さて、インスタグラムというのをご存知でしょうか。
私は良く知りません。(きっぱり)
何となく写真メインなSNSくらいかなぁとぼんやり思っていました。
まさかあんな事件がおこるなんて、私もインスタやればよかった。
あんな事件とは、インスタにおける青汁のステマ事件です。
所謂「中の人」が青汁ランキングサイトの会社に所属しておきながらその事実を公表せずに、一般ユーザーのフリをして自社サイトへの誘導をしていたそうです。
自社サイトから購入されると売り上げになり、という形らしく、ご本人が他のSNSで愚痴ったことから発覚。
何でそんなばれるような事を、と思いますが、本人もやめたかったんですかねェ???とか思いつつ。
ランキング会社は自社の企画であったことを公表、インスタのアカウントもランキングサイトも閉鎖したようです。
所謂ステマでしょうが、フォロワーも結構いたようなのでそれなりに成功していたのかもしれませんが、結局運営企業としてはどういう収支になったのでしょうか。
インターネット広告事業者としては、いくら炎上商法が流行っている昨今でもちょっと問題があるような気がします。
騙された人たちはたまったものではないでしょう。
有名人のサイトなら兎も角、ちょっと人気のインスタグラマーくらいかと思っていたらこの有様です。
まさか企業の手のものとは思いもしないでしょう。
ただ、逆にこの人が自社の社名を明らかにしていたり、サイトの公式案内人とアナウンスしていた場合に、どれだけの人がフォローしてくれたのか?というのも疑問です。
昔から「記事広告」というものがあって、さも普通の記事と見せかけておいて、すみっこに小さく「広告」とか「PR」とか書いてあるというものがあります。
ネットでもランキングなどの最後や区切りのいいところに「PR」と書いた広告へのリンクが紛れ込んでいたりします。
お年寄りとかだと小さくかいてある「広告」と言う文字に気付かず、普通の記事だと思って読んでいたりしますね。
ただ、この「広告」や「PR」があるかないかではやはり大違いなのです。
実のところを言えば、古典的な手法としては「無関係と思われる出版元から本を出して間接的に広告をする」などのステマ的商法はかなり昔から存在しました。
薬事法(当時)の規制を逃れるために、一方で本を出して「○○はガンに効く!」と訴求し、本屋に置いたり、新聞広告にその書籍の広告を出します。
新聞広告に「○○がガンに効く!衝撃の事実!」などと書籍の宣伝を行うことで、本は売れなくとも新聞購買層に「○○がガンに効く」というメッセージが届けられる訳です。
その一方でスーパーなどでその「がんに効く」「○○」を含む商品を売ります。POPには「あの本で話題の!」などと匂わせる。
直接は広告していないし、直接的に結び付ける要素は無いでしょ、というのが当時の事業者のもくろみでした。
実際のところは…。
現状でもTVで食品などの効果を一部誇大に強調している番組などがありますが、あれもどこかの企業がマーケティングの一環としてやっていると考えると体質はあまり変わっていないのかもしれません。
私達は何を信じればいいのか?
この世界からステマは無くならないと思います。
ただ、昔から変わらないことは「やはり自分で買ってみて評価しないと何もわからない」ということがあります。
良く知っている友人知人の口コミだって正しいことではない場合もあります。
悪意の有無に関わらず人から伝わってくる情報はどこかいびつになっている場合が多いです。
私達は騙し騙され生きている部分があります。
今回のステマに騙された人たちの怒りは「信じていたのに」「陰で本人がインスタのフォロワーを馬鹿にしていた」のみならず「なぜ自分は騙されてしまったのか」という気持ちもあるかもしれません。
私は良く知りません。(きっぱり)
何となく写真メインなSNSくらいかなぁとぼんやり思っていました。
まさかあんな事件がおこるなんて、私もインスタやればよかった。
あんな事件とは、インスタにおける青汁のステマ事件です。
所謂「中の人」が青汁ランキングサイトの会社に所属しておきながらその事実を公表せずに、一般ユーザーのフリをして自社サイトへの誘導をしていたそうです。
自社サイトから購入されると売り上げになり、という形らしく、ご本人が他のSNSで愚痴ったことから発覚。
何でそんなばれるような事を、と思いますが、本人もやめたかったんですかねェ???とか思いつつ。
ランキング会社は自社の企画であったことを公表、インスタのアカウントもランキングサイトも閉鎖したようです。
所謂ステマでしょうが、フォロワーも結構いたようなのでそれなりに成功していたのかもしれませんが、結局運営企業としてはどういう収支になったのでしょうか。
インターネット広告事業者としては、いくら炎上商法が流行っている昨今でもちょっと問題があるような気がします。
騙された人たちはたまったものではないでしょう。
有名人のサイトなら兎も角、ちょっと人気のインスタグラマーくらいかと思っていたらこの有様です。
まさか企業の手のものとは思いもしないでしょう。
ただ、逆にこの人が自社の社名を明らかにしていたり、サイトの公式案内人とアナウンスしていた場合に、どれだけの人がフォローしてくれたのか?というのも疑問です。
昔から「記事広告」というものがあって、さも普通の記事と見せかけておいて、すみっこに小さく「広告」とか「PR」とか書いてあるというものがあります。
ネットでもランキングなどの最後や区切りのいいところに「PR」と書いた広告へのリンクが紛れ込んでいたりします。
お年寄りとかだと小さくかいてある「広告」と言う文字に気付かず、普通の記事だと思って読んでいたりしますね。
ただ、この「広告」や「PR」があるかないかではやはり大違いなのです。
実のところを言えば、古典的な手法としては「無関係と思われる出版元から本を出して間接的に広告をする」などのステマ的商法はかなり昔から存在しました。
薬事法(当時)の規制を逃れるために、一方で本を出して「○○はガンに効く!」と訴求し、本屋に置いたり、新聞広告にその書籍の広告を出します。
新聞広告に「○○がガンに効く!衝撃の事実!」などと書籍の宣伝を行うことで、本は売れなくとも新聞購買層に「○○がガンに効く」というメッセージが届けられる訳です。
その一方でスーパーなどでその「がんに効く」「○○」を含む商品を売ります。POPには「あの本で話題の!」などと匂わせる。
直接は広告していないし、直接的に結び付ける要素は無いでしょ、というのが当時の事業者のもくろみでした。
実際のところは…。
現状でもTVで食品などの効果を一部誇大に強調している番組などがありますが、あれもどこかの企業がマーケティングの一環としてやっていると考えると体質はあまり変わっていないのかもしれません。
私達は何を信じればいいのか?
この世界からステマは無くならないと思います。
ただ、昔から変わらないことは「やはり自分で買ってみて評価しないと何もわからない」ということがあります。
良く知っている友人知人の口コミだって正しいことではない場合もあります。
悪意の有無に関わらず人から伝わってくる情報はどこかいびつになっている場合が多いです。
私達は騙し騙され生きている部分があります。
今回のステマに騙された人たちの怒りは「信じていたのに」「陰で本人がインスタのフォロワーを馬鹿にしていた」のみならず「なぜ自分は騙されてしまったのか」という気持ちもあるかもしれません。