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Tokai University Kihara Lab

・・・研究室の活動記録・・・?

World time

先生 いったい何してるの?

2010-05-10 12:48:49 | 木原より
こんにちは 一反もめんで~す。





って なんだかおかしな顔してますね。



いるんですよ。妖怪が。水族館に。
ということで、朝の連ドラ見終わって、水族館で妖怪観察してきました。

先生、いったい何しているのかって?

じつは、今 コツコツと行動していることがあって(いずれここで紹介しましょう)
そのための今日の私の観察テーマは鼻の穴。
魚の鼻の穴をじっくり観察しようということで、水族館の前にべったり張り付いてきました。

目玉に見えるのは 鼻の穴(鼻孔といいます)。
その下は口です。

良く調べたら、一反もめんに口はありませんね。


じつはこれは、ノコギリザメです。



どの個体も、こうやって頭部を上に反りあげているのですが、なぜでしょう。
聞いても良くわかりませんでした。

それにしても、このサメも、以前マルタで見かけたエイも ユニークです。

http://blog.goo.ne.jp/tokai-u_kihara-lab/e/d15ee748a7e2494fdb2811aa5be5b224


さぁ 次は 何をテーマに観察してこよう。


第一号

2010-04-26 16:13:44 | 木原より
木原です。

さっき突然OB/OGがやってきて、4日前に「入籍しました」!
おぉぉぉぉぉぉぉ。

学生時代から仲が良く卒業後もお付き合いをしていて、たまに研究室に顔を出してくれ
たり、飲み会にも顔を出してくれたりの中で様子は聞いてましたので、そろそろという
雰囲気でしたが。

それにしても、突然すぎて驚きました。
だってついこの前、秋ぐらいに・・・と言ってたじゃないか!

この二人は現在われわれの研究の柱となっている「胃培養」の基礎を作り上げてくれた二人で、功労者です。
院生からは「○の胃培養」とも言われていました。
夏の研究室合宿では驚きの一言(ここではとても書けません)もあったり。


それにしても、うれしくてさっきから顔がニヤつきっぱなしです。
学生たちよ、GW前でうかれてニヤついているわけじゃないからな!


ゼニ・マネ おめでとう。
私も心からうれしい。
よくやった!



今日はいい日だ。
帰って祝杯じゃ。ダメ?

今日は雪でした

2010-04-14 21:41:56 | 木原より
木原です。

星野よ。
ほらほら そうでしょ。そうでしたでしょ。

先生はいつも「そんなことじゃ社会に出たら・・・」なんて言っていて、
まったく「うざい」とか思っていたでしょ?

な、な、社会は、会社は 私が言ってたとおりでしょ?
そうやって身をもって知るのだよ。

でもそれに気付くのは 残念ながら社会に出てからなんだよな。
まぁいいさ、私のところで鍛えられた(はずだ?)から、
多少はギャップを感じなくて済むでしょう。
知らないうちに 少しは社会人感覚が染み付いているはずですよ。


ほら見てくださいよ。
たった2週間ですが、もう懐かしいでしょう。

珍しい人がブログ記入したから、今日は雪が降りましたよ。
●城県も寒いでしょう。風をさえぎる高い構造物もないし・・・
(私は10年以上住んでいた もと県民だからこのくらい言っても怒られないでしょう)



OB/OG がんばってください。
ここにふるさとをこしらえておきます。
いつでもこのサイトに来てください。
記入も歓迎です。

新入生

2010-04-09 21:33:31 | 木原より
木原です。

入学式も終わり、授業が始まりました。

「授業をどう履修しようか」とあちこちウロウロする新入生も多く見かけます。


そんななか 「先生 ホームルームはないの?」という1年生の学生がいました。
なんともいじらしいというか、なんというか。
そりゃ知らないのはしかたないさ。つい先日まで高校生だったんですからね。
「朝の会」「帰りの会」は無いのですよ。

大学って そんなんないんよ。

必要な授業に来て、終わったら帰るのよ。
昼からの授業だったら、ボーっと昼に現れて、で帰っていくのさ。
高校とはずいぶん違うよね。


が、ウチの研究室の連中はそうはいかんよな!

やること多いよ。企業からも期待されてるよ。魚もっと増えるよ。
一人で抱えるテーマ増えるよ。
でもそのくらい平気でやらなきゃね。
社会人になったら複数の仕事を同時にこなしていくのは あったりまえのことです。

ウチの研究室の門をたたいたとき、それは社会への入り口をくぐったときです。
そのときはすでに 社会の新入生なのだと思ってください。

わたしゃ そういう扱いをしますからね。


ところで.....



