TodaiCruiserGyosyu -東大ヨット部クルーザー班仰秀's Blog-

世界選手権出場を目指し、毎週土日に三崎で練習するクルーザー班。
練習報告を軸に、部員の生活を記事にしてます。

2010全日本選手権、結果

2010-11-23 11:10:51 | レース報告
全八レースを終了しました。

19 祖国丸 5-(8)-3-2-3-4-1-1
22 FOX 2-3-1-(12)-1-2-9-4
23 シエスタ 1-2-5-8-2-(10)-3-2
27 リップル 7-5-(11)-1-4-1-4-5
36 ピンクキッス 3-11-2-3-(12)-3-7-7
41 テンプス 11-1-6-(15)-6-6-8-3
42 月光 6-7-4-(16)-5-9-5-6
48 帆省海 8-4-8-4-8-(11)-6-10
64 フェルデフォン (16)-9-10-7-9-13-2-14
70 ブーメラン 10-6-13-14-7-(16)-11-9
76 オリーブ 12-(17)-17-10-11-5-13-8
85 仰秀 15-12-14-6-17-8-(18)-13
86 アンカーズ 9-(20)-7-11-15-17-16-11
90 クラリス 14-14-12-(17)-14-7-14-15
92 KOBE MD 4-15-15-9-18-14-(19)-17
96 サーフメイド 17-(21)-16-5-16-15-15-12
99 ホワイトスコール (OCS)-13-19-13-10-12-10-DNC
110 レッドスター&薬師丸 13-10-(OCS)-21-19-19-12-16
116 アンコントロール (OCS)-18-9-19-13-18-17-DNC
134 オセアニット 18-16-18ー20-20-20-RAF-(DNC)
135 信濃 19-19-20-18-(21)-21-20-18

第1レース
、160゜、3.0m/s

第2レース
、250゜、3.5m/s

第3レース
、280゜、3.0m/s

第4レース
、270゜、3.5m/s

第5レース
、80゜、4.0m/s

第6レース
、90゜、5.0m/s

第7レース
、65゜、4.0m/s

第8レース
、320゜、10.0m/s

TeTsuPost

2010全日本選手権1日目そのに

2010-11-20 22:17:13 | レース報告
一レース目

クラリスが25秒前に仰秀の真ん前に居座り、完全に出遅れてスタート。30秒我慢してタックレーンを作り、返す。
その後右艇団が返してきたのを受ける形で返す。しばらく伸ばす。レグの2/3くらいのところで正面テンプスのブランケ気味になったものの、左がかなり伸びていたため短めに2度タックをうち、ブランケをかわす。
左、かなり前の艇団に対して下で受け、レイラインへ。奥まで行くのはリスキーと判断したためとはいえ、レイラインが長くなりすぎました。後ろに3つ。前たくさん。(18)

一下…即ジャイブ。ホワイトスコールがスピントラブルに陥っている間に上突破。黄もそのまま抜き去って二つ上げる。(-2)

二上…マークチェンジ。右へ行き、ブローに乗って一人旅。かなり怖かったものの、振れを掴んで順位を上げる。(-2くらい)

二下…再びほぼ一本。少し詰めるも順位変わらず。

三上…再度マークチェンジ。件のオリーブ前のタックを経て、右へ再び伸ばすも、風軸が安定してきたため伸びない。むしろ遅れ始める。ヘッダーでもう少し細かく返せば違っていたかもしれない(+1)


二レース目

グッドスタート。…も、ハンセイカイに上り殺され、逃げタック。プランは左であったものの、左の先行艇より、現時点でまだこちらが先行している右海面でのリードを確定させることを優先。一艇のみこちらが下先行に、あとの右艇団は抑える形になるようにタック。案の定左が伸びるが、太刀打ちできないほどではない。10位。

一下…祖国丸、月光を緩めに抑えながら左へ出し、右に行った数艇を抜く。最後にスタボアプローチを意図して左に出したものの、アプローチの距離が長く、後ろとの差が詰まる。(-2)

二上…早めのタック。月光、祖国丸をカバー。左に出し、大きめのヘッダー帯に合わせてこの2艇より先にタック。後から二艇ともついてきたため、ホッとしていたところで起きたのが前述のブランケ事件。あ、あとクラリスにもマヌケなタックを打って二上回航で抜かれました(+3)

二下…右に出したクラリスを、例によってトップ艇団とともに左に出して抜く。艇団よりも先に返してクラリスの前でジャイブ。左に行った月光、祖国丸は抜けず、ターゲットから外れる。真ん中を走ってきたピンクキスが意外に伸び、すぐ後ろを回航。(-1)

三上…ピンクキス、クラリスのカバーのために左に出し過ぎ、後は前述の通り。(+2)

まだ眠くならない…電気が消えたのでこれにて目だけはつむります。では。

2010全日本選手権1日目 そのいち?

