goo blog サービス終了のお知らせ 

ROSALIND凸ヤマ翁の『Wスタな日々』

みちのくの御長寿旅バンド・ロザリンドの随想録。

KGBの巻

2015-11-07 18:56:00 | 70年代HARD ROCK奇譚































HammerやAviatorが遂にCD化され、残るは
LaniHallの『Hallo It's Me』と
B.J.Wardの『Vocal Ease』ぐらいかしら?
とか思ってたら、コレが
未だだったのコトよ( ゚Д゚)1st albumがCD化されてたから
安心しちゃってノー・マークだったけれど、実はこっちの
2ndの方がメッチャ聴いてた凸ヤマだったのに!
KGBの二枚目、『MOTION』でござんすw


確かに、一枚目はマーク・ブルームフィールド御大が
素敵なギター・ソロを弾いてるので支持層も多く、
話題性も在ったからねえ?
でも、この二枚目の方がカーマイン・アピス先生の叩きまくり
のハッタリが痛快だし、マークが脱退しちゃった後を受けた
ベン・シュルツさんってギタリストが、とてもギミック好きな
アイデア・マンで、このアルバムを魅力的なモノにしてくれて
ます。

ともあれ、1曲目のドラムのフィル・インで笑って戴こうw
イイねえ、メロタムw(別名コンサート・タム)バタバタ言ってて♪



2分辺りからのベンさんのギター・ソロ、なかなかに
曲者でしょ?(o^-')b…(-_-;)まあ、カーマイン先生が
情け容赦無く被せて来ますけどねw

Key担当バリー・ゴールドバーグさんはマークや
バデイ・マイルスと共にThe Electric Flagに居た方で、
60年代のヒト、ってイメージが強いけれど、
このアルバムでは当時の先端テクノロジーもしっかり
網羅なさってます。Vocal・レイ・ケネディ氏は、
氏のソロ曲『You Oughta Know By Now』
(邦題なんだっけ?ロンリー・ガイ?忘れた(≧▽≦)ゞ)
を八◯純◯さんが『パープ◯・タ◯ン』でパクったパクらない、で
一時話題になり、日本来てなんかのCMソングやってた
記憶が在るなあ(^_^;)

76年と云うと、もはや世の中はハードロックの時代では無く、
DISCOブームに向かいつつ在る時期ですので、全体が
ファンク~フュージョンっぽくなる中、
裏ノリのハネ感の中で叩きまくるカーマインさんが、
むしろ映えた時期では無かったでしょうか?
31分50秒~のフィルもお勧めデスw

ファンク~フュージョンっぽくなる世相の中で、で
思い出しましたが、アピス先生の盟友ティム・ボガード翁も
丁度この頃、マイク・パトゥー率いるBOXERの、
誰にも知られず終わった幻の3rdに突如乱入、破天荒な
氏のキャリア中でも最高に破廉恥なベース・playを展開した
ナンバーがコチラですw



1分38秒~のバッキングに至っては、ソロ弾いてるはずの
ギターさんが涙目になっちゃう壮絶さでございます。
ティム氏はこの後、多弦ベース方向へ向かってから
余り破天荒なplayを見せなくなり、やはりこの瞬間が
アピス先生同様、全体がファンク~フュージョンっぽく
なる中、裏ノリのハネ感の中でむしろハード・ロック時代より
キレの在るplayを残した時期と申せますまいか?

このアルバムも、ようやく最近CD化されましてチリチリと
針ノイズが鳴らない状態で聴ける様になりました。
ジャケットは上記動画に写ってるマッスルな写真の
バージョンですが、凸ヤマ的には持ってたアナログLPが

 ←コレだったので、こっちでCD化して
 欲しかったな~('~`;) なんて勝手な
 コトも少し思いましたけれど。

 全く余談の枝葉末節になりますが、
 先にご紹介したKGBの二代目ギタリスト
 ベン・シュルツ氏が90年代に入って



 BEN SCHULTZ BAND名義で
 アルバムをリリースして居ります。
 なんと、このバンドのベーシストが
 ティム翁だったりするのですが、
 御二人共に、上記二枚のアルバムで
 観せてくれた様な華やかなインスピレーション
 は見受けられません(≧▽≦)ゞ残念w


コメント (7)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« The Byrdsの巻 | トップ | 東海ツアー・レポの1 »
最新の画像もっと見る

7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (凸ヤマ)
2015-11-16 23:49:27
www
返信する
Unknown (トッシー)
2015-11-16 20:54:56
最早山下と大瀧の新春放談の趣w
返信する
Unknown (凸ヤマ)
2015-11-13 00:36:42
グレッグ・サットンのソロVSベン・シュルツのソロw
どっちを買った方がしょ~もないのか世紀の大勝負♪

でも、佳曲が1曲でも在ったならサットンの勝ちか(^_^;)
その伝で行くと、事前に期待されない程
評価的には強いよね。1曲でも拾い物!的なw

では、物凄い期待と共に迎えられたのに
引っくり返った例を挙げてくごっこ開始w

WishbornAsh『ARGUS』に続いた『4』。
CurvedAir 『AIR CUT』に続いた『LoveChild』。
返信する
Unknown (悲鉄)
2015-11-13 00:25:08
またノスタル&ニッチネタで恐縮ですが…

『ティム・ボガート、ボクサー加入』の報は高三の
授業中、凸ヤマ氏から回ってきたメモで知りました。
その際「ボクサーって将来性どーなの?」とトンチン
カンな質問をした記憶があります。(・・;)

KGBは、グレッグ・サットンの(ちょっとだけ)キラリと光るコンポーザーとしての才能にひかれ、誰も買わないソロアルバムを購入しました。「アウト・オン・ザ・フリンジ」という楽しい曲がありましたが、ソレだけでした。
目白凸ヤマ邸にて「さすがナッカ」の大賛辞をいただいたことは言うまでもありません。

でもさぁ、凸ヤマ氏も仰るように、さほど期待してなかったアルバムで「おぉっ!」っつー曲をみつけた時の喜びもコレクターの醍醐味でもあんだよね。ヽ(^◇^*)/
返信する
Unknown (トッシー)
2015-11-12 22:55:51
やっちまったか、アルカトラズはボネット?
返信する
Unknown (凸ヤマ)
2015-11-12 00:55:06
俺達の中ではHitアルバムだったよね、コレ(^_^;)
アピスさんが凄くアピスさんらしいplay。
え、レイケネディのアルカトラスは初耳( ̄□ ̄;)!!
MSGに無理矢理参加してた記憶は在るケドw
返信する
Unknown (トッシー)
2015-11-11 22:33:19
うわ、俺も探してたKGB、ラストの「DETERMINATIONN」
大好きだったな。  「ユーエンダハ~イ」w
レイはその後アルカトラズよね。
アピシーのドラムは存在感で言えばボンゾ以上、ただ
仕事は選べよ、と思ったけどここまで生き残ってるから
いいか。   サンクスアロ!
返信する

コメントを投稿