カリフォルニアの空のように

雲ひとつない青空のように、包み込めたら。Riverside,CAでの妊娠・育児・生活ブログです。

自宅検診

2007-01-21 20:49:31 | 海外で自宅出産
今日はMidwifeが自宅に来てもらって自宅のチェック&検診をしてもらう日
出産に備えての説明もいろいろあるので、
日本人のドゥーラの方にも来てもらいました。

ドゥーラの方とお産のときに使うアロマオイルのブレンドや、
お産のときにどんな風にして欲しいかの相談をしたり、
快適なお産のためにお互いが用意しておくものの打ち合わせ、
産後のケアの話もしてもらい、ホントにいよいよなんだなーという感じ。

ちなみに、陣痛の前半はゼラニウム:ネロリ:ローズ=1:1:1のブレンド、
後半はジャスミン+クラリセージのブレンドに決定☆
クラリセージは最初苦手だった香りなので、
念のため少し少なめで作ってもらうことに。

お産をするときに必要なビニールシートやベッドの準備などにも
アドバイスをもらい、具体的なイメージもわいてきました!


Midwifeが来てからは、バースキットの説明や
お産の流れのお勉強、そしていつもの検診。
お産の状況によってもし病院に行くことになってしまった場合の
フォローの仕方も事細かに説明してくれ、
万が一の事態になったら・・・なんていう不安はゼロに。
必要以上に心配するのは、母体と赤ちゃんによくないものね

あと、私の希望でGBSテストをしてもらいました。
それについてはまた別の記事で書きますね。


いつも外で会っている人たちが自宅にいる不思議。
でも、違和感はない。
このメンバーで、この場所で、お産ができるんだという
実感と安心感が、ほんわかと自分中に広がっていきました。

次にこのメンバーが揃うのは、赤ちゃんに会えるとき

GBSテスト

2007-01-21 20:21:04 | 海外で自宅出産
ついつい長くなってしまいました
長文注意、です。


GBSテストとはおりもののテストでB群溶連球菌の有無を調べるもの。
妊婦さんの約20%がGBSを膣内に保菌しています。
このGBSが出産のときにベビーに伝染し、さらに感染症を起こすのは
わずか0.1%と言われています。
ただ、もしベビーが感染症を起こしたときは敗血症肺炎や髄膜炎など
重症になるケースが多いとか。

日本の病院では、たぶん妊娠後期にみんな内診のついでに検査をし、
もし菌を保有していた場合は抗生物質を点滴で打ちながらの
出産になるといいます。


自宅出産っていいなぁと改めて思ったのは、
このGBSテストを受けるかどうか選択させてもらえたこと。
そして、そのテスト自体も、自分で採取してMidwifeに渡せばOKだったこと。

私の場合は、もし菌を保有していなかったら安心して
出産に臨めると思ったので検査をお願いしましたが、
本心を言えば、保菌していた場合、点滴をするために
病院での出産になるのではないか、と言うことが心配でした。

でも、midwifeに聞いてみたら、アメリカの自宅出産の場合、
点滴こそできませんが、その代わり、抗生物質の注射もできるし、
他のナチュラルな対策方法も用意されており、
もちろんその方法は私の希望にあわせて選択できると言われ、
安心して検査を受けられました。
 ※アメリカのmidwifeは注射や会陰縫合など、
  ある程度の医療行為が認められています。


それから、実際のところ、私は内診は好きではないです。
(日本でこんなこと言ったら怒られますが)
今回、テストをしたい、と思ったときに、
とうとう内診みたいなことをしないといけないんだなぁ、と
実はプチブルーになっていたのですが、実際は、
midwifeに検査キットを渡されて取り方の説明をされ、
目が点になりました。

  自分で取ってきていいの? 
  見せなくていいの?
  あの気持ちの悪い感触に耐えなくていいの?

自宅出産を選択したことで、
私はどれだけのストレスから解放されているんだろう。
楽しいはずの出産が、感じなくてもいいはずの
小さなストレスの積み重ねで、どれだけ損なわれているんだろう。

アメリカと日本でもまた自宅出産の形は異なりますが、
このスタイルがフィットする人にとっては、
出産の当日だけではなく妊娠の10ヶ月間通して、
気持ちのいい時間が過ごせるような気がします。