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東北本線,東海道本線沿線 全線全駅歩き旅のブログ

旧東北本線と田沢湖線,花輪線,釜石線,八戸線,山田線、北上線、東海道本線、奈良線、大船渡線沿線歩き旅の記録。

東海道本線全線全駅歩き旅 続編(4) 弁天島駅 ―> 新居町駅

2022年06月20日 | 東海道本線 高塚駅から名古屋駅
東海道本線全線全駅歩き旅 続編(4)

2022年(R4)5月15日(日)弁天島駅 ―> 新居町駅 JR営業キロ3.1Km

弁天島駅の向かいにはでっかいリゾートホテルが建っている。
外観から想像するとハワイをイメージして造ったんじゃないかなあ。



わたしが若いころはハワイ旅行は夢の世界だった。
「憧れのハワイ旅行」と言われたものだ。
それがいつの間にかお手軽な観光地になってしまったが、それでもハワイは常夏の夢の島には違いない。
日本にいながらハワイのリゾート気分を味わおうということで「常磐ハワイアンセンター」まで造られたんだからなあ。
新型コロナの影響でこのような大型リゾート施設の経営は厳しいのではないかと余計な心配までしてしまう。



日曜日とあってツーリングをする人の多いことにも驚くのだった。





すこしいくと「津波対応避難所」という建物があった。





だがこれは本当に避難所として機能するのか?と思う。
高さが足りないし上の階の部分は狭すぎではないか、いったい何人が避難できるのかと不安になる。



さらに進むと右手にお城のようなものが見えた。
どうやら取り壊し中のようだ。





以前はレストランだったのではないのだろうか、珈琲の漢字の一部が残っているところを見ると、その後喫茶店になりそして廃業となったのだろうな。
これも文化遺産として残して、、、おく必要はないね。

新居町駅に到着。





なんだか駅前がむだに広く感じる。
以前はここにバスが何台も停まっていたんだろうなと想像する。



ここでも鉄道好きの人が多いのだろう、トレインフェスタのポスターがあった。







東海道本線全線全駅歩き旅 続編(3)舞阪駅 ―> 弁天島駅

2022年06月19日 | 東海道本線 高塚駅から名古屋駅
東海道本線全線全駅歩き旅 続編(3)

2022年(R4)5月15日(日)舞阪駅 ―> 弁天島駅 JR営業キロ2.3Km

天候は薄曇りで弱い風がある、思いのほか肌寒い感じ。
そのため汗ばむということはなくて快適に歩ける。

舞阪駅から狭い路地を抜けていくと旧東海道に出る。



ここにすばらしい松並木が残されていた。





松並木は700メートルにわたって続いていて壮観だ。



江戸時代はだれもが歩き旅だったから松並木は日差しを抑え、風を弱めてくれるだけでなく風景としても楽しめる存在だったに違いない。
いまではやっと車がすれ違いが出来る道幅だが、みんなが歩き旅の時代には“とても広い道”だったんだろうなあ。

江戸時代のことをいろいろ知るための工夫もされている。









マンホールの蓋も松並木のデザインだ。



まわりは住宅地で交通量も多くなく歩いていて気持ちのよい道だった。
いいなあ、この松並木はずっと残しておいてほしいな。



松並木の外れには公衆トイレも設置されていて観光客への配慮もなされている。








このあたりの民家の庭、軒先には小さなお社がある。







木製だったりコンクリート製だったり。
こういうところに歴史、文化を感じるね。



その先は東海道舞坂宿だ。

地名では「坂」だが駅名では「阪」と漢字が違うのはなぜだろう。







ここには一里塚があったのだそうだ。







いかにも宿場町という感じの狭い道、海が目の前だから海産物を扱う店の多いこと。
そして人ひとりがやっと通れるほどの狭い路地。



舞坂脇本陣が公開されているので入ってみた。







ボランティアの方だろうか、いろいろと説明をしてもらえる。
脇本陣とはいえこの門構え、なかなか立派。









以前のものは書院棟だけ残っていたものを1997年(H9)に解体修理し主屋は復元したのだそうだ。



だがその向かいには津波避難タワーがあった。



海が目の前だから常に備えをしておかなければならないのだ。



漁港を左に見ながら進んでいく。





港の奥のほうに赤い鳥居が見えている。





少し行くと弁天島駅に到着。













この駅で東京から269Kmだ。まだ先は長い。








東海道本線全線全駅歩き旅 続編(2) 高塚駅ー>舞阪駅

2022年06月18日 | 東海道本線 高塚駅から名古屋駅
東海道本線全線全駅歩き旅 続編(2)