2010-11-20 21:13:29 | レース報告
コースの目だったミス、の速報デス。目が冴えて全く寝られんので…

カッコ内は失った点数です。

1レース目
下マーク回航直後
・下のオリーブのタックに合わせての急なタック
  …奥のトップ集団が一斉に返してきたのが目に入ったため。結果オリーブのブランケに入り、ダブルタック。最後にこのロスが響き、クラリスと薬師丸?に2艇身差でいかれる(+2)


2レース目
一下、マークアプローチ
・スタボアプローチで、上の船との距離が充分ではなく徐々に寄って行き、ブランケ。
  …寄ることは見えていたものの、距離が思ったより長く、祖国丸に寄りすぎた。上突破はされなかったものの、かなり危うかった。(0)


二上の3/4過ぎ
・帆省海?のブランケを走り、それまで完全に抑えていた月光、祖国丸にゲージをとられ、抜かれる
  …石川の回答によりブランケではない、と判断したものの、上の船に気づいていなかったとのこと。コミュニケーション不足(+2)


三上の3/4過ぎ
・後ろのピンクキスに気を取られ過ぎ、右海面の1艇にいかれる。
  …油断。注意していたレグ前半ではまるで伸びておらず、無警戒になっていた。目が4つ欲しい。5つでも6つでも…(+1)

・で、そのピンクにも、祖国丸のブランケ?を走り過ぎ、更にバング入りすぎによるスピードロスで抜かれる。
  …。。(+1)

シャワー中に1人毒吐きと反省終了。切り替えて明日頑張ります。

レースレポ。頭痛がひしひしと痛みます。

2010-10-19 12:45:39 | レース報告
どうも、下で紹介にあがりました根拠のない自信満々のタクティシャンです。そんなに自信満々だったか…?まだGPS見ておりません。あまり見たくないというか…。

今回は目標順位に向かってかなり思い切った(偏った)コースを引いてみました。風が風だったので対艇団のポジション取りよりもブローのあるところを重視し、ラルを渡らないで済むところでかえす、艇団に対してはフレッシュを走っていればとりあえずそれでいい、という海面見たまんまの方針です。いままで、スタート失敗→ポジションを意識しすぎて、堅く引いてケツを守る、という矛盾にあふれたコースだった気もしていたので。

僕に残った課題は夏からあまり変わってない気もします。要は「諦めの悪さ」。判断が甘いとも、アタマがカタイとも言うかもしれません。3レース目は特にひどいものでした。

チームとしては、前ともはりあえて、スタートが悪くても挽回できるスピードがある、ということを実感でき、実りの多いレースでした。順位はあまり変わりませんでしたが…。


1レース目
かみ
・ポジションはリップルの上。むぅ。スタート。
・走れん。
・スタート直後、どのみち右に出す方針だったので、前の艇のタックがない(なさそう)ことを確認、タックするレーンが見え次第、すぐタック。The Spirit of Nishimotoの後ろをなめたのは想定内でしたが、ピンクキスの後ろを回ったのは想定外。ちょっとThe Spirit of Nishimotoが近く、タックに無理があって船が回りきってしまいました。
・ブロー入ったところでほぼ唯一の一緒に走っていた艇、The Spirit of Nishimotoが返す。咳をしても一人。大きいブロー帯にしっかり噛むはず!と信じ、更に行ったところで返す。ちと行き過ぎ感あり。
・だぼはぜ(…だったか。月光ではなかった)にタックされてブランケ。ここでタックしたら次はレイラインに乗ってしまうため、タックではなくスピードモードでとっとと抜ける方を選択。脱出。
・右伸びたぶんがブランケを相殺、なんとか順位を上げてまわる。この時点でもう5位だった(はず)。

しも
・諦めてGPS見たらハングアップ。画面チカチカ。頭痛も手伝ってクラクラする…何とか断片を拾う。
・The Spirit of Nishimotoとまた一緒。一下なので仲良く緩めの上りあいをしながら、一応祖国丸の右だしを牽制する形で合わせて返す。右が伸び、ピンクキスともう一艇(テンプスだったと思います)が迫ってきているようにも見えたという事情も。
・ピンクキスは半ば諦めていましたが、ヘルムに聞いたら前で返せるとのコト。前で返す。
・祖国丸?は案の定無理でした。ラップあるも物理的に無理。前4艇のスピードに愕然としながらダウンでも順位を守る(あげた?)。5位。

かみ
・ピンクキス含む2艇がすぐタック。すぐ後ろの一艇をそのまま行かせ、その2艇と離れないよう、しかしカバーするでもなく、きっちりブローに噛んでからタック。大分先ではあったものの、左に降りてくるブローが見え、とりあえず目の前のブローに入ってからという趣旨。右は確か湾内には入っていたものの、スタボロングだったので即却下。一旦は振れ戻るだろう、という考え。
・前の祖国丸は一緒に来てしまい、後ろの2艇は途中で返す。
・伸ばす伸ばすまだ伸ばす。ヘルムは途中、まだ行くのかよ…と思っていたそう。風、あまり戻らん。スタボ、長い。
・タックポイントを逃す。本当はだぼはぜの前に返したかったが、考えていることは皆同じ。下から来るフネもリップルのみ。仕方ないので上まで行って返す。ポートのレイ近い…
・まわる。5位

