
助手 「所長、まさかのイプシロン発売には驚きましたね。」
所長 「ああ、クライスラーから出たそうじゃな。」
助手 「フィアットとクライスラーがくっついて、クライスラー300をランチア・テーマとして出したり、デルタをクライスラーで売ったりしてるのは知ってましたけど、まさか日本でイプシロンがクライスラーから出てくるとは、想像もしませんでしたよ。」
所長 「じゃな。そもそもランチャとクライスラーなんて、水と油みたいな組み合わせを誰が考えたんじゃろうな。」
助手 「ですよね。ボクは往年のクライスラーってあんまり詳しくないんですけど、いわゆるビッグスリーの一角で、典型的なアメ車ってイメージですけどね。」
所長 「ま、そうじゃな。ボイジャーやPTクルーザーのヒットが記憶に新しいんじゃが、それまではインペリアルとかニューヨーカーなんかのデカいセダンで、リアウィンドウが切り立っとるヤツの印象が強いの。」
助手 「ありましたね。どうしてあんなデザインになるのか不思議に思った覚えがありますよ。」
所長 「シボレーやキャデラックなんかのGM、リンカーンなんかのフォードに比べると日本では馴染みが薄い感じじゃな。あとはダイムラー・クライスラー時代の300Cなんかは日本でもよぉ売れとったじゃろ。」
助手 「ま、日本ではジープ・ブランドが一番知名度が高いでしょうけどね。」
所長 「そうじゃな。」
助手 「ランチアと言えばやっぱりストラトスにデルタのインテグラーレでしょ。あとフェラーリエンジンを積んだテーマの8.32とか。」
所長 「有名どころでは、そんな感じじゃな。じゃがどれも極端なのばっかりで、本来はフィアットの高級版で言わばちょっと前のアウディって立ち居地なんじゃけどな。」
助手 「言われてみれば、ランチアと言えばアルカンターラですよね。」
所長 「で、フィアット・プントの高級版がイプシロンてワケじゃな。」
助手 「高級版という言葉では表しきれないデザインの良さが売りですけどね。」
所長 「んで、ややこしいんじゃが、クライスラーってブランドはクライスラーの中では高級ブランドなんじゃ。」
助手 「ダッジやプリムスなんかが大衆車でしたっけ。」
所長 「じゃな。日本にいるとどれも似たような感じに見えるんじゃがな。で、フィアットとクライスラーが一緒になって、似たような車種を整理しようとしたのが、今回のランチャとクライスラーなんじゃろう。」
助手 「似たような、で片づけるのはもったいないですけどね。」
所長 「じゃが実際のところ、ここんとこランチャってあんまりパッとせんかったし、仕方がないのかもしれんが。」
助手 「確かにそんな感じでしたよね。デルタが復活するって言うんで期待したんですけど、ヘンテコなカタチでびっくりしましたしね。」
所長 「今のイタリア車でドイツ車に対抗しようと思ったら、デザインに凝るしかないのはわからんでもないが、いくらなんでもやり過ぎじゃと思うの。」
助手 「ですよね。デルタを復活させるんだったら、素直にスポーティーなクルマにした方が良かったと思うんですけど。」
所長 「そうなるとアルファとの差別化が難しくなるんじゃろうな。そもそもアルファを吸収したせいでランチャの衰退が始まったようなモンじゃしの。」
助手 「そう言えばWRCでデルタの開発をしてたアバルトのスタッフの多くが、DTMの155の開発に回ったって聞いたような気がしますね。」
所長 「フィアットの方針としてスポーティーなのはアルファに一本化して、ランチャは高級路線として売っていきたかったんじゃろ。じゃがドイツ車がどんどん勢力を伸ばしていったのに対して、その頃フィアットはどん底の状態じゃったしの。」
助手 「でしたよね。ま、そう考えるとどんなカタチになったとしてもランチアのブランドが存続するのは、良かったのかもしれませんね。」
所長 「この先どうなるかわからんがの。」
助手 「で、イプシロンですけど、どうですか。新しいデルタと共通のモチーフも多いですけど、先代の面影も残ってますし、なかなかいいと思うんですけど。」
所長 「うーん、写真で見る限り、先代よりもずっと大きく見えるの。ワシは先代の小さくても凛としたトコが好きじゃったんじゃが。」
