Tokai University Kihara Lab

・・・研究室の活動記録・・・?

World time

もちはもちや

2011-06-21 07:03:05 | 木原より
木原です。


海洋生物調査員で自然写真家の笹森琴絵さんと お友達になりました。

われわれのフィールドでもある噴火湾。
とくに室蘭沖は毎年、イルカが出産をしにやってくる海です。(知ってたかい?)

笹森さんは世界でも貴重なこの海で大活躍してらっしゃる方です。
とても楽しい方です。
そしてたくましい! (あ、怒られる)


笹森さんは、海の上で、数キロ先にいるクジラを見つけることができる。

なんかいそうな気がする、らしいのです。
そうするとやっぱりそこにいるらしいのです。

研ぎすまされた、プロが持ちうる感覚、というものでしょうか。
われわれとは違うアンテナがピン!と立つのでしょうね。

世の中にはすごい人がたくさんいる。


で、ラパスでの話になり 先日のブログにのせたこの動物、
アザラシではなくアシカだと判明しました。



やっぱりな。

「ア」ではじまるから まぁいいだろう、ではすまないよなあ。
生来のいいかげんさがここにも出てしまって お恥ずかしい。
だいたい、笹森さんの写真に比べたら  お恥ずかしい。
(これでもがんばって撮ったのだけれど)
その道のプロにはかなわない。

まぁいいじゃないか。
わたしにはわたしの得意分野がある。




君たちも君たちなりの「道」を見つければ良い。
突き出るなにかを ひとつ 持ってくれれば良い。
そのためにいろいろなことを経験して たくさんの人と会って話をした方が良い。


しかしわたしも
もっと勉強せないかんばい。



ここにも?

2011-06-14 19:34:31 | 木原より
木原です。

突然ですが、以下 旧ブログから

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持って帰ってくる。
そう思った学生もいたようですが、さすがに持ち帰るのは・・・



機内持ち込みもできないでしょう。 これ持って新千歳に降り立ったら、怪しい人物ですね。
さて、写真のガードレールに立てかけてある先端の赤い木の棒がハブたたき棒です。
正式な名称があるようには思えませんが、私がはじめて島を訪れたとき、島の方から 「ハブたたき棒」と聞きました。
こうやって道ばたにたてかけてあるのです。
とくに通学路に設置されていることが多いようです。
道ばたにハブが現れたら、これで追いやる?
とはいえ、これが使われているところは目にしたことがありませ ん。
いろいろな意味で、使われないことのほうが良いように思います。

写真:気温 30°Cの奄美大島 瀬戸内町 路上にて(2006 年 11 月)


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この先端の赤い棒が ハブたたき棒。


で、つい先日 藻岩山(札幌のシンボル的な山)の登山道を散歩していたら・・・


ま、まさかっ 熊たたき棒?



ただの 土地境界線の棒 が たてかけてあったのでした

院生論文からタコスへ

2011-06-09 23:01:00 | 木原より
木原です。


今日は ”まぁ” おめでたいはなし。

うちの院生の論文が、査読付き学会誌にアクセプトされました。
まずは おめでとう。

まぁ、がんばっていましたからね。
まぁ、そういう結果も ともなうわぃ。
まぁ、そのうちこうなるのはあたりまえじゃ。


しかしだ、やることはまだいっぱいあるのだよ。
これでおしまいじゃぁない。


いろいろな考え方がありますが
ある意味 研究者は論文を書いてこそなのだ
それなりのお金を使っているのですから
成果を論文として発表するのは当然の義務なのだ
公的な資金(税金)、大学のお金(学生さんが払ったお金)を使っているのですから
まじめに実験をして まじめに解析をして まじめに論文を書く
これは大変な作業なのですが でもこれは義務です

だから論文も書かないような研究者は、研究者とは呼ばないのだ
どれだけ偉そうなことを言ったとしても、我々の世界では 結局そう見られるのだ
だから偉そうなこと言っても フーンで終わるのだ
我々から見れば まったく説得力はないのだ
ただの お金の無駄遣いなのだ


そんなことより、負けられない。
いま 英文最終チェック中の論文を早いところ投稿しなければ・・・
もうひとつの方も。


ところで 何しているのかって? 


(エンセナーダのお店で仲良くなったおじさん1)

(エンセナーダのお店で仲良くなったおじさん2 自称弁護士)

だからね 遊んでばかりではないのよ。 あれっ?

ちゃんと実験しているし 論文も書いていますし。
出張ばかりだけど 授業もちゃんとしてるでしょ。
なにより 研究資金稼ぎの営業 してますよ!