しも
・ブローに乗ってるのをいいことに左出し。スタボロングなのに…。
・調子に乗って端まで出す。後ろ抑えてたし、いいか。
・右にもブローが入ったのか、またピンクキスが怖いポジに来る。何とか前で返し、事なきを得る
・前4艇、速い。でも差は広がってない。気がした。
・5位。

2レース目
かみ
・オンザコースサイド。リコールでした。リコールしたのに…
・出るか戻るか悩む。遅れる。
・上走るジェリー、ニューセールがめっちゃ速い。ウチだって古くないのに…
・走れん。
・返す。
・スタボが長い。返す理由を探していたところにヘッダーのブロー。一も二もなく返す。
・最後のポートで、一時は後ろにいたジェリーフィッシュにスタボで迎え撃たれる。「行ける」「イヤ無理」という3秒の会話を経て、なめる。
・ジェリーのカバーが外れた隙に早めのタック。レイライン。
・同時に返されてジェリーフィッシュ抜きはならず。むしろギリギリのレイラインに四苦八苦。スマン。
・スタートからはほどほどに順位を上げて回航。

しも
・左出し。スタボロングになりつつあるのにリスク高し。
・前の数艇がマーク付近で混雑し、大分早めのスピンダウン。ややスピードモードで右に出し、ギリギリまでスピンで行って内側を回る。痛恨のマークタッチ。
・一周。上回航と同じ順位。

かみ
・スタボロング!左出し!と言っておりましたが、ブランケ抜けきらないうちに下のオリーブがタック。タック後のルームがないことを主張したものの、正直に行ったらぶつかりそうだったのでヘルム&トリマーの判断でとにかくタック。ナイス。
・オリーブはホープレスに入れて追い出したものの、そもそも先行する月光のブランケなので走れず。
・すぐにタック。
・左出しの艇が多かったこともあって仕方なく右へ。まだ勝負処じゃないとは思いましたが、何につけてもスタボロングだったのでリスクを取りに。
・右に振れるもブロー弱し。オーバーの危険と隣り合わせの最悪の展開。
・更に上にいたアンカーズが落としてくる。ブランケ気味になるもタックもできず。
・「スピニシが一番」というトリマーの空気読まない発言。下がどうなってるかって聞いたのに…このやろう。
・レイラインに入ってきた艇団で当然のごとくマークには入れなくなる。見越して早めのダブルタック。後ろふたつ、前たくさん。
・リスクだけ取った。

しも
・即ジャイ。前の艇団も右が伸び、継続して右が入りそうだったので。カバーしても仕方がない順位だったので。
・途中までどんどん前の艇団と差を詰め、一時は同じ右海面に出した上位艇を抜いたか、と思うほどまで行ったが、スピードが伸びなくなってくる。ヘルム曰く、ヒールのつけすぎだったかも、とのこと。後ろからやってきた帆省海にも、一時はこちらが圧倒的に優位に立っていたはずのアンカーズにもいかれ、回航。
・結果論から言えば、最後(レグ1/4くらい?)は左出しが正解。なぜ?潮はあったが…。
・後ろにマーク、前たくさん。下マーク回航では前後差が縮まりフネが数珠繋ぎになったものの、その端っこ。悪い方の。
・ホーン鳴らず。合掌。

3レース目
かみ
・うまくいった。
・前いっこ、後ろたくさん

しも
・うまくいった。たまたま。合わせて月光に返されてたら結果は違っていたように思います。石山さんの表情(*月光のバウマンの方です)が、サングラス越しですが「何やってんだオメーラ」とおっしゃっているように見えました。全くです。
・返したかったのは事実ですが、タイミング悪し。
・前いっこ、後ろたくさん

かみ
・しんだ。
・スタボロング。
・ひだりだし。みぎ、に、ブロー(が、あったらしい byこうねん)。入ると信じて来ぬブローを待ち続け、だぼはぜと二人して沈没。しかも当のだぼはぜには前行かれる。

しも
・ひだりだし。ひだりにブロー。なんとかまとめた。まえ5つ、うしろ4つ。
・つかれた。


3レース目はまた後で書き足します。GPSで目がチカチカする…。直りそうならよろしゅう>GPS

うぅ、2時間もかかちまったい…願書かかにゃ。

京急サマーレガッタ

2010-08-03 15:49:53 | レース報告
7月24・25日とJ24京急サマーレガッタでした。2日間に渡るレガッタレースは10月の関東選手権までなく、一定の成果を出すべく気合いを入れて臨んだレースでしたが、14-15-10-15-11位/17艇で総合15位と結果的にイイところなしで終わってしまいました。

レースレポートは牧野が書くはずですが、レースの総括として、スタートが一線で出れないことは大きな敗因ですが、タックして(上スタートじゃないと逃げタックのタイミングも難しい・・・)フレッシュブローをつかんだあと、そこから真ん中あたりまで挽回するという展開が一度もできなかったことは今の仰秀の戦う力不足です。大潮かつ軽風で上りも下りもコース・走り共に難しい反面、順位を上げるチャンスもあったはずなのに。

