Tokai University Kihara Lab

・・・研究室の活動記録・・・?

World time

ニュース

2010-02-23 17:12:21 | 木原より
木原です。

先日の公開ゼミを大学のニュースが取り上げてくれました。

文中 名前は出ていませんが、佐藤さんのコメントがなかなかにすばらしい。

http://www.u-tokai.ac.jp/TKDCMS/News/Detail.aspx?code=biological_science_and_en&id=3297

先週、取材が来てまして。
そのときの担当の方とは、ウチの研究室のブログは酒の話が多い・・・で盛り上がってました。
少しは研究の話題も載せないといかんな。
来年の院生!
書きこんでくれてもいいのだぞ。



そして私は 明日から紋別行き、週末は豊浦行き、いずれも泊まり。
またまた浸ってくるのでした。

発表・報告して終わりなのだ

2010-02-03 18:19:51 | 木原より
木原です。

今日は 卒業研究発表会と我が研究室の公開ゼミの日でした。

1年半の成果を発表する日ですからね。
言いたいことを忘れずに伝えたい、質問で何を聞かれるやら・・
緊張するのも無理はないかもしれません。





みなさんは実験をして終わりではありません。成果を人に伝えないといけません。
自分がやった研究は、人に理解してもらって やっとそれで終わりです。
ここがもっとも大事なところなのです。
この伝える、理解してもらう がもっとも難しいところなのです。
どうやったらうまく言えるか、うまく説明できるか、うまく理解してもらえるか、
この数週間、ずいぶん悩んだはずです。
わたしから論文を何度もつき返されて悔しい思いをしたはずです。
スライドを一から作り直させられて腹が立ったはずです。

手足を動かして新しいデータを出すという、研究のこのおもしろい部分、
これで終わっちゃいけない。
それ以上にじつは、この「伝える」というところが研究の一番大事な部分です。
だから何度もつき返されます。

セコイことを言いますが、
授業料を払って卒業研究に取り組んだのですから、支払ったぶんの成果物を出さないと。
なによりそれ以上に、1年半ほぼ休みなく実験してきたのですから、成果をまとめないと。
お父さんお母さんに申し訳がたたない。

もちろん研究費を使って仕事をしたのですから、それがどのような成果を生み出したのか、
みなさんには私に報告する義務があります。
こんなの社会に出たらあったりまえです。

きちんとした報告のない研究は、たとえどんなに立派なデータでも金の無駄遣いです。
実社会では こんなひとは、偉そうなことをいくら言っても相手にはされません。

緊張してうまく言えなかったかもしれない、でもよい経験をしましたね。
まぁ、元気良く発表できたのではないでしょうか。
わかりやすかったと思いますよ。




遅くまで練習していましたか。
自分の番が終わって 意識が薄れるのもしかたないでしょう。
(あっはっはっ。これ 良くぞ撮ったり。研究室にかざっとこう)







私のところでは、3年生も4年生もありませんから。
どんどん ひと前で発表してもらいますから。
今年は1対1だから、実に濃いよね、佐藤さん。
でも やりたいことはどんどんやれる環境です。
この1年間、悔いの残らない研究をしてください。

札幌の今日の最高気温は-8℃。
寒い一日でしたが、我が研究室はHOTな一日になりましたね。



みなさんご苦労様でした。
さぁ今晩はすすきので騒いでください。

さぁ、明日からも忙しいばい!
どんどん仕事やってもらうけんね!