宇宙(そら)に続く丘

プレリュード小学校1年C組のしりとりちーが案内する宇宙への道
みかんの丘は不思議へ通じるワームホール

月命日

2010年06月21日 00時48分17秒 | Weblog
昨日は母ちゃんの月命日だった。ちょうど1ヶ月前、僕は職場で母ちゃんの訃報を聞いた。忘れたい。でも忘れることはきっと出来ないあの日。
そのせいでは無いのだろうが、訃報の電話を受けたちょうどその時刻、みかんの丘に激しい雨が降った。雨は2時間ほどで止み、丘は静寂を取り戻した。初々しいみかんの新葉に溜まるしずく。隣であおむしに葉を食い尽くされた小枝が痛々しい。

丘を見回ると、初夏になって植えた苗木から新芽が吹いていた。

この芽はやがて新しい枝となり、日の光を受けて苗木に息吹を送り込む。そう。失われるものばかりではない。ここには希望がある。何時までも悲しむのはよそう。そう思いながら涙がこぼれた。
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3 コメント

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(ノ_・。) (牡丹)
2010-06-22 14:46:18
うん、うん…。
そうね。
そうですよね。
(ノ_・。)
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Unknown (えう)
2010-06-23 00:56:09
まだ1ヶ月。
たまには涙をこぼしていいんだよ。
悲しみを少しずつ洗い流してくれるから。

ちーさんは、彼女が笑顔を願ってることも分かってると思うから。大丈夫。
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Unknown (o)
2012-09-01 21:03:31
希望の新しい芽が生まれる・・・。
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