2022年(R4)5月15日(日) 高塚駅 ―> 舞阪駅 JR営業キロ5.1Km

今日は「東海道本線全線全駅歩き旅」後半のスタートの日だ。

早朝のホテルフロントにはだれもいない。
部屋のキーをデスクの上に置いて立ち去るだけだ。



古いタイプのビジネスホテルなので部屋もバスルームも狭いけど清潔だし静かでよく眠れた。

時刻は午前6時、大きな駅だが日曜日のせいか人の姿はほとんど無い。



ホームから停車場中心の票がみえた。





隣の高塚駅まで移動して、まずは駅の写真を撮る。





おお!3年前とおんなじだぁ~。 あたりまえか(笑)



自撮りしてみると自分はしっかりと老けているのだった(涙)
この駅にも人の姿はなかった。

駅南側の道路には「東海道」の表示があった。



今回の歩き旅ではできるだけ「旧東海道」、「旧中山道」を歩きながら東海道本線の全部の駅に立ち寄るのだ。

観光もしながらゆっくりと神戸を目指すぞー!

そして歩いた道をGoogle Fitというアプリで記録することにした。



歩いた道、歩数、時間などを記録してくれる便利なアプリである。

まだ交通量が少ない道を舞阪駅目指して歩き出す。





しばらく行くと以前は八百屋だったと思われる建物があった。



電話の市外局番が2桁というのが時代を感じさせるのだが、「有線2―74**」というのにちょっと驚いた。
岩手県でも農村地帯などでは以前は農協の有線電話があった。
農家がポツポツとあるような田舎の村でのことだ。
だがここは東海道沿いで農家、民家が連なっている。
こんな都会でも有線電話だったんなんて思いもしなかった。

少し行くと電柱になにやら不気味なものが見えた。





ツタなどが絡んだものだろうけどなぜここだけ残したんだろうか。

大きな農家と思われる住宅が多い。
庭の植木も見事に剪定されている。



歴史のある街だから古い建物、道祖神など見どころも多い。













海が近いので海抜は3メートルほどだ。



かならず来るといわれている南海トラフ地震への備えは大丈夫なのかな。
2011年の大震災を経験したものとして気になるなあ。



1時間ちょっとで舞阪駅に到着。





駅前の木陰でセブン・イレブンで買ったサンドイッチで朝食にする。



大都市と周辺の駅にはベンチもなければゴミ箱もない、トイレも改札内にしかないので困るときがある。
出たゴミをディパックに入れてずーっと持ち歩くことになるのが鬱陶しい。



東海道本線全線全駅歩き旅 続編(1)

2022年06月17日 | 東海道本線 高塚駅から名古屋駅
東海道本線全線全駅歩き旅 続編(1)

2022年(R4)5月14日(土)

午前5時に起きだして駅へと向かう。

これから毎日 日の出と同時に起きだして歩くという、江戸時代の旅人のようなことをするのだ。

盛岡駅のコンコースにはとんでもなく大きい岩手の名産「南部鉄瓶」が鎮座している。



「はやぶさ4号」で東京へと向かう。







自宅から持ってきたトースト、ヨーグルトだけでなくコンビニでサラダも買って車内で朝食にする。



そうしていると東京駅に到着、こんどは「ひかり507号」に乗り換える。





乗車前にプラットホーム上の「新幹線起点」も撮影する。









あー熱海を通過したなあ、、と思っていたら浜松駅に到着。



新幹線は早くて便利だけどなんだか味気ないなあ。
でも、在来線だけで行くとなると時間がかかるし、、

新幹線から降りるとコンコースにピアノ、ギターがあって自由に演奏してくださいとのこと、さすがに楽器の街だなあ。





バイク、車の展示もあったが残念ながら自由に乗ってってくださいとは書いてなかった。



前回の旅ではできるだけ安くとカプセルホテル中心に泊まっていたのだが、今回は安めのビジネスホテルに泊まることにした。
最初の2泊だけは事前に予約をしてある。その後は進行具合をみながら前日か当日に予約をいれていこうと思う。



今夜の宿は浜松駅前のホテル辻梅である。





なぜか1階がかばん屋さんになっていてフロントは2階にある。

フロントへいくと「御用の方は1階のかばん屋さんまで」とメモがあった。
かばん屋さんへ行って今夜泊まるのでと話してバッグを預かってもらう。



ここはホテル兼かばん屋さんなのかそれともテナントとして貸しているのだろうか?