印象として、大まかなストラテジー(左右の海面選択)は無難な気がしますが(ダウンのブローの取り方はもっとうまくなる必要あり)、結局タクティクスで埋もれていってしまっていること(第3レース顕著でした・・・)、ストラテジー(ブロー・シフト・潮・波など)・タクティクス(どの艇に対してカバーかリスクとるか)の優先順位が曖昧(もしくは共有できていない)で艇の動きが鈍かったです。あと、クルー全員がコースに貢献できている状態ではないことが(ベースとなるコースの理解及びアウトプットが足りない)もったいないです。

クローズのボートスピードの反省として、安定して走っていて周りより若干イイ走りをしている局面もある一方、(少なくとも今レガッタのような軽風では)明らかに周りに遅れている時間が長すぎるのが、まずは問題です。
外部要因(潮・波・ブランケ)も考えられますが、頻度的に内部要因の可能性が大きく、ヒールは割とずっとさせており乗艇位置も前だったので、セールトリムと風の当て方がまずいことによるパワー不足な気がします(リグが標準だったことも影響しているかもしれません)。実際、速い艇はもっとヒールを起こせているようでした。特にチョッピー海面で失速してしまうと、中々走りだせません。レース最後の方で、意識的に風を当てて走ってこまめにヒールを起こすようにしたところ、走りが安定した感じがしました。ラルやチョッピー海面では変化を意識して丁寧に走らせるしかありません。
対策として、①クローズもフリーももっと両者でコミュニケーションをとること(何某のルール化も必要でしょう)、②あと特にクローズについては海況とセッティングについてデータ化を試みます。③タック練習をドリル化します。タックがうまくなる+加速の練習になると共に、ヒールやロールを通してデッキが走る感覚を磨くことができるからです。④体重もそろえて練習していく段階でしょう。

課題であったスタートは、全く決められずじまいです。最近練習では、ポートアプローチで並んで上艇にバウを揃えて出るボートコントロールを練習していました。レースではポートアプローチだけではありませんでしたが、①出たいサイドでラインに並ぶことができていない場合、②ラインに並べても最後の加速の段階で遅れてしまう場合 のオンパレードでした。
原因として、①については、マニューバの風位が低いこと、もしくは高すぎるため低くしようとして失敗しています。②については、自分達の中でラインと時間距離を正確に把握できていないため周りに合わせようとするだけでは遅れてしまうこと、加速に向けた微速でのポジション維持(下のルームとブランケ)、練習とレースでの加速の感じが違うこと(海面と風が乱されることもありますし、心理的なものもあると思います。)があると思います。
対策として、①ストップ&ゴーと一艇での時間距離のスタ練はドリル化する共に、②応用ですが、逆に10秒でクローズにのれる微速練というのもしてみようと思います。ハンドリング練に近いかもしれません。③スタートの必勝パターンを作りたいと思います。上サイドと下サイドそれぞれ、2分前や1分前でそこにいられれば必ずスタートできる場所(n艇身前の見通しを取るのもルーティン化しようと思います)を作ります。もちろん他艇や有利サイドによって変化はありますが、スタートの基盤にはなるはずです。
複数艇でスタ練できる機会はもう少ないと思いますが、だからこそそういう機会を生かせるよう一艇でできることは確実につぶしましょう。
<疑問点>
ストップ&ゴーが加速の練習であることは明らかですが、ストップの練習でもあると思います。マークの横で止まるボートコントロールは必要だと思いますが、実践的な練習にするためには、どういうパターンのストップを考えるべきでしょうか。
①マーク手前をめがけてダウンスピードタックでとまるパターン、②クローズ角でアプローチしてセールを抜いてとまるパターン、③風位にたてたり、ダブルタックのような感じ(S字?)でとめて加速の瞬間にクローズ角に戻すパターンなどが考えられますが・・・。
①だとポートアプローチの練習にもなり、②だと時間距離の練習になり、③だとより実戦で使えそうな気がします。

全日本選手権まで残り3ヶ月ちょいで、全日本5位という目標に赤信号が灯っています。ただ夏休みがあり、まずは基本に戻り練習量をとるのはもちろんですが、もっと質の高い練習をしなければ現状的に目標には届きません。むしろ夏休みを正しく利用すれば、絶対に勝てるはず。夏休みの練習でみんな大きく変わらないと後悔することになるので、具体的にどう変わればいいのか考えましょう。(つづく)

ちなみにサマーレガッタに先だって行われたオーナーヘルムレースでは、東大総長の名代として3年生の小松が舵をもちました。ほとんどヘルム経験はなく、どうなるかことかと思いましたが、(2度危ない場面はあったものの)無事に15位フィニッシュを決めました。クローズは割と走れていたけど、基本的にまだボートコントロールができていないよう。

スプリングレガッタ2日目

2010-06-02 12:17:37 | レース報告
(前後しますが)スプリングレガッタ2日目。北の軽~中風で3レース行われました。
着順は14・14・10位/14艇、総合順位は・・・まだ発表されてませんが、おそらく最下位です。。

◆第5レース(30°設定、約10→15knot)
左海面からブローが入ってきているように見えた、かつ下有利だったので、スタートは下めを狙う。が、結果死にスタ。ブランケの中でおとして走りつつも左海面へ。やっぱり走れないてことで、タック。ラルのタックで再度ブランケに。タック。フレッシュで走れるところまで伸ばしたらポートレイライン近く。タック。この時点でダントツ最下位。

