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北見のハッカ

2024年08月23日 | 北海道
 残暑が続いているがまた来週には大型の台風10号が日本に上陸しそうだ。ここ数日、ゲリラ豪雨で東京都心も水浸しの毎日、ジジイが通勤していた頃には考えられない頻度で危険な集中豪雨や台風が発生している。確かに世界は変わりつつある。
 温暖化ではないが暑い繋がりでジジイが愛用している冷感グッズの話を。
 北海道北見市、あのカーリングチーム、ロコ・ソラーレの地元と言えばお分かりだろう。オホーツク海、サロマ湖に面した北見市常呂町にチームがある。北見市内は常呂町から40Km近く内陸に入ったところにあるので北見市自体は東西に細長い。同じ市内ながら40Kmも離れているがそこは北海道、東京とは距離感覚が違う。40Kmはお隣さんだ。




 その北見のお土産といえば清月の赤いサイロが有名だがもう1つハッカがある。赤いサイロは冬のオリンピックでモグモグタイムが取り上げられ、それまで無名に近かった赤いサイロが選手たちのおやつとして美味しそうに食べられていたのが有名になるきっかけだったと記憶している。その赤いサイロが有名になる以前から北見のハッカ飴やハッカ油は名産として存在していた。そんな北見市のハッカ事情をを知ったのは北見市内にあるハッカ記念館を偶然に訪ねたのがきっかけだった。明治35年からハッカの生産を始めて一時期は世界のハッカ生産の70%を北見のハッカが占めたこともこの記念館で知った。薄荷と書いてハッカと読む。入り交じって群がり生える(薄)地下茎の草(荷)という意味だそうだ。ハッカ研究所として建てられた建物が現在の北見ハッカ記念館だ。


 現在でもハッカ飴やハッカ油として緑色のパッケージで販売されているので目にした方もいるだろう。このハッカ油、夏場に重宝している。水で薄めたハッカオイルを携帯用スプレーに詰めて持ち歩き暑い時に軽くスプレーすると清涼感と揮発するハッカ成分で冷感を感じることができる。汗の匂い消しにもなり、もち歩いている。写真のハッカ油は有楽町の北海道道産子プラザを訪ねたおりに購入した物。ほんの1滴を水で薄めるだけで結構な冷感を得られる。ただし、入れ過ぎは香りがキツく肌も痛めるので注意が必要だ。香りだけでも清涼感がある天然のハッカ、夏場のリフレッシュに活用中。


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