これは マルタの船上で食べたマグロの○な部分と、△の部分ですね。
(○や△になにが入るかは いずれ教えてあげよう)
これがうまい。

あぁ 腹減った。帰ろ。







丸めた新聞紙の旅

2010-03-20 19:30:47 | 木原より
木原です。

フォーラムで研究発表する機会があったので、湘南校舎へ行ってきました。
発表内容は我が研究室でやっている、体外培養胃の刺激応答についてなのですが、
その内容はまた別の機会にご紹介するとして、

湘南校舎でポスター印刷してくれる(貼り出しもしてくれる!)ということだったので、
データだけメールで送って 身軽にルンルンで行ってきたのでした。

でも当日は20℃をこえる気温。雪の札幌から・・・暑い。

さて、フォーラムも終わって せっかく力(りき)入れて作ったポスターなので持って帰ろう。
でもケースは持ってきていない。

しかたがない。

新聞紙でもなんでもいいから、と事務職員の方にお願いして(ほんと、ご迷惑でしたでしょう。
すんません)、新聞紙で巻いて包装して、

丸めた新聞紙を持ったおかしなおっさんになって、電車を乗り継ぎ 羽田へ。

そして丸めた新聞紙を持ったおかしなおっさんは、
ANAのカウンターでもご迷惑をおかけして・・・

「この丸めた新聞紙を機内持ち込みできないのは知っています。えっへん。
この丸めた新聞紙はきわめて安全なものです。
でもこの丸めた新聞紙は 濡らせない、つぶせないモノなのです!」

「ポスターですよね」

「・・・はい。」

出てきましたよ、出てきましたよ、ANAのBOX。
りっぱですね。

さっそく丸めた新聞紙を大きなボックスに入れて さぁ出発、そして到着。

おぉぉ やってきましたよ。ベルトコンベアの向こうから おおきなBOX。



(丸めた新聞紙は このBOXの2/3くらいしかない・・・)

さっそく 地上係員の親切な女性が駆け寄ってきて
「お出ししますから」と 恥ずかしいことをおっしゃる。
だって中身は丸めた新聞紙。こっそり隅っこで出そうと思っていたのに。

そして再び丸めた新聞紙を持ったおかしなおっさんになって札幌市内へ。

丸めた新聞紙の中身は 無事 実験室の横の廊下に貼り出されたのでした。



めでたしめでたし。






ニュース

2010-02-23 17:12:21 | 木原より
木原です。

先日の公開ゼミを大学のニュースが取り上げてくれました。

文中 名前は出ていませんが、佐藤さんのコメントがなかなかにすばらしい。

http://www.u-tokai.ac.jp/TKDCMS/News/Detail.aspx?code=biological_science_and_en&id=3297

先週、取材が来てまして。
そのときの担当の方とは、ウチの研究室のブログは酒の話が多い・・・で盛り上がってました。
少しは研究の話題も載せないといかんな。
来年の院生!
書きこんでくれてもいいのだぞ。



そして私は 明日から紋別行き、週末は豊浦行き、いずれも泊まり。
またまた浸ってくるのでした。

発表・報告して終わりなのだ

2010-02-03 18:19:51 | 木原より
木原です。

今日は 卒業研究発表会と我が研究室の公開ゼミの日でした。

1年半の成果を発表する日ですからね。
言いたいことを忘れずに伝えたい、質問で何を聞かれるやら・・
緊張するのも無理はないかもしれません。





みなさんは実験をして終わりではありません。成果を人に伝えないといけません。
自分がやった研究は、人に理解してもらって やっとそれで終わりです。
ここがもっとも大事なところなのです。
この伝える、理解してもらう がもっとも難しいところなのです。
どうやったらうまく言えるか、うまく説明できるか、うまく理解してもらえるか、
この数週間、ずいぶん悩んだはずです。
わたしから論文を何度もつき返されて悔しい思いをしたはずです。
スライドを一から作り直させられて腹が立ったはずです。

手足を動かして新しいデータを出すという、研究のこのおもしろい部分、
これで終わっちゃいけない。
それ以上にじつは、この「伝える」というところが研究の一番大事な部分です。
だから何度もつき返されます。

セコイことを言いますが、
授業料を払って卒業研究に取り組んだのですから、支払ったぶんの成果物を出さないと。
なによりそれ以上に、1年半ほぼ休みなく実験してきたのですから、成果をまとめないと。
お父さんお母さんに申し訳がたたない。

