12月のある日、東京に出かけた際の時間調整として、1時間ほどを「北とぴあ」の展望ロビーで過ごす。午前中ということもあり、順光側となる北側(東十条側)で新幹線の通過を楽しむ。
(列車名、号数はあくまで予想です。)

9:59 「Maxやまびこ・つばさ177号」と「あさま512号」
まだまだ主力であったE2、E3+E4系のすれ違い。
とはいえ、E3系「つばさ」の併結相手は、翌年2012年3月17日のダイヤ改正で一部が、同年9月29日のダイヤ改正では全てがE2系となったため、「断面積に差があるコンビ」の見納めが近づいてきた時期でもあった。

10:07 「たにがわ478号」
こちらも、まだまだ活躍中(但しK編成のみ)の200系。翌年から一気に数を減らすことになる。

10:06 「あかぎ6号」
ちょっと在来線側にも目を移す。
651系への置き換え前で、こちらもまだまだ活躍中であった185系。貴重な国鉄型車両ではあるが、私としては乗り損な車両扱いしていたっけな。

10:09 「北斗星」
定刻では9:38上野着であることからすると、この日は遅れていたのかな?
以前の書き込みでも言及したとおり、この時はまだまだ活躍が続くと思っていた。

10:09 「スペーシアきぬがわ2号」
2025年時点では、JR線で見る機会が少なくなった感もある東武鉄道100系スペーシア。N100系スペーシアXがこの線路を走る日は来るのだろうか。

10:24 「Maxとき317号」
翌2012年3月のダイヤ改正で、東北新幹線へのE5系追加投入、上越新幹線の一部列車でのE1系からE4系+E4系16両編成への変更が発表された。ということは、玉突き式にE1系は運用を外れることになるわけで、実際、2012年9月29日のダイヤ改正をもってE1系の定期運用はなくなった。

10:26 「Maxとき312号?」
当時の時刻表では、この時間に通過する列車(上野駅10:33頃着)が見当たらないので、「Maxとき312号」が10分程度遅れていたのかな?と予想。

10:28 「とき314号」
こちらは、ほぼ定刻での通過と思われる、新潟→東京ノンストップの上越新幹線の上り最速列車。最古参の200系が充当されていた。


10:35 「つばさ76号」と「あさま515号」
短いE3系単独の7両編成でやってきた臨時「つばさ」。塗装がシルバーからおしどり色に変わるのは、まだ先のこと。

10:43 「Maxやまびこ・つばさ128号」と「とき361号」
臨時列車と短い間隔でやってくる定期「やまびこ・つばさ」と、金・土を中心に運転される臨時「とき」のすれ違い。
福島駅の上りアプローチ線が完成すれば、定期/臨時列車の間隔が均等化されるのだろうか。

10:47 「たにがわ404号」
在来線の列車も3本が同じアングルに収まり、賑やかになった。

11:07 「Maxとき316号」と「はやて・こまち23号」
2012年のプレスリリースによると、「はやて23号」は同年11月19日からE5系に切り替わった模様。それまで、「はやぶさ」限定運用だったとすれば、この時期としてはレアな存在だったということかな。
そんなわけで、何気ない定点観測も、後で振り返るとおもしろいものだ。