午後は浜松市の観光をする。
歩き旅は明日からにして今日は「航空自衛隊浜松広報館」の見学をするのだ。
駅前の吉野家で腹ごしらえをしてバスで向う。







なんの変哲もない住宅地でバスを降りると「エアパークはこちら」の案内があった。





途中でマンホールの蓋も撮影する。



住宅地の狭い道を歩いて行くと目の前にジェット機が現れる。







正面入り口前にも迫力のF-104J戦闘機がでーんと置いてある。





入り口では手の消毒。
これがちょっとしゃれていてうれしい。



館内へ入ると爆弾やミサイルが展示してあるのだが、、、ベニヤ板で作ったように見えるんですけど、、



これは敵を欺くためにベニヤ板とかボール紙で偽装しているのだろうな(笑)



館内にはプロペラ機から最新ジェット機まで展示してあり楽しめる。









コクピットに座ってのシミレーションも体験できる。





だがこのゼロ戦はレプリカとのことで残念。





展示機の数が少ないのは仕方ないのかな。

わたしは以前にアメリカのアリゾナ州にあるピマ・スペースミュージアムと、ワシントンにある航空宇宙博物館を見学したことがあるので規模の違いを感じてしまったのだった。






【↑ アメリカ アリゾナ州のピマ・エアスペース・ミュージアム】
ここには大統領専用機エアフォース・ワンの展示もある。





【↑ アメリカ ワシントンの航空宇宙博物館】
単独大西洋横断をしたリンドバーグのスピリット・オブ・セントルイス号の展示があった。


見学を終えて遠州鉄道の駅まで歩く。

鉄道に乗るのも好きだからチャンスがあれば乗ってみるのだ。
“助信駅”から“遠州病院駅”までの短い区間だけの乗車だ。







遠州鉄道はエヴァンゲリオンでラッピングされていた。





最近は鉄道会社とアニメとのコラボが多いような気がする。



電車を降りたら浜松城を見に行く。
1958年(S33)に再建されたとのことだが思いのほか小さな天守閣だった。





ネットで調べたら実物の3分の2のサイズだということだ。



予算の都合で原寸大は無理だったのだろうか?



徳川家康公の像の写真もしっかりと撮る。



ホテルの裏に餃子店があって開店前から長い行列ができていた。
有名な店なんだろうな。







夕暮れになったので食事へと出かける。



前回の歩き旅ではすき家の牛丼ばかり食べていた気がするなあ。
ウクライナ情勢の影響でファミレスも値上げが続いていてコストパフォーマンスは悪くなってきている。
チェーン店よりも街中の食堂のほうが割安感があったりする。

今夜は名物の浜松餃子を食べよう。











ラーメンと餃子の夕食で満腹になり、さっさとホテルへ戻り早めに寝る。

明日の朝は5時起きの予定だ。

東海道本線全線全駅歩き旅 続編

2022年06月16日 | 東海道本線 高塚駅から名古屋駅
東海道本線全線全駅歩き旅 続編

よ~し!

2019年春に中断したままの「東海道本線全線全駅歩き旅」を再開しよう!
まだ東海道本線589.5営業キロのうち高塚駅までの262.4営業キロしか歩けていない。
まだ全体の半分まで到達していないところで中断したのだった。

前回は桜も見ようと3月末のスタートにしたのだがかなり寒かった。
今回は5月の連休明けスタートにしよう、それなら梅雨のシーズン前だろうし。
と、2月から計画を練り始めた。

すると、なんということか3月16日に福島県沖を震源とした震度6強の地震で新幹線が脱線。
橋脚も破損し復旧に数か月の予想という。



だが、その後のニュースで4月末までには全面復旧の見通しとなった、おーよかった。

まず体力づくりからだ。
なにしろコロナ騒ぎでほとんど家にこもりきりだったから脚がかなり弱っている。
5Km程度なら普段の買い物などで歩いているが20Km、30Kmとなると違ってくる。
10Km、15Km、20Kmと歩く距離を伸ばしていき4月末には3日連続で25Kmを歩いた。


歩けるという自信がついたので荷物の準備をする。
ディパックの重さを6Kg以下に抑えたい。



以前は8Kgを背負って歩いたがもう体力に自信がない。
着替え、雨具、洗面用具、カメラ、バッテリー、充電器・・・と持ち物がどんどん増えて8Kgにまでなってしまう。
そこから減らそうとするのだが「同じシャツを3日も着るわけにいかないしなあ」、「カメラの予備バッテリーは3個は必要だし、、」とか「雨でシューズが濡れるだろうから防水スプレーも持って行かなきゃ」といった具合で、荷物はなかなか減らないのだった。
まるで引っ越し荷物みたいだなあ。

とくに困ったのが持病の薬だ。
前立腺肥大症の薬が4種類、コレステロールと中性脂肪を改善する薬、胃酸を抑える薬などのほかに、痛み止めの湿布薬や目薬、絆創膏まで含めると500グラム以上の重さになり、しかもかさばるのだった。