もちろん研究費を使って仕事をしたのですから、それがどのような成果を生み出したのか、
みなさんには私に報告する義務があります。
こんなの社会に出たらあったりまえです。

きちんとした報告のない研究は、たとえどんなに立派なデータでも金の無駄遣いです。
実社会では こんなひとは、偉そうなことをいくら言っても相手にはされません。

緊張してうまく言えなかったかもしれない、でもよい経験をしましたね。
まぁ、元気良く発表できたのではないでしょうか。
わかりやすかったと思いますよ。




遅くまで練習していましたか。
自分の番が終わって 意識が薄れるのもしかたないでしょう。
(あっはっはっ。これ 良くぞ撮ったり。研究室にかざっとこう)







私のところでは、3年生も4年生もありませんから。
どんどん ひと前で発表してもらいますから。
今年は1対1だから、実に濃いよね、佐藤さん。
でも やりたいことはどんどんやれる環境です。
この1年間、悔いの残らない研究をしてください。

札幌の今日の最高気温は-8℃。
寒い一日でしたが、我が研究室はHOTな一日になりましたね。



みなさんご苦労様でした。
さぁ今晩はすすきので騒いでください。

さぁ、明日からも忙しいばい!
どんどん仕事やってもらうけんね!



まるた と しびの岬

2010-01-31 23:18:07 | 木原より
木原です。

今日で1月も終わりです。あぁ はやいはやい。
卒研生たちもあと少しですね。悔いを残さないように。


さて 今年の我が家の正月の酒は



北海道にはあるのですね。まる田。まるた。マルタ。・・・奥さん 絶句。
日本酒は苦手なのですが、こいつは飲まんとね。

そして恒例のしびの岬。
以前にも書いたように、ここには魚魂の碑というのがあって、昨年1年間、
我々の研究に命を捧げてくれた魚の慰霊と、研究の発展を願ってお参りをしてきました。




今年は雪深く、当日は雪も降ってたのですが、なんと、とつぜん雲が開け光がこっちに・・・



おぉぉぉ、今年こそ(ん、こそ?)マルタがうまくいく、そんな感じがした1月3日でした。


Captain Woo. Are you ready?

大学ラグビー

2010-01-31 18:49:31 | 木原より
木原です。


もう昨年のことですが、じつはこっそりと国立競技場に行っていたのでした。

12月の第一日曜日は明治と早稲田の、いわゆるラグビー早明戦と昔から決まっているのだ。
そして、消化管のシンポジウムが毎年この前日に開催されているのだ。
だから シンポジウムに参加して 翌日は母校を応援して、というのが12月のイベントなのだ。


ということで、この日はよい天気でした。
前日はシンポジウム発表の緊張から解放された学生たちと 午前3時過ぎまで飲んでおりましたが、
その疲れもどこへやら、さっそく ビール飲んで 校歌を熱唱して。




学生の頃は明治も強くて、早明戦はたいそう盛り上がっていましたね。
チケットもなかなか手に入らない。前日夜から並んで、深夜にホープ軒でラーメン食って・・・
試合開始前に必ずフィールドに乱入するヤツがいて、けっこう足が速くて 警備員が追いつかない
こんなんで場内が盛り上がっていました。





いきなりトライをあげましたが、結局早稲田に負け。
しかし久しぶりに 大声で叫んで スカッとしました。

さて、1月2日、大学選手権準決勝。

東海が慶応に勝ち いよいよ 明治VS東海での決勝か、と思いきや 明治は帝京に敗れ 残念ながら対決とはなりませんでした。
話はそうそううまくいかないのだ。


さてその我が東海大学。
残念ながら大学選手権は準優勝でしたが、2月からはじまる選手権で頑張ってくれることを期待しましょう。


4年生主催 公開ゼミ

2010-01-31 15:23:48 | 木原より
木原です。


卒業を前にした4年生が公開ゼミを企画しました。

当日午前、4年生たちは卒業研究発表なのですが、きっと自分がやるのだから先生にも!という魂胆が・・・・あ、こんなこと書いたら 怒られますね!

きっとおもしろいゼミになるでしょう。
興味のある人は来てみるとよいかも。


先生、いったい何してるの 台湾食事編1

2009-11-06 22:57:16 | 木原より
木原です。


そう、そう。

先ほどのハタの蒸し物。
お店で食べるとこうなります・・・・・



そう、時価。

で、いくらかって?

しかたないじゃないか。
実際食べないことには研究にならないだろ?
仕事だ仕事。


学生たちよ、実際に行って食べてみようではないか。
値段はそのときまで、教えない。。。。。


先生、 いったい何してるの?  台湾編

2009-11-06 22:00:04 | 木原より
木原です。


台湾で何をしているかって?

