2006年秋、米坂線の撮影にハマる。
萩生~今泉を行く国鉄色のキハ28+キハ58
小さい頃から見慣れたツートンカラーが、この頃はまだ現役であった。FA★200が活躍。
国鉄色の気動車とサニトラ
上の写真を撮影した後、道の反対側を見ると偶然サニトラが走ってきた。タイムスリップしたような風景。
伊佐領~羽前松岡を行くキハ47+キハ52+キハ47
もう少し田んぼ(稲穂)寄りの構図にした方が良かったかな・・・。3両編成での運行も今は昔。
米坂線とともに、500系の撮影にも着手(?)し始める。ここでもFA★200が大活躍。
熱海駅を通過する500系のぞみ
おそらく*ist DSで500系を撮影した第1号かと。
このころ、頭を悩ませていた仕事に一区切りが着いたので、自分へのご褒美としてsmc PENTAX-FA 77mmF1.8 Limitedを購入。これ以降、いろいろなことを言い訳にしてレンズが増えていくことになる。
ところで、2006年、私の中でのメインイベントは、なんと言っても11月頭に磐越西線を走った「DD53ばんえつ物語号」。通常の牽引機C57 180が検査で使用できないため、代わりにDD51、DD53、D51が牽引することになったのだが、その告知を見た瞬間、とんでもないことが起きた!と思った。実際、とんでもない人出であった。
紅葉の上野尻~野沢を行く
箱形のダイナミックな車体
DD53は基本的に除雪用のディーゼル機関車で、冬期は運転台の前側(この写真の向きの場合、正確には後側)に専用のロータリヘッドを取り付けて除雪作業を行う。夏期はロータリヘッドを外して本線での列車牽引にも使用できる、と小さい頃に読んだ教科書的な本に書いてあったが、実際にその姿を見たことは無かった。それが2000年代に実現するということで、居ても立っても居られず出動!
有名撮影地、一ノ戸川橋梁 (一の戸橋梁)の逆光側から
順光側は大勢のカメラマンが控えており(背後のクルマの列が見えるでしょうか?)、近寄れる雰囲気では無く・・・。
ラストは下り列車を喜多方~山都で狙う。カメラマンの列・列・・・。
夕日に向かって走るDD53ばんえつ物語号
通過時刻となり待ち構えていたところ、踏切待ちをする運転手さんから「何か珍しいのが来るの?SL?」と声をかけられたので、「SLより珍しいの」と回答。通過した後で「おー、かっこいいね」とその運転手さん。私も同感。とにかく格好良かった。