望遠鏡で星を見たとき、吸い込まれるように見入ってしまうのが球状星団だ。それは丸い視野の底でひそかに煌く光の手毬。銀河を取り囲む見えないボールの表面の、一面にちりばめられたブローチ。
久々に晴れた夜、ピントの微動装置の成果を確かめるためにこの小さな光の集まりを狙った。みずがめ座の球状星団M2。小ぶりなこの星団は、800ミリの焦点距離では小さくしか写らないが、それでも微動装置の威力を測るのには十分だった。
ただ、パソコンのモニターに現れた画像を見て思う。宇宙(そら)の不思議に触れるには、やはり写真よりも目で見るほうがいい。
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