令和2年1月21日のNHKテレビ「持論公論」で、日本経団連が今年の春闘で年功序列制の「日本型雇用システムの見直し」を行なうことを報じていた。これに関連して、国際労働機関(ILO)が実施した日本人労働者の労働意欲調査の結果も伝えていた。
[日本人の労働意欲調査]
- 仕事にヤル気が無い・・・・・・71%
- 仕事に消極的である・・・・・・23%
- 仕事に生きがいを感じる・・・ 6%
上記のとおり、仕事に対する考えが後ろ向きなのが、日本は139国中で132位と下位であった。三島由紀夫の書いた小説ではないが、まさに“憂国”である。
一方、国の借金である国債残高も1,000兆円をこえて、日本のGDPに対する比率が200%を超えているので、世界一の残高である。1番は1番でも借金残高の1番は褒められたものではない。この国債残高のことであるが、2020年1月18日付け北海道新聞(10面)記事によると、国債の残高減少は難しいらしい。
ところで、アマゾン川流域の火災、オーストラリアの火災、南極・北極の氷の融解、災害の多発、北海道への台風直撃、これらは全て異常気象が原因で、地球温暖化をもたらすかも知れないので、これも“憂国”である。環境活動家グレタ・ツゥーンベリさんが怒るのもうなずけるので、私は皆に問う。私が異常者なのか、周りの人が「ゆでガエル」なのかと?
「十勝の活性化を考える会」会員
注) 北海道新聞の記事