先日の当ジムのアマチュア部、K君の反則負けの件で...
会長等が色々飛び回り、全国の、アマチュアボクシングの現役レフェリーの方等に、K君の反則負けのビデオを見て戴きました。
正直言って、これまでの様々な経緯から、アマチュアボクシング界の人達に偏見のようなものを持ちつつあったんですが、お話を聞いて戴いた方は、皆さんボクシングを愛し、公平な目でビデオを見て戴いたらしく...(中には門前払いも..)
色々なアドバイス等を戴きました。この場をお借りして御礼を申し上げます。
アマチュアボクシングのルールには、オープンブローとインサイドブローという反則技があります。
恥ずかしながら、知っているつもりになってはいましたが、正確には把握しておりませんでした...
定義としては
オープンブロー...グラブを握らないで開いた状態で打つこと。よくインサイドブローと混同されるが別種類の反則である。
インサイドブロー...グラブの内側で打つこと。また、内側で打つ以外にも側面で打つ、裏側(手の甲)で打つなども反則打である。試合用のグラブはナックルパートが白色になっており、その部分で打たないと反則。
要するに、グローブの白い所で打っていれば何も問題はないんです。
ルールで同じ反則を5回やると反則負けになるので、K君は、オープンブローを5回やったと言う事で反則負けになったのですが、グラブを握らないで打ったパンチは1発もありません。(見られる環境にある方は、是非、K君の試合を御覧になってみてください)
「これを反則負けにするなら、オープンブローではなくインサイドブローだろう」という方もいました。でもその方も「この試合でのインサイドブローは2回から3回かな」という事でした。
色々な方とお話しして殆どの方が嘆いていたのは、上記のようなルール自体を把握していないレフェリーがあまりにも多すぎる....
と言う事でした。
ちょうど良い機会だったので、私どもが以前から抱えていた疑問を何人かの方にぶつけてみました...
以前、うちのジムにいたタイ人のコーチが日本の(山形の)アマチュアボクシングを見て、いつも言っていた事なんです。
このタイ人コーチはタイの国際審判としてタイ国内はもとより、海外でも活躍している人で、次の北京オリンピックにタイ代表としてボクシング競技のレフェリーをやるかもしれない人なんです。
その人が、
「国際ルールから見れば、反則でも、なんでもないものを、なんで、ここのレフェリー達は、いちいち試合を止めて反則、反則と言うの?
日本のアマチュアボクシングのルールは国際ルールとは違うの?」
試合の度にいつも言っていました...
これを様々なアマチュアボクシング界の方に、お聞きしてみましたら...
「国際ルールと日本のルールは何も違わない」とは皆さんおっしゃるのですが...
肝心な事は言葉を濁します...
しかし、ある方が、おっしゃいました
「国際ルールと同じにすると、プロボクシングジムの教えたボクシングスタイルが台頭してきてしまうから...」
「今のレフェリーは、いかに試合で反則をとるかが評価される風潮がある」
これが本当なら...
じゃあ、日本のレフェリーが海外での試合や日本での国際試合でレフェリングする時に、日本でやっているように厳しく反則をとるかというと.....
そうではないらしいです
レフェリー次第で、戦っている子供達の将来が大きく左右されるという事を真剣に考えてほしいです。
先月から、「はじめの一歩」に憧れ、やる気満々でジムに入会してきた高校1年生が、先日の試合を見て...試合後に目に涙をためながら言いました。
「こんな不公平な試合には出たくないです」...
会長等が色々飛び回り、全国の、アマチュアボクシングの現役レフェリーの方等に、K君の反則負けのビデオを見て戴きました。
正直言って、これまでの様々な経緯から、アマチュアボクシング界の人達に偏見のようなものを持ちつつあったんですが、お話を聞いて戴いた方は、皆さんボクシングを愛し、公平な目でビデオを見て戴いたらしく...(中には門前払いも..)
色々なアドバイス等を戴きました。この場をお借りして御礼を申し上げます。
アマチュアボクシングのルールには、オープンブローとインサイドブローという反則技があります。
恥ずかしながら、知っているつもりになってはいましたが、正確には把握しておりませんでした...
