所長 「Eクラスにカブリオレが追加されたようじゃの。」
助手 「ですね。これでセダン、クーペ、ステーションワゴン、カブリオレとEクラスのラインナップが出揃いましたね。」
所長 「クーペにカブリオレは三世代前のW124以来じゃそうじゃな。ま、もっとも空いた2世代分はCLKが代わりを務めとったわけじゃけど。」
助手 「聞いた話によると今度のクーペとカブリオレも実質的にはCLKの後継のようですね。」
所長 「かもしれんの。」
助手 「ベースもEクラスじゃなくって、Cクラスらしいですよ、ホイールベースもおんなじですし。コードネームもセダンとワゴンは212なのに、クーペとカブリオレは207ですしね。」
所長 「ほぉ、そうか。」
助手 「正直、なんでEクラスにしたのか、よくわからないんですよね。」
所長 「そりゃ、販売戦略的なモンじゃろ。CLKがどれぐらい売れとったのか知らんが、ベンツとしては満足出来んかったんじゃないかのぉ。」
助手 「Eクラスにしたら売れるんですかね。」
所長 「それはわからんが、Eクラスって言うた方が、高そうな感じがするじゃろ。」
助手 「ま、確かに。」
所長 「CLKってエレガントを売りとしたラグジュアリー・クーペじゃったから、安いクラスのクルマよりも高い方が求められるんじゃないかのぉ。」
助手 「かもしれませんね。Cクラスベースと言うとSLKもありますし、売りにくかったのかもしれませんね。」
所長 「クルマのキャラクターは全然違うんじゃけど、案外客層は似通ってしもとったのかもしれんの。」
助手 「SLKが2シーターのライトウエイト・スポーツと言っても、やっぱりベンツですからユーザーも高級車だと思ってかうでしょうしね。」
所長 「じゃな。で、Eクラスにはクーペは不在じゃから、こっちにしとこって感じなんじゃないか。」
助手 「そんなモノかもしれませんね。」
所長 「あと車種の整理もあるかもしれんの。」
助手 「整理ですか。」
所長 「そうじゃ。ここんトコ車種がどんどん増えとるからのぉ。」
助手 「それは言えてますね。Aクラス、BクラスにMクラス、GLにGLK、あとRクラスにCLSと90年代後半以降一気に増えましたからね。」
所長 「スポーツモデルもSLRにその後継のSLS AMGもあるしの。」
助手 「ですね。」
所長 「それぞれのモデル毎に細かく戦略を立てとるんじゃろうけど、実際にはマーケットが似通ってしもとるケースもあると思うんじゃ。で、コンパクトのA、Bクラス、Cクラス、Eクラス、Sクラスと価格帯でランクを設けて、価格帯ごとにセダン、ワゴン、クーペ、カブリオレ、ミニバンにSUVとクルマの性格の棲み分けをきっちり決めようとしとるんじゃないかのぉ。」
助手 「この間、アウディA5のスポーツバックが出たときに、表をつくって空いてる欄を埋めてるようだって、言ってましたよね。」
所長 「そうじゃ。そんな感じじゃ。じゃからひょっとすると次のCLもSクラス・クーペとして出るかもしれん。」
助手 「ありそうですね。そうするとSLKはCクラス・クーペになるかも、ですね。」
所長 「うーん、SLKとSLは独立した存在になるんじゃないかのぉ。」
助手 「どうしてですか。」
所長 「その方が付加価値を高められるような気がするんじゃ。例えばアウディのTTってクルマがあるじゃろ。」
助手 「はい。」
所長 「あれってベースはA3やゴルフと共通なんじゃけど、A3クーペとかA3ロードスターって名前で出たらどうじゃ、魅力が半減するじゃろ。TTと言う名前じゃからこそ、アウディのヒエラルキーに属さん存在で居られるんじゃ。」
助手 「なるほど、それはそうですね。」
所長 「じゃからSLKもおんなじじゃと思うんじゃ。」
助手 「わかりました。」
所長 「先代のCクラスにスポーツクーペってあったじゃろ。確か向こうでは現行モデルでもあったはずじゃ。あれの方がCクラス・クーペに相応しいんじゃないかのぉ。」
助手 「あー、ありましたね。クーペって言うよりも3シリーズ・コンパクトのようなハッチバック的な存在でしたよね。確か現行はCLCって言ってたと思いますよ。」
所長 「ややこしいのぉ。CLSにSLSにCLC、どれがどれかわからんようになってきそうじゃ。」
助手 「案外Eクラスクーペにしたのもその辺りに理由があるのかもしれませんね。」
所長 「言えとるの。」
参考資料
メルセデスベンツEクラスクーペ(メルセデス・ベンツ日本株式会社)
メルセデスベンツEクラスカブリオレ(メルセデス・ベンツ日本株式会社)
メルセデスベンツEクラス(轟クルマ文化研究所)
メルセデスベンツ CLK(『webCG』 日経デジタルコンテンツ)
アウディA5スポーツバック(轟クルマ文化研究所)
Yahoo!グループ 轟クルマ文化研究所