助手 「えーとですね、サイズは全長で6cm長くなってますけど、逆に幅は4cm細くなって5ナンバーに収まってますよ。」
所長 「ほぉ、そうか。そのせいで余計に長く見えるのかもしれんの。」
助手 「先代までは3ドアだったのが、5ドアになってるのも関係あるのかもしれませんね。デザイン処理で3ドアに見えるようにしてますけど。」
所長 「ああ、リアのドアノブをアルファみたいに目立たんようにしとるの。じゃがいくら何でも位置が高過ぎるじゃろ。」
助手 「確かに開けにくそうですね。でもその辺が国産車と違ってて個人的には面白いと思いますけどね。」
所長 「ま、初めて乗せるヒトが面食らうトコを見るのが、オーナーの密かな楽しみになるかもしれんが。」
助手 「元々イプシロンって初代からヒトを喰ったようなトコがあったじゃないですか。初代のデザインなんて今見てもギョッとしますしね。」
所長 「初めて雑誌で写真を見たときは、横の面が前に行くに連れて上を向くのが不思議でしょうがなかったのを覚えとるわ。今でこそ、そういう処理をしとるクルマも珍しくないんじゃが。」
助手 「でしたよね。」
所長 「じゃが実際に見てみると、どこも破綻しとらんし、こういう高級車の表現もアリじゃと思ったモンじゃ。」
助手 「ですよね。今でも小さな高級車って結構ありますけど、どれもメッキパーツで装飾したのばっかりで、イプシロンのようにデザインで訴求したのってありませんよね。」
所長 「そうじゃな。じゃがその装飾したのがよく売れとるんじゃから、お客の要望には合っとるんじゃけどな。」
助手 「かもしれませんね。ところで新しいイプシロン、日本で売れますかね。」
所長 「うーん、厳しいじゃろうな。」
助手 「やっぱりクライスラーで出したのは間違いかもしれませんね。アメリカン・ブランドのイタリア車って顧客が見えてきませんよね。あっ、生産はポーランドか。」
所長 「ランチャで出しとっても似たようなモンじゃろ。余っ程のクルマ好きじゃないと売っとるコトも知らんじゃろうしな。デザインにしても誰でもが気に入る類のもんじゃないしの。ま、気に入ったモンが買って終わりじゃろうな。」
助手 「そうですか。クライスラーの新たな船出も前途多難ですね。」
所長 「ま、クライスラー300の方が反応はいいじゃろうな。先代は結構見掛けるし、次期型を待っとったモンもおるじゃろうしな。」
助手 「300Cのイメージから大きく変わってませんよね。」
所長 「ワシも結構好きなんじゃ。今どきあんなに厚みのある四角いクルマって他にないからの。」
助手 「確かにちょっと前のクルマのプロポーションに近い気がしますね。」
所長 「セド・グロのグランツーリスモが気に入っとったモンなんかは、気になるんじゃないかのぉ。」
助手 「グランツーリスモですか、近いかもしれませんね。」
所長 「にしても、300とイプシロンって客層も全然違うし、おんなじバッジを付けとっても一緒に並べるのは違和感があるのぉ。」
助手 「ですね。でも逆に300に興味があって来たヒトにイプシロンを知ってもらえますし、イプシロン目当てのヒトが300を気に入るかもしれませんよ。ボクも普段見ないクルマに触れる機会があって見え方が変わるコトがありますからね。」
所長 「それはあるかもしれんの。」
助手 「あと気になるのが、クライスラーとランチアの今後ですね。今は各々のクルマのバッジを付け替えてるだけですけど、今後開発も一緒になるとしたら、どっちかのイメージに寄ってしまう気がするんですよね。」
所長 「うーん、そうじゃな。それぞれの得意分野がはっきりしとるし、小型車をフィアット、大型やSUVをクライスラーが担当するコトになるんじゃないかのぉ。じゃが今の流れはブランドのデザインを共通する方向じゃし、どっちかに寄ってしまうじゃろうな。」
助手 「ですよね。今のランチアのデザインで300をつくれば、理解不能なデザインになってしまいそうですし、反対にクライスラーのデザインでイプシロンをつくれば、最早イプシロンとは呼べませんよね。どっちに傾いても期待できないですよね。」
所長 「何も今のままのイメージでないといかんワケでもないし、これから新しいイメージをつくっていけばいいんじゃないか。上手くいくとアウディのように大化けするかもしれんしの。」