◆第6レース(30°設定、約15→10、リグ2つup)
スタートは下め狙うが、良くない(やっぱりGPSで見ると顕著だけど、ラスト10秒くらいで一気にウチだけ低くなってる)。早めに返すが周りも返したので、再タックで左に。艇団の左に出たところでタック。ラルでパワーが足りない(リグアップ失敗)。ブロー求めてタック繰り返すも、先頭集団のブランケ抜けれず。レイラインをオーバーセールしてしまい、最下位に。ダウンはブローを走るよう気をつけるが、結局最下位。


◆第7レース(60°設定、12~15、リグ1つup)
若干上有利になるも、空いてる下めからスタート。しかし、GPSには写ってない艇が上からベアして現れ、すごくラインをあげ、ついていけずブランケに(あれはリコールでは・・・、まだ分からないが)。ただブローも上がっていたので、おとしめに走りながら左伸ばす。ブローラインで全艇タック。そのまま右に伸ばそうと思うが、ミートで「前通っていいですか」交渉がうまくいかず、やむなくリーバウタック。レイラインを読み違えツータックで最下位。
2上で、ファーストタックの機会を伺いつつブローで返すと、左海面がラルで左艇団に追いついている。左には伸ばしたくないが、ブランケ抜けるところまで行きタック。レイライン若干オーバーセールするも、他艇もオーバーセール。2上マーク11位。
ダウンは、ブローを見て右海面に。ブローラインでジャイブしつつ、右が伸び、下回航で1艇抜き10位。

◆総括
かなり残念な結果ですが、良かった点を挙げると、クルーワークや回航の手順は失敗がなかったことと、コミュニケーションを取ろうとできたことですかね。
今後の課題は、(結果的に)割と全てだけど、まずはスタートかと。あとは、ボートスピードの技術面は夏休みの平日とかいくらでも練習できるので。

◆スタート
マニューバについては、ラインの大体出たい場所は予め決めて、あとは情報を出して相談しつつ、ヘルマスマンの判断てことで、だいぶ形にはなってきたと思います。
スタートは、時間距離がまだ微妙なのもあるけど(練習でも±5秒くらいのずれあるし)、ラインが読めていない気がする(絶対リコールだと思った艇がセーフだったし)。バウマンとのコミュニケーションをもっと頻繁かつ正確に行うよう意識して練習したいです。
あとは、加速のルームとか、出るタイミングとかをもっとジブトリマーとしてはヘルムスマンと共有するようにします。レガッタの中でだんだん良くなってきた実感はあるけど。
あと、予備加速(ハーフ)をもうちょっといれてもいい気がする。ジェノアはちょっと入れてるんだけど、メイン完全シバーていう。(そういうものかは分からないけど)

◆ボートスピード
全体的に良くはなかったと思います。練習しつつ、色々な要因を探りましょう。
あとタックは、ロールもジブもたぶんヘルムも、たまに粗いから、ポイントと思って全て丁寧にタックするよう普段から気をつけます。

◆コース
まず確認として、フレッシュのブローを走るのは(特に軽・中風だと)優先順位高い。
スタートの失敗をリカバーするには、あの風では(結果的にだけど)端まで伸ばすことも必要だったかもしれない。
下情報の出し方については、ちゃんと整理して伝えられるよう努力するので、フィードバックしてください。

なかやま

2010年FR③

2010-05-18 15:40:03 | レース報告
 このブログの訪問者数の少なさに安心と不安が入り混じった複雑な気持ちです。まぁ書きたいこと書けるのでいいかも。このブログ、あっしにとっては反省用なので新入生見てないほうがいい…かな?哲のレシピが最近更新されないなぁ。
 前置きで引き伸ばしても仕方ないので、ここからはもしお暇でしたら死にたくなるようなヘボタクトが詰まった3レースをお楽しみください。なかなかここまでヘボいのはレアものです。二度とやりません。

 1レース目。ラインが極端に下有利だったのでスタートは下狙い。ですが微風で沖は潮が強く、左海面(陸寄り)を使いたかったのでスタートでは無理をせず、フレッシュを掴みにいくことを優先。のはずだったのですが…スタートポジションが決まりきらず並びなおしに失敗、艇団の上ではあったものの二列目でスタート(この辺は石川、中山がそのうち書いてくれるでしょう)。

 仕方ないので逃げタックを打ったところ、上にいたのは月光、スリーボンド、リップルというそうそうたるメンツ。我がチキンハートは揺らぎ始めます。「この3艇がこっち来るってことは何かあるんじゃ…」「これ、左に出さずに沖に出した方がいいんじゃないの…?」「左に行ってもどうせただでさえ後ろスタートの上にタックロス二回分で、猛烈な数の左艇団の後塵を拝するだけだしなぁ…」そのまま右へ。結果はGPSをご覧ください。
 しかし少しいったところで流石に異変に気づきます。「これは、ヤバイ。どう見ても左が伸びてる。ちくしょう」。リップル返したところで既にヘッダーが入り始めていましたが、もうチョイ粘って更なる右振れを待ってからタック。ここでチキンハートの割には大胆戦略。左に伸ばした艇団を受けない手はないのに、受けないことに。そんなに左に振れる確信があったわけでもなかったと思うのですが、なぜか艇団の後ろを切って左へ行く。意味、不明。ちなみに艇団の後ろを切りながら猛烈に後悔していたことは良く覚えています。結果はGPSをご覧ください。