よし、よし  まずは ひとまずBBQさ
さあ、さあ、河原タコスBBQまで あと23日
アボカドベースのサルサソース 仕入れたもんね


古川さん

2011-06-07 08:59:52 | 木原より
木原です。


いよいよ明日になりましたね。

古川宇宙飛行士
まずは無事に打ち上げられること そして無事宇宙ステーションに到着されることを祈ります。


古川さんとは 大学時代、おなじ硬式野球のリーグで戦っていました。
彼もわたしも、おなじポジションでした。

「東大のカールルイス」と呼ばれていたことは、じつは最近の新聞で知ったのですが、
大学時代古川さんに盗塁された記憶は・・・
覚えていないなぁ

ただ、わがチームのエース(広島から声がかかったほどの選手)からおおきなホームランを打ったことは覚えています。
捕手で受けていた私が一番わかるのですが、さすがに偶然で打てるような投手ではありませんので、
古川さんの身体能力の高さが、この辺からもわかります。
うちのエースは、打たれたあと感心していましたよ。
そのときのエースの顔が今でも焼き付いています。


その後幸せなことに、古川さんともう一度野球をするチャンスがありました。
古川さんがJAXAにいたとき、つくば市の軟式野球大会で顔を合わせました。
当時わたしがいた会社の研究所がつくばにあったのでわたしも参加しており、
JAXAとわがチームの対戦となったのです。

訓練でいないことが多いですから
まさか日本にいるとは思っておらず、 でも なんか見たことある顔と体型のヤツがいるなぁ・・・と

「やっぱり 古川じゃん!」

大学時代にホームランを打たれたことなどを話しながら、いざ試合。
わたしはピッチャー、彼は4番。

わたしの、
内角をするどくえぐる(と思い込んでいる)シュートと
打者の手元でするどく曲がる(と信じきっている)スライダーと
全盛期の野茂を彷彿とさせるほどの落差の(と言い張っている)フォークボール
を駆使して、彼を凡打にしとめ(ここの部分メモしておくように)当時のホームランの貸しを返していただきました。


試合後に いつ頃宇宙へという話題になり、
当時はたしか、あと数年後に、ということだったのですが、
それからさらに10年近くたち、ようやく明日となりました。

なんと彼も私も50が近くなってきています。
でも、うれしい。


きっと、これまで長くため込んだ 知識と技術と経験を持って 立派なお仕事をされてくるのだと思います。

がんばってください。
無事と活躍を祈っています。



また野球 したいね。



先生 メヒコでいったい何してるの その10

2011-06-03 18:52:52 | 木原より
木原です。


今回メキシコで知り合いになった岩崎さんです。
(写真を出しても良いと、ご本人の了解を得ております)



寛平ちゃんではありません。
サーファーです。
おしゃれです。

岩崎さんは 私とおなじ九州、熊本のご出身。
いまはエンセナーダの水産会社にご勤務されています。
水産物の加工をしたり、ウニなどを日本へ輸出しています。

こうやって世界の各地で 水産物を扱っている日本人はけっこういるのです。
わたしたちの知らないところ、見えないところで、多くの人が活躍しています。
長くいれば事情はわかるにしても、そこは日本じゃない。
大変なご苦労をされていると思います。
エラそうですが、わたしはこういう人たちを素直に、偉い!と思います。

そういうわけで 初対面にしてこの日
わたしはけっこう人見知りするのですが・・・
岩崎さんの お人柄ですね。



そんなことより、先生 いったい何しているの?
また飲んでるじゃねぇーか、って?

はい。そうです。
ここの肉 すごくうまいんだよ。
うまい肉、となればワインだろう?
シーフードもうまい。
エンセナーダのワイン これもうまいんだよ。
もちろん肉も魚もワインもサイドメニュー。
メインは、世界の水産について、語り合うことなのだよ。。。。。ムリか


岩崎さん(通称 まさやん)もわが研究室のブログファンのひとり。
今も ご自宅のデカイ液晶で、このブログを読んでいるのでしょうね。

今回、各地でわがブログのファンだという人に会いました。
ありがたい。
これからも普及活動せねば。


まさやん ありがとう。


先生 メヒコでいったい何してるの その9

2011-06-02 22:30:47 | 木原より
木原です。



エンセナーダのマーケットに来ています。



これはアワビですね。

いろいろな魚を見ることができます。
アカマンボウもならんでいました。
しかしエンセナーダと言えばイワシです。



久しぶりにこんなイワシを見ましたよ。うまそう。



カラフルな総菜(?)もある。


それにしても、ですよ。

エビ。

確かにエビがたくさん穫れるようで、いろいろな種類が豊富に並んでいるのです。


それにしても、ですよ。

エビ。

なんでこんなにきれいに並べてあるの?



おっちゃんたちの趣味? こだわり?




手で並べなきゃ こうはならないよね




・・・・素手?


日本がうるさすぎるのだろうなぁ

マルタも おっちゃんの足が食材と一緒に浸かっていたし

マルタ(クリック)



最近は 手で食材をつかんで食べることも多くなった

ピザにタコスに・・


よく見てみたら 昔からそうだったのだな
← HPのこのへんにある白黒写真


ああ 寿司食いてぇ