助手 「うーん、あんまり期待できなさそうですが。」
参考資料
クライスラー・イプシロン(クライスラー日本株式会社)
クライスラー300(クライスラー日本株式会社)
ランチア・イプシロン(『Wikipedia』ウィキメディア財団)
クライスラー300C(轟クルマ文化研究所)
Yahoo!グループ 轟クルマ文化研究所
所長 「ああ、クライスラーから出たそうじゃな。」
助手 「フィアットとクライスラーがくっついて、クライスラー300をランチア・テーマとして出したり、デルタをクライスラーで売ったりしてるのは知ってましたけど、まさか日本でイプシロンがクライスラーから出てくるとは、想像もしませんでしたよ。」
所長 「じゃな。そもそもランチャとクライスラーなんて、水と油みたいな組み合わせを誰が考えたんじゃろうな。」
助手 「ですよね。ボクは往年のクライスラーってあんまり詳しくないんですけど、いわゆるビッグスリーの一角で、典型的なアメ車ってイメージですけどね。」
所長 「ま、そうじゃな。ボイジャーやPTクルーザーのヒットが記憶に新しいんじゃが、それまではインペリアルとかニューヨーカーなんかのデカいセダンで、リアウィンドウが切り立っとるヤツの印象が強いの。」
助手 「ありましたね。どうしてあんなデザインになるのか不思議に思った覚えがありますよ。」
所長 「シボレーやキャデラックなんかのGM、リンカーンなんかのフォードに比べると日本では馴染みが薄い感じじゃな。あとはダイムラー・クライスラー時代の300Cなんかは日本でもよぉ売れとったじゃろ。」
助手 「ま、日本ではジープ・ブランドが一番知名度が高いでしょうけどね。」
所長 「そうじゃな。」
助手 「ランチアと言えばやっぱりストラトスにデルタのインテグラーレでしょ。あとフェラーリエンジンを積んだテーマの8.32とか。」
所長 「有名どころでは、そんな感じじゃな。じゃがどれも極端なのばっかりで、本来はフィアットの高級版で言わばちょっと前のアウディって立ち居地なんじゃけどな。」
助手 「言われてみれば、ランチアと言えばアルカンターラですよね。」
所長 「で、フィアット・プントの高級版がイプシロンてワケじゃな。」
助手 「高級版という言葉では表しきれないデザインの良さが売りですけどね。」
所長 「んで、ややこしいんじゃが、クライスラーってブランドはクライスラーの中では高級ブランドなんじゃ。」
助手 「ダッジやプリムスなんかが大衆車でしたっけ。」
所長 「じゃな。日本にいるとどれも似たような感じに見えるんじゃがな。で、フィアットとクライスラーが一緒になって、似たような車種を整理しようとしたのが、今回のランチャとクライスラーなんじゃろう。」
助手 「似たような、で片づけるのはもったいないですけどね。」
所長 「じゃが実際のところ、ここんとこランチャってあんまりパッとせんかったし、仕方がないのかもしれんが。」
助手 「確かにそんな感じでしたよね。デルタが復活するって言うんで期待したんですけど、ヘンテコなカタチでびっくりしましたしね。」
所長 「今のイタリア車でドイツ車に対抗しようと思ったら、デザインに凝るしかないのはわからんでもないが、いくらなんでもやり過ぎじゃと思うの。」
助手 「ですよね。デルタを復活させるんだったら、素直にスポーティーなクルマにした方が良かったと思うんですけど。」
所長 「そうなるとアルファとの差別化が難しくなるんじゃろうな。そもそもアルファを吸収したせいでランチャの衰退が始まったようなモンじゃしの。」
助手 「そう言えばWRCでデルタの開発をしてたアバルトのスタッフの多くが、DTMの155の開発に回ったって聞いたような気がしますね。」
所長 「フィアットの方針としてスポーティーなのはアルファに一本化して、ランチャは高級路線として売っていきたかったんじゃろ。じゃがドイツ車がどんどん勢力を伸ばしていったのに対して、その頃フィアットはどん底の状態じゃったしの。」
助手 「でしたよね。ま、そう考えるとどんなカタチになったとしてもランチアのブランドが存続するのは、良かったのかもしれませんね。」
所長 「この先どうなるかわからんがの。」