 一下はとにかく左振れの確信が今度こそあったので、右海面へ。振れてきてるから前の沖出しした船はオーバー、左へ行った船はオサラバと調子に乗って早めに返し、さぁ差は詰まってくるはずだ…と思いきや予想外の大振れ。方向はあっていたのですが振れ幅のヨミ甘し。余裕→右端→行きすぎになるまで3分とかかりませんでした。痛恨のオーバーセール。

 二上は今度こそ左に行こうかとも思ったのですが、そもそもダウンでオーバーセール続出になるほどの左振れ。右に少しは戻るんじゃないかという淡い期待と、ポートロングでしかもブローが右海面に偏っていた、という事実にすがって右出しを選択。右に振れてきていた一瞬で左に返せば抜けたんじゃ…とミーティングでは後悔したのですが、よくよく考えてみればスタボのあのスピード(完全に潮によるものです)で前を切れるはずもありませんでした。1分くらい良く分からない相談をクルーにもちかけている間に振れ戻って純粋な位置としても向こうが前。右寄せも兼ねて結局タックをうったものの、後ろを切ったらレース終了なので少し寄せてもう一度タック。意味わからないと思ったら正解です。6艇身近くムダにしており、ひどいの一言。詳しくは動揺の過程が見て取れるGPSをご覧ください。ヘタすぎて思い出すのが苦痛になってきた。

 上マーク付近でVicky、スリーボンドを抜いてどうにかビリ回避。本当にひどいコース。13位。


 2レース目。超ポートロングコース、激下有利のラインながらもスタート強行。風は1レース目よりもあがって4~5mくらいという状況。「どうせ二列目なら下にいたほうがマシ」という後ろの意見を採用して下へ寄せることに。案の定二列目スタート(石川、中山お願いしま)で、ギリギリ切れると踏んでThe Spirit of Nishimotoとだぼはぜの間を切りに行くことに。ヨミ甘く、切れずにプロテスト沙汰。あそこでリスキーなタックをうちに行く必要はなく、だぼはぜまでかわしてから上でタックしたほうが良かったのは言うまでもありません。関係者の皆さん、すみませんでした。

 前レースの教訓からプランどおり左だしを敢行。これ自体は当たって、一上ではスタートどんけつにも関わらず既に4艇を後ろに抱えてマーク回航。一下は当然のごとく一本、回った瞬間からオーバーセール気味というコースだったので波乱なし。二上も既に1本、乱れた海面を延々走るのを避け、少し左に出してからずっとポートを走る。途中、反対側からスタボで来たスピーディーブルーを避けようとなめたところ、スピーディーブルー下受け。これにやられてずるずるとスピーディーブルーの下へと落ちていってしまい、多少落とし目に走ってブランケは抜けたもののこのときの遅れが響いて下マークまでは後ろを走っていたSARASAに抜かれる。マークチェンジがないためダウンも波乱なし。12位。


 3レース目。風上がって7,8mくらい。下有利ライン。ポートロングのコース…スタート直後にオリーブとスピーディーブルーが帰港し、13艇参加。スタート失敗で二列目ながら、上記の下二列目マシ理論により実は既にこのとき後ろに4艇かかえてスタート。Vickyの後ろを切ってポートスタートしたので、とりあえず少々の右振れとスピードでビッキーの前を切れるタイミングを見計らって左艇団に寄せるためタック。右に出し切るリスクも軽減できて一石二鳥。ここで本来なら左艇団を受けてもう一度右へ戻すところだったのですが、中山との連携が上手く取れずスリーボンドとアンカーズをやり過ごしてしまう。デッキ上のコミュニケーション不足は主に船を直接走らせていないタクティシャンにあるので、ここは中山に苛立ちを表したものの自分の責任でした。。猛省。下であわや先行しそうなPinkkissより先に右へ返し、何とか上マークでスタボポートで逆転回避、ギリギリ前へ。

 一下は一本につき波乱なし。スリーボンドが上回航で多少ロスしている間に差を縮め、下マークではぴったり後ろにつけて回航。というと綺麗に聞こえますが、回収するタイミングが遅く、本当は先行艇が回航に失敗していなかったら下につけるハメになったかも。。ジャイブ前か、メキシカンくらいでとっとと回収してスピード調整しておくのが正解でした。