定義としては
オープンブロー...グラブを握らないで開いた状態で打つこと。よくインサイドブローと混同されるが別種類の反則である。
インサイドブロー...グラブの内側で打つこと。また、内側で打つ以外にも側面で打つ、裏側(手の甲)で打つなども反則打である。試合用のグラブはナックルパートが白色になっており、その部分で打たないと反則。
要するに、グローブの白い所で打っていれば何も問題はないんです。
ルールで同じ反則を5回やると反則負けになるので、K君は、オープンブローを5回やったと言う事で反則負けになったのですが、グラブを握らないで打ったパンチは1発もありません。(見られる環境にある方は、是非、K君の試合を御覧になってみてください)
「これを反則負けにするなら、オープンブローではなくインサイドブローだろう」という方もいました。でもその方も「この試合でのインサイドブローは2回から3回かな」という事でした。
色々な方とお話しして殆どの方が嘆いていたのは、上記のようなルール自体を把握していないレフェリーがあまりにも多すぎる....
と言う事でした。
ちょうど良い機会だったので、私どもが以前から抱えていた疑問を何人かの方にぶつけてみました...
以前、うちのジムにいたタイ人のコーチが日本の(山形の)アマチュアボクシングを見て、いつも言っていた事なんです。
このタイ人コーチはタイの国際審判としてタイ国内はもとより、海外でも活躍している人で、次の北京オリンピックにタイ代表としてボクシング競技のレフェリーをやるかもしれない人なんです。
その人が、
「国際ルールから見れば、反則でも、なんでもないものを、なんで、ここのレフェリー達は、いちいち試合を止めて反則、反則と言うの?
日本のアマチュアボクシングのルールは国際ルールとは違うの?」
試合の度にいつも言っていました...
これを様々なアマチュアボクシング界の方に、お聞きしてみましたら...
「国際ルールと日本のルールは何も違わない」とは皆さんおっしゃるのですが...
肝心な事は言葉を濁します...
しかし、ある方が、おっしゃいました
「国際ルールと同じにすると、プロボクシングジムの教えたボクシングスタイルが台頭してきてしまうから...」
「今のレフェリーは、いかに試合で反則をとるかが評価される風潮がある」
これが本当なら...
じゃあ、日本のレフェリーが海外での試合や日本での国際試合でレフェリングする時に、日本でやっているように厳しく反則をとるかというと.....
そうではないらしいです
レフェリー次第で、戦っている子供達の将来が大きく左右されるという事を真剣に考えてほしいです。
先月から、「はじめの一歩」に憧れ、やる気満々でジムに入会してきた高校1年生が、先日の試合を見て...試合後に目に涙をためながら言いました。
「こんな不公平な試合には出たくないです」...
偶然、ブログを発見して書き込みさせていただきました。
>>国際ルールと同じにすると、プロボクシングジムの教えたボクシングスタイルが台頭してきてしまうから...
>>今のレフェリーは、いかに試合で反則をとるかが評価される風潮がある
↑
私はアマチュアのジムで指導をしている者ですが、上記の発言もしくは考えを持つ関係者が今のアマチュアでは主流です。
私も一応C級のレフェリー・ジャッジライセンスを持っていますので、一時期は試合を裁いたり採点などしたりしていたモノですが・・・・・私の場合、レフェリングの研究のために過去に撮り溜めたバルセロナ以降のオリンピックボクシング決勝戦のビデオでレフェリーの動きやダウンカウント、ファウルを取るタイミングなどをじっくり観察したものですが、見れば見るほど日本のアマチュアが国際大会で勝てない理由が分かるような気がしました。
良心的な関係者や選手の理想とは程遠いところにあるのが、プロアマ問わずボクシングに限らず日本のスポーツにおけるジャッジメントシステムの現実ですが、今は腐らずに頑張りましょうとしか言えませんね。
「今は腐らずに頑張りましょう」とのコメント戴きましたが、私共が一番問題視しているのは、貴重な青春のすべてを捧げてボクシングに懸けている若人が、大人のゴタゴタで、嫌な思い出だけを残しボクシングから去っていく今の現状を改善したいという事なんです。
様々な嫌がらせが私共に降りかかってくる分には、いくらでも我慢をしてきたのですが、ボクシングにすべてを懸けている子供達に火の粉が降りかかってきている現状に我慢が出来ず、行動を起こしたんです。
今後ともアドバイス等宜しくお願いいたします。
改革者...そんな大げさには考えていないんですが、改革したいですね...