助手 「で、イプシロンですけど、どうですか。新しいデルタと共通のモチーフも多いですけど、先代の面影も残ってますし、なかなかいいと思うんですけど。」
所長 「うーん、写真で見る限り、先代よりもずっと大きく見えるの。ワシは先代の小さくても凛としたトコが好きじゃったんじゃが。」
助手 「えーとですね、サイズは全長で6cm長くなってますけど、逆に幅は4cm細くなって5ナンバーに収まってますよ。」
所長 「ほぉ、そうか。そのせいで余計に長く見えるのかもしれんの。」
助手 「先代までは3ドアだったのが、5ドアになってるのも関係あるのかもしれませんね。デザイン処理で3ドアに見えるようにしてますけど。」
所長 「ああ、リアのドアノブをアルファみたいに目立たんようにしとるの。じゃがいくら何でも位置が高過ぎるじゃろ。」
助手 「確かに開けにくそうですね。でもその辺が国産車と違ってて個人的には面白いと思いますけどね。」
所長 「ま、初めて乗せるヒトが面食らうトコを見るのが、オーナーの密かな楽しみになるかもしれんが。」
助手 「元々イプシロンって初代からヒトを喰ったようなトコがあったじゃないですか。初代のデザインなんて今見てもギョッとしますしね。」
所長 「初めて雑誌で写真を見たときは、横の面が前に行くに連れて上を向くのが不思議でしょうがなかったのを覚えとるわ。今でこそ、そういう処理をしとるクルマも珍しくないんじゃが。」
助手 「でしたよね。」
所長 「じゃが実際に見てみると、どこも破綻しとらんし、こういう高級車の表現もアリじゃと思ったモンじゃ。」
助手 「ですよね。今でも小さな高級車って結構ありますけど、どれもメッキパーツで装飾したのばっかりで、イプシロンのようにデザインで訴求したのってありませんよね。」
所長 「そうじゃな。じゃがその装飾したのがよく売れとるんじゃから、お客の要望には合っとるんじゃけどな。」
助手 「かもしれませんね。ところで新しいイプシロン、日本で売れますかね。」
所長 「うーん、厳しいじゃろうな。」
助手 「やっぱりクライスラーで出したのは間違いかもしれませんね。アメリカン・ブランドのイタリア車って顧客が見えてきませんよね。あっ、生産はポーランドか。」
所長 「ランチャで出しとっても似たようなモンじゃろ。余っ程のクルマ好きじゃないと売っとるコトも知らんじゃろうしな。デザインにしても誰でもが気に入る類のもんじゃないしの。ま、気に入ったモンが買って終わりじゃろうな。」
助手 「そうですか。クライスラーの新たな船出も前途多難ですね。」
所長 「ま、クライスラー300の方が反応はいいじゃろうな。先代は結構見掛けるし、次期型を待っとったモンもおるじゃろうしな。」
助手 「300Cのイメージから大きく変わってませんよね。」
所長 「ワシも結構好きなんじゃ。今どきあんなに厚みのある四角いクルマって他にないからの。」
助手 「確かにちょっと前のクルマのプロポーションに近い気がしますね。」
所長 「セド・グロのグランツーリスモが気に入っとったモンなんかは、気になるんじゃないかのぉ。」
助手 「グランツーリスモですか、近いかもしれませんね。」
所長 「にしても、300とイプシロンって客層も全然違うし、おんなじバッジを付けとっても一緒に並べるのは違和感があるのぉ。」
助手 「ですね。でも逆に300に興味があって来たヒトにイプシロンを知ってもらえますし、イプシロン目当てのヒトが300を気に入るかもしれませんよ。ボクも普段見ないクルマに触れる機会があって見え方が変わるコトがありますからね。」
所長 「それはあるかもしれんの。」
助手 「あと気になるのが、クライスラーとランチアの今後ですね。今は各々のクルマのバッジを付け替えてるだけですけど、今後開発も一緒になるとしたら、どっちかのイメージに寄ってしまう気がするんですよね。」
所長 「うーん、そうじゃな。それぞれの得意分野がはっきりしとるし、小型車をフィアット、大型やSUVをクライスラーが担当するコトになるんじゃないかのぉ。じゃが今の流れはブランドのデザインを共通する方向じゃし、どっちかに寄ってしまうじゃろうな。」
助手 「ですよね。今のランチアのデザインで300をつくれば、理解不能なデザインになってしまいそうですし、反対にクライスラーのデザインでイプシロンをつくれば、最早イプシロンとは呼べませんよね。どっちに傾いても期待できないですよね。」