昔 マハタという魚の研究をしていました。親魚からうまく受精卵をとる という研究です。なかなか大変な苦労をしました。

そこで 最近の養殖事情を知るということで、もう一度勉強してみようと、養殖が盛んな台湾へやってきたのです。

ここは 膨湖島。
湾内一面にイケスがあります。




そしてこれがおもしろいのですが、このようなイカダが組まれています。





あまり日本では見かけないタイプのイカダです。プラスチック製のフロート(50cm角くらい)を組んで足場にしています。
フロート1個が1,900元。およそ6,000円です。数多く使っていますから結構な値段ですよ。
でも作業はしやすそうです。

さて、こんなハタが養殖されています。これはヒトミハタでしょうか。



こちらはアオハタ。昔私があつかっていたマハタに似ていますが、身体のバンド(帯)の数が違います。黄色っぽいですし。





このハタ類が、現地では高級魚でして、このような蒸し料理などで出てきます。
これが実においしい!



うーーん。やっぱり こういう魚の養殖研究も再開しよう。
おもしろそうです。(おいしそうです)


また 地中海へ?

2009-11-06 21:38:03 | 木原より
木原です。


地中海へやってきました!!





いやいや 実はいま 台湾西部の膨湖島にいます。(膨は正確には さんずい)

ハタ類の養殖を再勉強しにやってきました。
久しぶりに ハタと対面です。

さて どんな勉強ができるかな。



初雪

2009-11-02 19:39:07 | 木原より
木原です。


昨夜から今日にかけて、札幌でも雪が降りました。
特に今日は寒かった。

午前中は海洋生物科学科の河野先生の実験のお手伝いで、支笏湖へ行っていました。

ブラウントラウト腹腔内に発信機を挿入する手術をしてきたのですが、寒い、というか冷たい。
さすがの私も 手がかじかんでは・・と恐れていましたが、手術はうまくいきました。
腹部を縫合されたブラウントラウトは、元気に支笏湖内へ戻っていきました。
そのうち写真をアップしましょう。

さて、こんなに寒い札幌から明日は台湾へ移動します。
天気予報によると気温は30℃をこえる日もあるようで、
さぁ どんなことになるやら。

時間をみつけてここに現地レポートをしましょう。

では。

2009夏合宿

2009-10-29 19:58:51 | 木原より
木原です。

我が研究室は 開室以来ずっと 夏合宿と称して数日泊り込こんでいろいろな活動をしています。
 (私が学生と夜通し遊びたいからという噂もあり??)


道内の豊浦町に「東海大学 マリンハウス」がありまして(海の家!そのまんまですね)、
かなり大きな二階建ての家を「宿泊施設」として町から利用させてもらっているのですが、
数年前から毎年ここで夏合宿をやっているわけです。
女子部屋もありますし。トイレも二つある。
夏合宿以外でも、サンプリングなどで数回泊まります。
冬はストーブが大活躍してくれるので、暖かい。
海のそばに水槽施設もある。
去年は○林君が約3ヶ月常駐して研究してました。
 (研究成果は 「摂餌誘引行動の確認から見えてきたマナマコの走流性について」
    うみうし通信、No.63(2009.6) http://www.rimi.or.jp/tusin/SAISIN.html


さて合宿では、もちろん勉強します。
論文の講読など、自分たちの研究にかかわることをディスカッションします。
自分の研究の進捗を話したり、問題点を討論したり。
民家ですから、肩が凝らなくて良いです。畳の上で、足を伸ばしてダラァっとしながら。
でもしっかり勉強する。




新人の3年生が採血や解剖の練習もしたり。
でもほんとうは 4年生が練習すべきじゃぁないのですか!




食事は自炊です。
釣りもしますから、釣れれば!それがおかずになる。
去年は釣った「スルメイカ」がおかずでしたが、
あっはっはっはっ、刺身の上で○○サ○スが動いていましたよね。
意外なところで、魚病学の勉強になりました。
今年はマルタ産オリーブオイルを使ったカルパッチョでしたね。
安○君、ごちそうさん。




そして最終日は
町の差入れの、余るほどのうまい豚肉を食べて。 
大学生とは思えないような姿で・・・花火に興じるヤツもいたりして・・・
よいよい。遊ぶ時はしっかり遊ぶべし。





しかし私は ただただ飲んでいるのでした。。。


さぁ、食って飲んで釣って遊んだのだから4年生、実験せれ!

2009夏は これでおしまい!