日本のPCR検査が、先進国の中では1割以下の実施で、極端に少ないことをテレビ放映していた。その理由は、専門家メンバーの人によれば、以下のとおりである。
- 陽性反応の患者の中には、“擬陽性”の人が必ずいること
- 擬陽性の人が陰性であったことが確認され、人権侵害だといって提訴されると国が負けること
- ハンセン病の訴訟で、国が敗訴した事実があることなど
PCRとは、Polymerase Chain Reaction(ポリメラーゼ連鎖反応)の略語だそうで、ポリメラーゼとは、DNAやRNAというウイルスの遺伝子を構成する一部で、PCR検査は、性病の検査でも行なわれているそうである。
新型コロナウイルスは、「指定感染症」に指定されており、検査費用や治療費はかからないので、検査することが大切である。
ただ、何処で感染するか分からないので、「外出自粛」することが求められるが、みんなが外出自粛すると地域経済に取ってはマイナスになるから悩むところである。
東京などでは、若い人が夜の世界で感染した人が多いと聞くが、感染の危険は、「クラスター」といって自分だけではないので自粛することが大切で、「ゴウ ツー トラベル」の発売も東京では中止になったが、感染拡大を考慮すると当然のことである。
「十勝の活性化を考える会」会長
注) ハンセン病
ハンセン病は、抗酸菌の一種であるらい菌 の皮膚のマクロファージ内寄生および末梢神経細胞内寄生によって引き起こされる感染症である。病名は、1873年にらい菌を発見したノルウェーの医師、アルマウェル・ハンセンに由来する。
かつての日本では「癩(らい)」、「癩病」、「らい病」とも呼ばれていたが、それらを差別的に感じる人も多く、歴史的な文脈以外での使用は避けられるのが一般的である。
その理由は、「医療や病気への理解が乏しい時代に、その外見や感染への恐怖心などから、患者への過剰な差別が生じた時に使われた呼称である」ためで、それに関連する映画なども作成されている。
感染経路は、らい菌の経鼻・経気道よりのものが主であるが、他系統も存在する。らい菌の感染力は非常に低く、治療法も確立した現状では、重篤な後遺症を残すことや感染源になることは無いものの、適切な治療を受けない・受けられない場合、皮膚に重度の病変が生じ、他者への二次感染を生じる事もある。
2018年のWHOによる統計では、世界におけるハンセン病の新規患者総数は、年間約21万人である。一方、日本の新規患者数は年間で0〜1人に抑制され、現在では極めて稀な疾病となっている。
(出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋)