碧空の下で

人生の第四コーナーをまわって

それはデジカメの購入から始った

2009-10-31 18:55:44 | 日記風雑感
デジカメを買いました。PENTAXのW80です。
ヘビーデューティー仕様のやつです。以前使用したデジカメは
2台とも落としたりして衝撃が加わったせいで、使い物にならなく
なったので、今回は、落としても壊れにくく、水の中でも写せる、
しかも、-10度の気温でもシャッターが動くカメラを買いました。
そんなカメラを買ったのだから、気持ちはしぜんと軽く、
ヒマラヤ山脈や南国の島にいる自分を想像してしまうのでした。
吐く息も凍るような、氷河と、朝焼けのエベレストの頂上を狙って、
シャッターを切る瞬間を!そしてまた、南の海の色とりどりの熱帯魚と
戯れる時間を!このカメラを買った以上、これは実現への第一歩なのだ。
フムフム、それで、まずは、早速カメラの操作に習熟するために、
いろいろ写してみようと、山へ久しぶりに行ったわけです。場所は、
中宮温泉スキー場のいちばん上のリフトの終点から、中宮山に至る、
登山道です。尾根づたいに標高1000mぐらいでつづくコースなんですが、
白山を見ることができるのが、売りのひとつで、その日も10人ぐらいの
登山者が入山していました。登山道の入り口の駐車場には、4台ぐらいの車が
とめてあり、われわれの車を止めるとちょうどいっぱいになった。
天候はうす曇で、雨の心配はなく、出発前の記念写真を撮ると
中宮山登山隊は、ルンルンで出発したのでした。
登山道は整備されていて、落ち葉が落ちる音と、積もった落ち葉を踏む
音だけが聞こえる静寂な秋の山の雰囲気が、なんともうれしいではありませんか
ときどき、きのこを見つけては、さっそく写真をとったりして、
40分ぐらい歩いて、白山の見える場所までやってきました。
この山一帯には猿の群れが生息しており、登山道に入ると、獣のにおいが
強く、糞が結構落ちておりました。わが愛犬は、久しぶりの山行きなのと、
臭いのせいで興奮気味で、先に先にと先導していくように
つかず離れず我々の前を歩いておりました。あいにく白山は雲のなかで
ときどき晴れ間に山頂が薄く見ることができる程度で、期待はずれでしたが
あたりの山は全山紅葉で、たいへん美しく来た甲斐がありました。
昨年も来たのですが、何度来ても、ここの紅葉はすばらしいもんです。
特に、朝の光で見る紅葉は、感動ものですね。
ついた時間がちょうど12時でしたが、昼飯にはまだ、お腹がすいていない
ので、少し休憩して、もう少し上ることにしました。愛犬は弁当がお預けに
なり、水とチョコレートをなめただけで、出発となりました。
愛犬は、も少し食べ物をくれとばかり、とびついてきましたが、
チョコ一個だけあげるとあきらめて、また先頭をいくのでした。
それからしばらくして30分ぐらい歩いたころに、2人の下りてくる登山者と
会いまして、挨拶がてらに、犬のことをたずねるとなんと二人とも、
犬は見ていないというのです。てっきり、先に行ったと思って気にも
しなかったのですが、このとき犬がいなくなったのに初めて気がついたのでした。
それからがたいへんでした・・・・
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