皆さん、一人一人話すと良い方ばかりなのですが、集団になると何かが変わってきて...
長いものに巻かれるのが、今の日本では必要なのかもしれないですが...
スポーツの世界に、特にジャッジメントにそれは関係ないと思っています
上にも書きましたが、全力で戦って、太刀打ちいかなく、力負けしたという思い出は、その後の人生において貴重な体験になりうると思うんです。
しかし、大人のゴタゴタで負けにされたといえば、トラウマにしかならないと思うんです。青春時代のスポーツとは将来においての思い出作りだと思うんです。
3日前のブログにも書きましたが、レフェリーだって、なった当初はそんな汚れた考えではなかったと思うんです。次第に長いものに巻かれて...
初心に返って戴きたいものです。
今、私共の会長が色々動いています...期待して下さい...そして御協力を御願いいたします。
確かに、今のアマチュアボクシングの審判はかなり細かい反則まで注意し、減点あるいは失格負けにすることがあります。
特に、プロのジムで練習してた選手がアマチュアの試合に出ると、インサイドやヘッド(頭が低すぎる)などの反則をとられることが多いです。
だからといって「不公平な試合」なのですか??
同じルールの中で試合をやっているはずです。
多分、アマチュアの高校の部活動でボクシングをやっている選手は、アマチュアのルールに従って練習をして試合に臨んでいます。
この試合に出た選手は、アマチュアのルールを知った上で試合に参加していたのでしょうか??
インサイドとオープンの違いなら多分、アマチュアボクシングを経験してきた方はみんな知ってます。それを今更知るなんて・・・
アマチュアの選手がプロのリングに上がるときはプロのルールを学びます。
アマチュアとプロでは当然ポイントとなるパンチが違うから、パンチの打ち方から変わってくると思います。
けど、プロのジムの選手はあまりにもアマチュアのルールを知らなすぎる。
それで「不公平な試合」だなんていうのは余りにも失礼だ。
プロのリングの方がよっぽどホームタウンデジジョン??(地元有利)の判定などがあって不公平な気がするんですが・・・
ごめんなさい。
興奮してなんか失礼な書き込みになってしまいましたが、ボクはプロとかアマとか関係なく、両方が歩み寄ってより強い選手が誕生してくれれば良いと思ってます。
「不公平な試合」って思わせたなら申し訳ないとは思うけど、この選手にもう一度ちゃんとアマチュアのルールを知った上で試合に出てもらいたいと心から願っています。
実は、私共が不公平と言っているのは、今はまだ、詳しくは書けないのですが...
もし、何者かが試合中にレフェリーに勝敗の要求をし、それをレフェリーが承諾したとしたらどう思いますか...
高校生の花形大会のインターハイに出場する機会さえ平等に与えてもらえないとしたら、どう思いますか...
私共は今まで判定に対しては何も苦情は言った事はありません...
その他の問題であまりにも不公平さがあるので、それを問題にしようとは思っています...
今色々調査中なので、いずれこのブログでも公開するとは思います
おっしゃるとおり、プロもアマも関係なく、手を組んで、ボクシング界の為に協力していかなければボクシングの日本での繁栄はないと思っているんです。
詳しい内容はまだ書き込めないようですね。
となると、コメントのしようがないので、ブログが更新されるのをまってます。
とにかく、ボクシングを愛するものにプロアマの垣根は無いと思います。
最近のアマボクの低迷はご存じの通りです。
プロの世界では世界チャンピオンが誕生してるのに、アマは全く・・・
プロの良いところをどんどん模範として取り入れていくべきだとボクは考えています。
今後も、このブログはチェックしていきたいと思います。
いろいろ失礼なものの言い方をしてしまい、申し訳ございませんでした。
貴ジムの活躍を祈念しております。