は1枚目と同じ、下部の階段。再開発当初は階段中央の手摺は無かったが、その後、中央にも手摺が設置された。


0847 天王洲運河 船溜まりそば

2021-06-06 | 品川区 
No.0847
所在地:品川区 東品川 1−7−1(Google Map
型  :直
段数 :6段(下から6段)
幅  :1.0m
長さ :1.8m
高低差:1.1m
蹴上 :19cm
踏み面:30cm
傾斜 :32°
備考 :『東京の階段』p.091
Photo 2011.5.15

 天王洲運河船溜まりのそば、目黒川のかつての河口に架けられた北品川橋(1925・大正14年)を渡った先で、橋のそばの住宅地へ下る。橋の北東側の宅地は西南側よりも土地の標高が少し低いため、橋の北東側には盛り土がされており、周辺の宅地との間に若干の高低差ができている。階段はその両者をつなぐために造られたものらしい。


 Photo 2016.5.10

周辺はかつては漁師が多く進む村で、現在は釣り船や屋形船関連の人々が多く住んでいる。昔からの町の様子を残しているため、階段周辺はやや密集した住宅地になっている。

0846 旧東海道品川宿の建物のあいだ3

2021-06-04 | 品川区 
No.0846
所在地:品川区 北品川 1−30−22・23(Google Map
型  :直
段数 :4段
Photo 2006.3.11

 この階段も、No.0844やNo.0845と同様で、旧東海道沿いに建つ住宅の間、隙間を通る路地に造られた階段。建物間が狭くやや住宅が密集した場所を抜けるもので、幅は1m少ししかない。


 Photo 2012.11.10

 目黒川のかつての川筋を通る八ツ山通りから西南方向に入る小路で、川沿いの低地から上ると微高地上を通る旧東海道に出る。狭く、奥が見えないので、知らないと通り抜けられるかどうか分からない。


0845 旧東海道品川宿の建物のあいだ2

2021-06-02 | 品川区 
No.0845
所在地:品川区 北品川 1−23−23(Google Map
型  :直
段数 :10段(下から1・7・2段)
Photo 2006.3.11

 No.0844の建物間の隙間路地階段と同様、旧東海道沿いの建物間の路地に造られた階段。

 緩やかな坂にステップを刻んだようなもので、踏み面も斜めで蹴上げの高さも小さく、バイクや自転車なら通れてしまうもの。舗装を直したりする際に、消失してしまってもおかしくないような階段。