 二上はややリスキーであることを承知で左へ。スリーボンドに勝ちにいきたかったのでとりあえず荒れた海面、乱れた風から出てスピードを得る目的。それに加えていくら風があるとはいえ潮で少しは艇速に差が出るのではないかという期待も込めて。どのみちポートロングのコースなので、前を走る月光がかえすのを待ってタックしても大して後続の艇団とは離れず、比較的リスクにはなりにくいだろうという思惑もありました。計画通り月光に合わせる形で右へかえす。先に右だししていたピンクキスの前を切って一安心。ですが差は変わらず、「スリーボンドとも変わっていないんじゃ…」と思っていたところ、案の定スリーボンドとミート(GPSで見るほどウチは前ではなかったようです)。ここで突っ込んでこられたらなめるつもりでしたが、下受けされたため何とか「スリーボンドを抜く」という名目は達成。レイライン手前で一旦右へ返してスピード差で抜いたアンカーズの前を切るも、ここで「あわや入れるか…」という希望を捨ててとっととかえしてアンカーズをロックすべきでした。レース展開の把握ができておらず、甘すぎ。
 危うくアンカーズに先行されそうになるも、アンカーズの内側にかえすスペースがあり、スリーボンドの目の前で返して上マーク回航。マーク付近でスピントラブルに見舞われるスリーボンドを尻目に余裕のフィニッシュかと思われましたが、スリーボンドの落とし角に一同呆然。それでも無事に下マークまで辿り着き、リップルがリーチングレグでジブながら怒涛のごとく下からジュノアのピンクキスを抜き去る姿に唖然としながらフィニッシュ。5位。最後に勝って何より。

 なおこのレースに散々登場してきたスリーボンドはどうもリコールだった模様。相当ライン近くを流していたのは記憶していますが、これを知っていればもう少しレース展開がラクだったかもしれません。X旗が降りていないのを確認しなかったのは失敗でした。確認したからといってスリーボンドがリコールであるかどうか確信を持てたかは別としても、X旗がどうなっているかくらいは知っておいて損はありませんでした。


 今回のレースは、久々のレース参加と新勧ですっかりぼけていた感覚を取り戻すのにはとてもいい機会でした。レイラインをきっちり見切る、自分のプランを守る、リスクをとらない、とったリスクは回収する、リカバリする、しっかり連携をとる…etc。とりあえず関東選手権へ向けてもう2回練習があるので、新勧もしながらきっちり他の船とレース練習もしていこうと思います。

 法学部やべー院試やべー卒業やべー。F君ではありませんが、真面目にブログ書くと疲れる。ヘボタクトレース書くと余計疲れる。サンズ負けて更にへこむ。そして予想外に時間かかってガッコ行きそびれたアル。どーすんべ。

P.S. 某君の勇姿、TVつけるところまでが限界でその後寝てしまったあっしには見られませんでした。Hさんまで見たところから記憶がとんでおります。むぅ。これからビデオで楽しもうかと。

P.S.2. 取り急ぎ若干の変更を加えました。不快に思われた方、失礼しました。

11月18日 FR⑦

2009-11-10 00:50:32 | レース報告
色々違っているところがあるかもしれないです。間違いがあったら、訂正お願いします。
以下は活動報告掲示板と同じです。


17日 
石川、中山、徳毛、大河原、小松、哲、コーチ西村さんで出艇しました。セッティング確認のため、しばらく走った後、マークを打ってサークリング練習(時計回り、反時計回り)をしました。大河原、小松とジブトリマーをかえてサークリング練習をした後、Jellyfishと走り合わせをしました。ダウンでの艇速の違いを実感しました。

18日 FR⑦ 全12艇
大河原(バウ)、小松(スピン)、中山(ジブ)、石川(ヘルム)、コーチ中村さん。上りのコースは私がひき、ダウンのコースは石川さんがひきました。以下は、各レースの上レグのコースをひく時に私が考えていたこと、及び反省です。

Race1
上有利で、ブローは右の方がよく見えたので、上目からスタートして、右にのばす方針でした。上の方に艇団が集っていたため、その下から出ようとしましたが、タックでスピードを失いました。結果的に、すいている下の方から出た艇の方が艇速もあり、良かったと思います。右に行きたいということで、いいブローが入ったところでタック。そのまま右にのばそうと考えていましたが、右はブローが抜けそうで、左からブローが入ってくるように見えたため、左に向かいました。ただ、この判断が遅かった。既に左からブローが入ってきており、左にいた艇にはブローがはいり、仰秀はひたすらラルを走る状態が続きました。左のレイライン付近までのばして、ようやくブローをつかみ、マークへ。余裕をもってレイラインをうとうと考えていたものの、オーバーすぎました。すみません。
2上も右を使おうとして(ブローが右の方がよさそうに見えたため)、右にのばしました。

Race2
下有利。やはり右へ行きたいと思い、空いているところからスタートしました。ブローにはいったところでタックして右にのばしましたが、右奥まで出すのを嫌ってタック。再び右に出した後、右にいたテンプスがかえしてきたのに合わせて、テンプスの前でタック。ここのタックに失敗して2タック。さらに、マークに入るために2タック。タック多すぎました。1上マーク回航時には後ろに何艇かいる状態でした。
1下では月光、テンプスに抜かれました。スピントリマーの下手さによるボートスピードの差です。回航後すぐにスピンをはること、スピンをつぶさないことの大切さを実感しました。
2上でも右へ。ブローの中を走るべくタックしているつもりが、ラルを走っている時間が長かった。2下で後ろの艇に抜かれ、結局12位。