結論から言うと、着替えは2日分、洗面用具はほぼ不要、雨具は防水パーカ上下だけあれば間に合った。
帰宅まで一度も袖を通さなかった長袖シャツや使わなかった防水スプレー、予備のバッテリーなどは『ただの重り』でしかなかった。

ディパックはなんとか6Kg以内に収まって準備は完了。

JRの乗車券は盛岡から名古屋までの片道を購入した。
これは大正解だった。
JR乗車券は有効期間内で逆行しないなら何度でも途中下車できるので活用しないテは無いのだ。

東海道本線全線全駅歩き旅 続編

2022年06月15日 | 東海道本線 高塚駅から名古屋駅
東海道本線全線全駅歩き旅 続編

出発まで。

どうも状況がよろしくない。

新型コロナ(Covid-19)は治まりそうにない。
新規感染者数は減少傾向にあるとはいうものの、わたしの住む岩手県などでは感染者数の減少は緩やかだ。
もうマスク着用がどうのこうのという段階ではなく“いつでも、どこにでもコロナウィルスがある”といってよい状況なんだろうな。
たまたま体調がわるかったばかりに運悪く感染して発熱してしまう人が出てるんだと思う。
現在は政府も県も「緊急事態宣言」は出していない。
このままゆっくりとでも終息してくれたらそれでいい。と、考えているようだ。

そして、
ロシアのウクライナへの侵攻、、、“というが実際は戦争”も治まりそうにない。
わたしは『独裁者』は大嫌いなので、プーチン大統領やお隣のやたらとミサイルを発射する将軍様などはテレビで顔を見るだけでもイヤになる。



いまのところEUもアメリカもこれ以上戦火が広がらないようにと画策しているようだが果たしてどうなることやら。
いつまでたってもウクライナを占領できないことに業を煮やしたプーチンが核兵器を使わないとは限らないのだ。



そして、これらの不安材料が日本の前代未聞の円安を招き、物価が高騰してきている。

もうすでに日本は経済でも技術面でも中国、韓国に後れをとってしまった。
数年前まで日本人が“発展途上国”と考えていたタイでさえ日本を追い越そうとしているのだ。
コロナ騒ぎの直前まで中国、タイ、マレーシアの人たちは「日本は物価が安いから」ということで日本へ旅行に来ていたのだった。
日本人はそう言われるのがイヤで「彼らは日本の素晴らしい食事とおもてなしを楽しみに来ているのだ」と強がっていたのだが、そのインバウンド景気もコロナ騒ぎでおじゃんになってしまった。

いまだ日本人は海外旅行に出かけられないままだし、海外からの旅行者も受け入れていない。
(6月から一部受け入れることになった)
日本人も海外旅行に出かけても帰国時に検査などで費用もかかるし、場合によっては隔離ということもあるので気軽に出かけることはできないのだ。

だが、国内旅行は制限が無くなった。
“マスク着用”などいくつか条件はあるものの『自由に旅行』が出来るようになったのだ。

鉄道沿線ひたすら歩き旅(9) 三陸鉄道編

2022年06月11日 | つぶやき

先日のこと「鉄道沿線ひたすら歩き旅(9) 三陸鉄道編」の放送があった。

東京での放送は2020年12月とのことだから岩手で放送されるまでずいぶんと時間がかかっている。
もしかしたら再放送なのかもしれない。

コロナ禍でテレビの旅番組は外国へ取材に出かけられず国内の取材だけだったり、海外のリモート取材だったりで面白味は半減している。
その中でもこの番組はわたしのお気に入り。
このような番組に「やらせだ!」とクレームを入れる人はヤボでしかない、ドキュメンタリーじゃないんだから。娯楽番組として楽しめばいいのだ。

リーダーの福澤朗さんのまじめな感じがいいなあ。



ゲストは足立梨花さん、ロッチ中岡さん、ももクロ・あーりんさんでわたしにはなじみのない人たちなのがちょっと残念だが、これはわたしが普段テレビをあまり見ないので若いタレントさんを知らないからだ。

スタートはなぜか岩手船越駅。そこから2泊3日で久慈駅まで100Kmを歩こうというのだ。

これはかなりキツそうなコースだ。
三陸沿岸は山、また山でアップダウンが多いし、線路沿いに道は無いし、あっても林道だったりで歩きやすいとはとても言えない。

そこでダーツで出た目の数だけ列車に乗れるという“苦肉の策”で乗り切ろうとするのだが無理があったようで今回は失敗に終わるのだった。