約一年ぶりの金沢ですが、気温が高く結構暑い日もあり、昼間の外出は墓参りと家族で能登の海へ行っただけで、家に閉じこもり気味で過ごすことになってしまった。いろいろ役所やカード会社や銀行などとの手続がありまして、オリンピックを片目で見ながらパソコンに縛られておりました。動かずに食べてばかりで、体重も増えて、先日タイでは起きなかった無呼吸症の症状の窒息がおきまして、あせっております。タイの粗食が体にはいいということが証明されたわけで、やっぱ貧乏性があっているのですわ。とはいうものの、金沢は食べ物がうまいので、なかなか欲望を抑えることができません。素材が豊富で新鮮なことと、それを生かすノウハウが蓄積されおります。日本料理から西洋料理中華料理エスニック料理と幅広いジャンルで偏差値が高いのです。ニューヨークの一流フランス料理店のシェフが日本料理の研究に真っ先に訪れるのが金沢です東京とか京都とか名だたる名店のある都会より、まず素材の豊富な金沢なんだそうです。そんなに評価がたかいとは知りませんでしたが、地元は地元の良さがわからないということはよくあります。金沢の情報誌などを見ていると、食にかんするものが多くて、見ているだけでおなかが鳴ってくる仕掛けになっています。昨日もそのような記事を読んでいたら、カレーの特集でした。その記事によると金沢市は人口当たりのカレーハウスが日本一なんだそうです。カレーの専門店ができたのは昭和30年代だと記憶しております。竪町のインディアンカレーだった。金沢カレーの元祖的な店でした。ここの社長は儲かりすぎて、店をやめた?という噂があるくらいですが、その後にできたカレーハウスの味もその伝統を引きづっている気がします、例えばカレーの全国チェーン店のCOCO壱のカレーと比べるとよくわかるのですが、金沢カレーには独特の後味が残るのです。また食べたくなるような、刺激というかコクというか後味が残るのです。今や全国的な多店舗化しているジャンボカレーやゴーゴーカレーはこのインディアンカレーの伝統の味を引き継いでおります。金沢で学生時代を過ごした人は、日本料理や寿司を差し置いて、カレーを食べたいと言います。青春の味のがしみ込んでいるのかもしれません。このような感想をいうと、さぞかしカレーを食べているのだろうと思われるかもしれませんが、実はそうではないのです。それはむかし、アルバイトをしていた広告会社からの依頼で、店舗リサーチをしたことがあって、なにをするのかというと、お客としてその店へ行き接客態度や出される料理の味や店舗の雰囲気や清潔さなどをチェックするのです。覆面調査員ですね。その仕事でカレーハウスのリサーチをしたことがありました。名前は出しませんが、何軒かのカレーハウスを調査したのです。本当はカレーはあまり好きではないのですけど、その仕事で、カレーの微妙な味の差を経験したのです。新しいカレーと何日か置いたカレーは明らかに味が違います。だから売れてる店かそうでない店か予想が付きます。余談ですが女性従業員の態度が結構重要なんですね。カレーは男性客が多いのです。そんなわけで、そのリサーチいらい金沢カレーは食べていなかったのですが、先日友人Fさんのささやきを聞いてしまったのです。曰く「D屋のカレーうどんがうまいんや、なんかまた食べたくなるんや」と言うではないか、カレーうどんと聞いて、すこし引いたんです。正直そんなものは好きじゃない。ましてや金を出して食う代物ではないと反射的に思った、そもそもカレーうどんなんて高校生いらい食ってないのですが、その時の経験が残っていて、それはうどんの汁にカレーのルウを溶きいれたカレー汁のようなもので、うどんの出汁の香とカレーの香がミックスしてまことに妙な味と香りで、そのカレーも片栗粉でのばしたどろどろが汁に混ざって見た目もおいしそうではないのです。それ以来カレーうどんと称するものは一切口にせずに今日まできたわけす。けど先日の悪魔のささやきが心に残っていて、ちょうど図書館に行ったついでに、寄り道をしてそのカレーうどんを食べてきました。
イメージしていたカレーうどんとは違いました。まさしくカレーうどんです。カレー汁うどんではなく、カレーライスのご飯の代わりにうどんが下にあるというもので、カレーのルウがそのまま薄めることなくかけてありました。うどんも食べたいカレーも食べたいという人にはおあつらえ向きのメニューですね。味はカレーハウスの味より少し緩いが、カレーのコクと香り後味スパイシーさは残っております。値段は880円です。はじめて食べましたこれがカレーうどんなんですね。66歳の初体験でした。コレステロールを気にしながらも完食いたしました。でもこれならやっぱりご飯のカレーライスのほうがおいしいのではないかと思ったしだいです。
イメージしていたカレーうどんとは違いました。まさしくカレーうどんです。カレー汁うどんではなく、カレーライスのご飯の代わりにうどんが下にあるというもので、カレーのルウがそのまま薄めることなくかけてありました。うどんも食べたいカレーも食べたいという人にはおあつらえ向きのメニューですね。味はカレーハウスの味より少し緩いが、カレーのコクと香り後味スパイシーさは残っております。値段は880円です。はじめて食べましたこれがカレーうどんなんですね。66歳の初体験でした。コレステロールを気にしながらも完食いたしました。でもこれならやっぱりご飯のカレーライスのほうがおいしいのではないかと思ったしだいです。
知りませんでしたか???