釋超空のうた (もと電子回路技術者による独断的感想)

文系とは無縁の、独断と偏見による感想と連想と迷想!!

及び釋超空のうたとは無縁の無駄話

35. 『しづかなる山に向かいて 思へども・・・』

2011-08-29 07:51:47 | 釋超空の短歌
『 しづかなる山に向かいて 思へども、
    おもひ見がたきものこそは あれ 』
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「おもひ見がたきものこそは あれ」とは、どういう意味だろう。

昔々、私が高校生のときには国語の科目には、「古文」「漢文」「現代文」の三種類があって、それぞれ教科書も異なり、授業時間も異なり、ただ教師は同じだった記憶がある。

ちなみに、その教師のアダ名だけは今でも覚えているが本名は不遜にも忘れてしまった。アダ名は「消し炭」と言った。眉毛が異常にも濃く、まさに「消し炭」を眼の上に付けたようだったからだ。そのマンガチックな顔は・・・なんとなく今も思い浮かべられる。

同窓会なるものに私は一切出席したことはないから、その「消し炭」先生が、現在、ご存命かどうかは知らない。

話をもどそう。
私は「古文」は大苦手だった。だから必然の結果として成績は断トツの下位、だから更に苦手になる。悪循環というやつだ。

それでも「係り結びの法則」というものを今ぼんやりと思い出した。
ためしにネット検索してみた。驚いたことに(いや当世は当然なことか)、その法則の解説が出てきた。→http://yslibrary.cool.ne.jp/haroajapa010037.htm

ここで今問題となるのは、「こそ」だ。「こそ」→「已然形」とある。
「已然形」とはなんのことだ。余計分からなくなった。
今度は「已然形」をネットで調べた。→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%B2%E7%84%B6%E5%BD%A2

なんだかややこしい。じっくり理解する気にもなれず、もう、いいかげんに解釈しちまえ。

「おもひ見がたきものこそは あれ」とは、「おもひみがたきものがあるんだぞ!!」としたらどうだろう? もし間違ってたら・・・そこが非文系出身の気楽さ、テキトーに直してくだされや!!
***
ここ数年、私はどうも精神が安定していなくて困る。
滝にでも打たれて精神を叩きなおしたい。
禅寺にでも行って、このふやけた精神に活を入れてもらいたいが、その度胸もない。

窓から山が見える。泰然自若とした青い山々だ。
あ~いうふうになりたいものだ。
山でなくてもよい。今ここで寝そべっている猫でもよい。
いや出来たら生きものでないほうがよい。
風か雲になれたら、なんとよいことか・・・
(これは、もう誰かが言った使い古しのセリフか)

ともかく、俺の、この鬱々たる雑念から早く解放されたい!!