Race3
ほぼラインはイーブン。
スタートで完全にスピードを失いました。アウターに入れなかったため、タック。ラルパフが激しくなっていたため、ブローの中を選んでタック。途中までは良かったのですが、最後に右までのばしたところでブローがなくなってきて、ずるずるおちていきました。
2上でも、ブローの中を走るため、ブローをつかんでタックするようにしました。

個人的な反省(上のコースについて)。
1.タックが多すぎた。タックロスを考えて、もっとタックを少なくするべきでした。
2.ブローがあると思って行っても、そのブローにたどりつくまでにラルを走っている時間が長かった。
3.コースどりが中途半端。ブローをつかみに行ったのに、ブローにしっかり入る前にかえしてしまうということが何回かありました。
2・3に関しては、大きい視野でブローが見えていないということによります。今どこにブローがあるのかが見えていても、この後どのようにそのブローが動いていくのかがわからないことが多かった。

仰秀全体の反省
1.情報出しが遅い。「ブローがあと何秒後に入ってくるか」「あと何秒でどの艇とミートするのか」など。
2.決まりきったパターンに対して反応できていない(仰秀全体というよりは2年生ですが)。

冬の間に何をすべきか明確になり、よい勉強になりました。


10/18 FR⑥

2009-10-22 17:32:28 | レース報告
まきの@初はもらった。


カテゴリーがカオスってる。院試やべー。

まだHPの方には告知しないでおこうかと。

まぁ記録の意味もかねて掲示板の内容をそのまま。。


10/18 FR⑥

前から、
大河原、とくも、中村さん、牧野、中山(ダブルトリマー)、石川(ヘルム)


航跡のGPSのリンク
http://www.todaiyacht.jp/cruiser/c-records.files/2009/FR091018latest.zip

Race 1
軽風~中風 フォアデッキ全員ハイクくらい
 他艇とのボートスピードの差を考慮して、タックしやすい上からのスタートを狙う。他艇のウェイティングラインが高かったため、少し待ってから下に流れる艇団の上に鼻を突っ込み、やすやすと上スタート成功。ただし若干早めに並んでしまったため、2艇に上に入られて上一を逃す。とはいえグッドスタート。そのまま南風のセオリー通りに左へのばす。この時点では艇速はあり、上を走っていたThe Spirit of Nishimotoとそこまで遜色ない。軽風の割に風向はある程度安定していたが、右がのびはじめているように見え、またエッジまでのばしきるのを嫌い、下2艇よりも先にヘッダーでかえしてリップル・ビッキーを意識しながら右へ。レイラインひどすぎました。
 1下はストラテジーにさほどの確信がなく、フレッシュを走るようポジショニングをする目的のはずが大失敗。この辺りからいろいろいっぱいいっぱいになってました。回航後にブランケットを避け、かつ内側を意識しながらジャイブ。ここまでは想定の範囲内だったのですが。。その後更にvickyをきらって再度ジャイブ。船をのぼらせてある程度防御しておくべきだったのに結局指摘する者なし(自分含め)。しかもこのジャイブ自体もjellyfishにかぶらない位置と考えていたが見立てが甘く、すぐにかぶされてしまう。vickyはこの時点で前、内側なのである程度諦め、jellyfishとの勝負に。だがボートスピードの差もあり、下マークで jellyfishに追いつかれて内側をとられケツ回航。もうタクティシャン大パニック。

 2上はとりあえず前を走る月光の後をつく。少し考えれば現時点でボートスピードのないウチの船にとれるコースでないことは一目瞭然。明確なプラン、予測一切なしでただ走る。迷走。終了。猛省。


Race 2
風あがる(6mくらい)。リグを1段階上げる。
 空いたところ、上めスタートというプランは変わらず。だがアプローチの際、ラインに対してかなり高い位置でスタボにかえさざるをえなくなり、あわててそこで1回転。これが判断ミスで、1分20秒あったので上を諦めて下から出れば良かったのかもしれない。ダボハゼに殺されながらスタート。すぐ逃げタックをうち、艇団の上で再度かえし、左へ。SARASAとややかぶる位置まで落ちていくがタックロスも考え、プラン通りに我慢してしばらく走り、 jellyfishを受ける形でタック。そのまま右へのばしアプローチ。既にケツだがまだ全然追いつける距離。
 ある程度吹いていて、波にのせられるコンディション下でのダウンはスピードがあり、距離を詰めることだけを考えて走る。下位の船に対しては1下で差を縮める。
  2上はタイミングを逃し、プランに反して右に出してしまい、rippleにあわせてかえし、ようやく当初のプランの左へ。ここで艇団とクロスして左のエッジまでのばしてしまう。後からみれば結果はそこまで変わらないものの、下受けしてリスクを減らしたうえでJellyfishを左に行く狙うべきだったようにも思います。
 2下はのぼりめで走っているjellyfishを追わず、たとえ外側でも最短距離を波にのせながら走ることにする。結果かなり追いつくも、やはり抜くには至らず、内側をとられ、結局ケツのままフィニッシュ。

後から3レース目更新しようと思ってたら意外に思い出せない。。1レース目の前半とごっちゃになってる気がしてならない