助手 「ですね。これでセダン、クーペ、ステーションワゴン、カブリオレとEクラスのラインナップが出揃いましたね。」
所長 「クーペにカブリオレは三世代前のW124以来じゃそうじゃな。ま、もっとも空いた2世代分はCLKが代わりを務めとったわけじゃけど。」
助手 「聞いた話によると今度のクーペとカブリオレも実質的にはCLKの後継のようですね。」
所長 「かもしれんの。」
助手 「ベースもEクラスじゃなくって、Cクラスらしいですよ、ホイールベースもおんなじですし。コードネームもセダンとワゴンは212なのに、クーペとカブリオレは207ですしね。」
所長 「ほぉ、そうか。」
助手 「正直、なんでEクラスにしたのか、よくわからないんですよね。」
所長 「そりゃ、販売戦略的なモンじゃろ。CLKがどれぐらい売れとったのか知らんが、ベンツとしては満足出来んかったんじゃないかのぉ。」
助手 「Eクラスにしたら売れるんですかね。」
所長 「それはわからんが、Eクラスって言うた方が、高そうな感じがするじゃろ。」
助手 「ま、確かに。」
所長 「CLKってエレガントを売りとしたラグジュアリー・クーペじゃったから、安いクラスのクルマよりも高い方が求められるんじゃないかのぉ。」
助手 「かもしれませんね。Cクラスベースと言うとSLKもありますし、売りにくかったのかもしれませんね。」
所長 「クルマのキャラクターは全然違うんじゃけど、案外客層は似通ってしもとったのかもしれんの。」
助手 「SLKが2シーターのライトウエイト・スポーツと言っても、やっぱりベンツですからユーザーも高級車だと思ってかうでしょうしね。」
所長 「じゃな。で、Eクラスにはクーペは不在じゃから、こっちにしとこって感じなんじゃないか。」
助手 「そんなモノかもしれませんね。」
所長 「あと車種の整理もあるかもしれんの。」
助手 「整理ですか。」
所長 「そうじゃ。ここんトコ車種がどんどん増えとるからのぉ。」
助手 「それは言えてますね。Aクラス、BクラスにMクラス、GLにGLK、あとRクラスにCLSと90年代後半以降一気に増えましたからね。」
所長 「スポーツモデルもSLRにその後継のSLS AMGもあるしの。」
助手 「ですね。」
所長 「それぞれのモデル毎に細かく戦略を立てとるんじゃろうけど、実際にはマーケットが似通ってしもとるケースもあると思うんじゃ。で、コンパクトのA、Bクラス、Cクラス、Eクラス、Sクラスと価格帯でランクを設けて、価格帯ごとにセダン、ワゴン、クーペ、カブリオレ、ミニバンにSUVとクルマの性格の棲み分けをきっちり決めようとしとるんじゃないかのぉ。」
助手 「この間、アウディA5のスポーツバックが出たときに、表をつくって空いてる欄を埋めてるようだって、言ってましたよね。」
所長 「そうじゃ。そんな感じじゃ。じゃからひょっとすると次のCLもSクラス・クーペとして出るかもしれん。」
助手 「ありそうですね。そうするとSLKはCクラス・クーペになるかも、ですね。」
所長 「うーん、SLKとSLは独立した存在になるんじゃないかのぉ。」
助手 「どうしてですか。」
所長 「その方が付加価値を高められるような気がするんじゃ。例えばアウディのTTってクルマがあるじゃろ。」
助手 「はい。」
所長 「あれってベースはA3やゴルフと共通なんじゃけど、A3クーペとかA3ロードスターって名前で出たらどうじゃ、魅力が半減するじゃろ。TTと言う名前じゃからこそ、アウディのヒエラルキーに属さん存在で居られるんじゃ。」
助手 「なるほど、それはそうですね。」
所長 「じゃからSLKもおんなじじゃと思うんじゃ。」
助手 「わかりました。」
所長 「先代のCクラスにスポーツクーペってあったじゃろ。確か向こうでは現行モデルでもあったはずじゃ。あれの方がCクラス・クーペに相応しいんじゃないかのぉ。」
助手 「あー、ありましたね。クーペって言うよりも3シリーズ・コンパクトのようなハッチバック的な存在でしたよね。確か現行はCLCって言ってたと思いますよ。」
所長 「ややこしいのぉ。CLSにSLSにCLC、どれがどれかわからんようになってきそうじゃ。」
助手 「案外Eクラスクーペにしたのもその辺りに理由があるのかもしれませんね。」
所長 「言えとるの。」
参考資料
メルセデスベンツEクラスクーペ(メルセデス・ベンツ日本株式会社)
メルセデスベンツEクラスカブリオレ(メルセデス・ベンツ日本株式会社)
メルセデスベンツEクラス(轟クルマ文化研究所)
メルセデスベンツ CLK(『webCG』 日経デジタルコンテンツ)
アウディA5スポーツバック(轟クルマ文化研究所)
Yahoo!グループ 轟クルマ文化研究所
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