鉄道写真の振り返り 2010年 その2

2022-06-05 | 鉄道写真の振り返り
2010年2月7日の小田原駅、連写性能が期待できるK-7で初めての新幹線撮影。特に、タイミング的にK-7での500系「のぞみ」撮影は最初で最後になるので、期待が高まっていたのだが・・・。この日、関ヶ原の雪の影響※で、上り列車に多少の遅れが出ていた。そのため、実際には期待よりも不安と緊張感の方が上回る小田原訪問だったのだ。
※かなり前の記憶なので、間違えていたらゴメンナサイ。


◆約15分遅れで小田原を通過する500系「のぞみ6号」
いつもなら、小田原で「こだま641号」を追い越すのだが、この日は上りホームが空いている。

「のぞみ6号」の折り返しとなる「のぞみ29号」が戻ってくるのはいつなのか、その時のホームの状況は・・・。


◆ほぼ定時で通過したと思われる、東京駅11:50発の「のぞみ111号」

◆こちらも、ほぼ定時で通過する東京駅12:00発の「のぞみ229号」
背後には東京駅11:56発の「こだま653号」が通過待ち。


◆これまたほぼ定時で通過する東京駅12:03発の「ひかり471号」

レギュラー車両?である300系、700系、N700系は、上り列車が遅れても東京駅でうまいこと調整するので、東京発の下り列車がほぼ定時でやってくる。しかし、500系の場合はやりくりが効かないので、上り列車の遅れが下り列車に波及する。そんなわけで、東京発定刻12:30発の「のぞみ29号」は、いつもの13:03頃になってもやってくる気配が無い。

小田原駅の上りホームの中ほどで「のぞみ29号」を待ちぼうけしていると、これまた遅れていた「こだま646号」入線の案内が流れてきた。時間的には、そろそろ「のぞみ29号」が通過しても良い頃で、「こだま646号」の入線とかぶらなければ(≒こだまが邪魔しなければ)・・・という願いは通じず、「こだま646号」が停車直後に「のぞみ29号」が通過し、K-7でのデビュー&最終戦は敗北に終わってしまった。

唯一の光明は、ドクターイエローに遭遇できたことか・・・。

◆小田原を通過する923形「ドクターイエロー」

気を取り直して夜の上野駅。先の短いブルートレインを狙う。まずは、新津・秋田回りの青森行き、寝台特急「あけぼの」。


◆上野駅13番ホームで発車を待つ24系客車「あけぼの」

◆テールマーク
流れ星のような寝台特急のシンボルマーク、時刻表を飾っていたものだが…。

◆青森行きの方向幕
スクリーン式の方向幕自体も、今や貴重な存在になりつつある?

◆B個室ソロ
かなりミニマムサイズの部屋だが、周りを気にせず眠れるのがGood。


◆電源車、カニ24
上野駅ホームで、轟音を響かせる。

◆カニ24のJRマーク
正確な順位などはわからないが、車両に貼られた(?)JRマークとしては、かなり大きな部類に入るのではないだろうか。

◆機関車EF64 37号機
JR東日本のEF64 0番台としては、最後の1機となった37号機。しかも、0番台がヘッドマーク付きで寝台列車をけん引したのはわずかな期間で、わりと貴重な写真?

◆銘板
EF64 37号機は2021年度に廃車されたので、1971年(昭和46年)の製造からほぼ50年使われたことになる。なお、汽車會社(汽車製造株式会社)は、1972年(昭和47年)に川崎重工業株式会社に合併された。

ちなみに、EF64 0番台は、直流電化時代の板谷峠を走行した車両で、ビミョーに山形とゆかりの車両でもありました(ただし、37号機は板谷峠では運用されていない)。

夜の上野駅、パート2を次回に。