2020年1月3日、NHKテレビBS1スペシャル「欲望の資本主義2020~日本・不確実性への挑戦〜」を放映していた。
世界は今、マネーが吹き荒れる金融グローバリズムである。日本でも異次元の金融緩和の成果が問われ、増え続ける国債についての不安に対して、MMTなどの論争も起きている。少なくとも後世に負担を強いてはならないと思う。
また別の番組では、10年後の2030年、世界の平均気温上昇を1.5度以内に抑えなければ、地球温暖化で地球が大変なことになると、学者たちが警鐘を鳴らしていた。異常気象や地殻変動の本質は何なのか、分かる人がいれば教えてほしい。
いま地球に何が起こっているのか? 切迫する環境問題、政治・経済、格差拡大、米中の覇権争い、世界戦争を予感させる出来事など心配は尽きない。国内でも、いじめ、虐待、引きこもり、親子殺人、無差別殺人、孤独死、自殺等々こころが痛む事件が多発している。
すべてを短期間での解決できないことは当然で、永遠に解決できないかも分からない。しかし無関心ではなく微力でも、少しでも良い方向に向くように、知恵を出し合おう。身近な自分が出来ることから意見を出し合い、議論しようではありませんか。“三人寄れば文殊の知恵”という諺もあります。
「十勝の活性化を考える会」会長
注) 資本主義
資本主義は、営利目的の個人的所有者によって商業や産業が制御されている、経済的・政治的システム。特に近現代の資本主義の根幹は、自由資本主義・リベラルキャピタリズムと呼ばれており、資本主義に基づく社会は「資本主義社会」「市民社会」「近代社会」「ブルジョア社会」等という。
資本主義は封建主義の後に現れた体制である。産業革命および、アメリカ独立革命やフランス革命等の資本主義革命(市民革命)によって確立された。資本主義は、一切全てを商品化していく「市場システム」であり、かつ、諸々の近代国家に蓄積・競合をさせる「世界システム」でもあるという。その主体は企業であり、これが物財やサービスを生産し流通させている。構造的には、資本(としての生産手段)を私有する資本家が、労働者から労働力を買い、それを上回る価値のある商品を生産し、利潤を得ている。
資本主義の弊害に対し、修正や反対をする概念や立場には修正資本主義、社会主義。共産主義、国家主義(ナショナリズム)、国家社会主義(ナチズム)、などがある。一方で、資本主義的な自由競争を更に推進する概念・立場には新自由主義、リバタリアニズム等がある。
(出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋)