碧空の下で

人生の第四コーナーをまわって

不景気がきた

2008-09-17 22:10:47 | 日記風雑感
アメリカの金融といえば、世界の金融の中心であり
その中心が、崩壊寸前の危機の中にあるというのが
現在の状況で、アメリカ政府はじめ、各国の金融センター
は必死に、壊れた堤防に土嚢を積み上げるような作業を
強いられているといった昨今です。日本のバブル崩壊の影響は
日本国内に限定されていましたが、アメリカのそれは、
全世界的に信用収縮を引き起こすと予想されているわけで、
あの9.11テロのショックを上回る衝撃が全世界に
広がって、金融関係者は戦々恐々としているのではないでしょうか
比較的、直接的損害は小さいという日本ですが、この先10年は
実態経済に大きな影響が出て暗いトンネルに入ることになると
いう予想があたらないことをねがうのです。
個人的には、日本のバブル崩壊で、少なからず被災した経験から
ツケは必ず弱いところまわされるので、今後年金が減額されていく
か増税かというような官僚的発想の議論になるのではいかと
思っております。そういう議論をいう者は、己の全財産を、
国家に寄付してから言ってもらいたいと思っていますが、
正直年金を減らす奴はゆるさへんで、判ってんのか
クチ曲がりのおっさん、あっソーなんて言わんといてや。
いやいや、冗談ではなくほんまに、
ペーパーマネーのドルは印刷すれば何ぼでも作れるので、
アメリカ政府は、財政赤字の埋め合わせに、どんどん通貨
を発行したのですが、インフレにならないように、通貨の
需要を大きくするための、サブプライムローンを認めてきた
ツケがここにきて、どうにもならなくなったわけで、
証券化されたツケを全世界にばら撒いて、リスクをさげた
つもりが、それが、かえって世界に悪影響をもたらしたのです。
その穴埋めをさせられるのが、株や債権などを買ったことも無い
人々の税金です。あるいは預金金利のかすめ取りです。
日本の銀行は、巨額の黒字を計上しても、税金は払っていないし
預金金利も限りなく0に近いままです。もう10年近く経つのに
そして、その結果中産階級は没落し富の偏在が生まれました。
これからさきおそらく、もっと進むと思います。
中進国なみの社会構造へ変質すれば、ますます悪循環におちいる
のは時間の問題ではないでしょうか。
ではどうすればいいのか、次回のブログをどうぞ


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