カリフォルニアの空のように

雲ひとつない青空のように、包み込めたら。Riverside,CAでの妊娠・育児・生活ブログです。

GBSテスト

2007-01-21 20:21:04 | 海外で自宅出産
ついつい長くなってしまいました
長文注意、です。


GBSテストとはおりもののテストでB群溶連球菌の有無を調べるもの。
妊婦さんの約20%がGBSを膣内に保菌しています。
このGBSが出産のときにベビーに伝染し、さらに感染症を起こすのは
わずか0.1%と言われています。
ただ、もしベビーが感染症を起こしたときは敗血症肺炎や髄膜炎など
重症になるケースが多いとか。

日本の病院では、たぶん妊娠後期にみんな内診のついでに検査をし、
もし菌を保有していた場合は抗生物質を点滴で打ちながらの
出産になるといいます。


自宅出産っていいなぁと改めて思ったのは、
このGBSテストを受けるかどうか選択させてもらえたこと。
そして、そのテスト自体も、自分で採取してMidwifeに渡せばOKだったこと。

私の場合は、もし菌を保有していなかったら安心して
出産に臨めると思ったので検査をお願いしましたが、
本心を言えば、保菌していた場合、点滴をするために
病院での出産になるのではないか、と言うことが心配でした。

でも、midwifeに聞いてみたら、アメリカの自宅出産の場合、
点滴こそできませんが、その代わり、抗生物質の注射もできるし、
他のナチュラルな対策方法も用意されており、
もちろんその方法は私の希望にあわせて選択できると言われ、
安心して検査を受けられました。
 ※アメリカのmidwifeは注射や会陰縫合など、
  ある程度の医療行為が認められています。


それから、実際のところ、私は内診は好きではないです。
(日本でこんなこと言ったら怒られますが)
今回、テストをしたい、と思ったときに、
とうとう内診みたいなことをしないといけないんだなぁ、と
実はプチブルーになっていたのですが、実際は、
midwifeに検査キットを渡されて取り方の説明をされ、
目が点になりました。

  自分で取ってきていいの? 
  見せなくていいの?
  あの気持ちの悪い感触に耐えなくていいの?

自宅出産を選択したことで、
私はどれだけのストレスから解放されているんだろう。
楽しいはずの出産が、感じなくてもいいはずの
小さなストレスの積み重ねで、どれだけ損なわれているんだろう。

アメリカと日本でもまた自宅出産の形は異なりますが、
このスタイルがフィットする人にとっては、
出産の当日だけではなく妊娠の10ヶ月間通して、
気持ちのいい時間が過ごせるような気がします。

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