所長 「何も今のままのイメージでないといかんワケでもないし、これから新しいイメージをつくっていけばいいんじゃないか。上手くいくとアウディのように大化けするかもしれんしの。」
助手 「うーん、あんまり期待できなさそうですが。」
参考資料
クライスラー・イプシロン(クライスラー日本株式会社)
クライスラー300(クライスラー日本株式会社)
ランチア・イプシロン(『Wikipedia』ウィキメディア財団)
クライスラー300C(轟クルマ文化研究所)
Yahoo!グループ 轟クルマ文化研究所
イプシロンは欲しく無いかも特にクライスラーマークが着いてるのは。
きっとイプシロンが欲しくて買った人はランチア仕様に改造するんでしょうね、イタ車ショップがランチア仕様キットとか売り出して。
イプシロンの形が正規で手に入るのは素直にいいこちだと思うのですが、いつまで続けられるのかなと。。
よくかんがえると300はダイムラー時代の相続遺産品ですね(笑)
PTクルーザーと300Cでひと山当てたのは良いのですが、その後が続いていない。
だってキャラものだから。私は2台ともデザイン好きですけど、でもねえ。
デルタがPTクルーザー後継のつもりなんでしょうけど、なんというか。。。
ランチアの様なクラシカルな雰囲気の高級車は今の時代には合わないのでしょうね。
ローバーは消滅(といっても他の要因が大きいですが)、ジャガー・MINIは路線変更。
ロールスロイスの様な特殊な例は別ですけど。
そしてアウディA4の時にも書きましたが、
世界中の車のデザイン・走りが更にドイツ流儀に染まっていくのでしょうね。
クラウンもボルボもフランス車もアメ車も足回りがドイツ車を目指している状況です。
>大きなセダンを買う機会があったら300Cとかのアメ車らしいのが欲しいですし、現在国産スポーツを使ってる趣味と通勤の車両にラングラーのショートが欲しいなんて夢を持ってますが、
でっかいアメ車っていいですよね。時どき無性に欲しくなります(多分、一生買わないでしょうけど。)
>イプシロンは欲しく無いかも特にクライスラーマークが着いてるのは。
>きっとイプシロンが欲しくて買った人はランチア仕様に改造するんでしょうね、イタ車ショップがランチア仕様キットとか売り出して。
でしょうね。ランチアのグリルがクライスラーに寄ってしまったのは残念ですけど。(あ、2分割グリルも商売になるかもしれませんね)
>先日、表参道の交差点でイプシロンのイベントがあり、たまたま実車を見かけました。
>イプシロンの形が正規で手に入るのは素直にいいことだと思うのですが、いつまで続けられるのかなと。。
欲しいヒトは急がないといけませんねぇ。
>よくかんがえると300はダイムラー時代の相続遺産品ですね(笑)
ところどころにベンツの部品が残ってるんでしょうね。
>ランチアの存続が危機的ですが、クライスラーも結構ヤバイような。
>PTクルーザーと300Cでひと山当てたのは良いのですが、その後が続いていない。
>だってキャラものだから。私は2台ともデザイン好きですけど、でもねえ。
>デルタがPTクルーザー後継のつもりなんでしょうけど、なんというか。。。
クライスラーはフィアットとの提携でどう変わるか、楽しみのような怖いような。
デルタとPTクルーザー、見ようによっては近いかもしれませんね。
>ランチアの様なクラシカルな雰囲気の高級車は今の時代には合わないのでしょうね。
>ローバーは消滅(といっても他の要因が大きいですが)、ジャガー・MINIは路線変更。
>ロールスロイスの様な特殊な例は別ですけど。
ランチアは、フィアットやアルファと違った魅力を出そうとして、どんどん深みにはまってしまったって気がします。
>そしてアウディA4の時にも書きましたが、
>世界中の車のデザイン・走りが更にドイツ流儀に染まっていくのでしょうね。
>クラウンもボルボもフランス車もアメ車も足回りがドイツ車を目指している状況です。
メーカーがそうしているのか、ユーザーが求めているのか、そういう流れになってますね。
イタリア車にはイタリア車の良さがあると思うんですけどね。