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東京階段研究会 ブログ

1037 武蔵小杉方面を望める長い階段

2023-02-28 | 大田区 
No.1037
所在地:大田区 山王 4−21・31・32(Google Map
型  :直
段数 :81段(下から20・25・24・12段)
Photo 2011.3.2

 環七が通る池尻川の谷から山王・木原山の高台へ上る。途中3ヶ所に平場があり長く高低差もある。上写真は階段下部からの全景。

 下段部。大谷石の段々で、経年変化により摩耗してところどころ凹んでいる。手摺は右側の家が十数年前に建て替わった際に新しいものに替えられている。

 やや急な下段部を上から。

 中段部はセメントモルタルでコーティングした段々。ベースは石材かコンクリートのようだがどちらなのかはわからず。この部分の手摺は擁壁に取り付けられている。

 中段部を上から。階段上からは西側の久が原や武蔵小杉方面を望むことができる。

 上段部は15年ほど前に表面の舗装が直されてきれいになっている。ただこの部分には手摺が設置されていない。

 上段部から。真っ直ぐな階段で、上るにつれて遠くがよく見えるようになる。

 最上段部はわずかに右にシフトしてかつ幅が広くなっている。手摺はこの部分も擁壁や塀に取り付けられている。

 階段最上部から。階段からアクセスする家が途中に数軒あるが、その建て替え等で階段全体の道幅が拡げられていくかどうかは不明。細く長く高低差があるところがこの階段の魅力。


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