宇宙(そら)に続く丘

プレリュード小学校1年C組のしりとりちーが案内する宇宙への道
みかんの丘は不思議へ通じるワームホール

細々と行われてきた撮影

2008年08月25日 21時02分11秒 | Weblog
望遠鏡を通して見た感動を記録に残しておきたい。それは星の道に入ったときからの思いだった。
かぐや姫の製作費は毎月の小遣いの中から捻出する。そのため、星野撮影に多くの費用は掛けられないが、それでも少しずつ写真は撮り貯められていった。
当時デジ一眼などと言う便利な物は無い。冷却CCDは高価過ぎて買う金も無い。15センチF5の反射鏡にカメラボディーを取り付けて、アイピースの視野に浮かぶ薄赤いリングの中のガイド星をひたすら追いかけた。
このプレアデスはその中の1枚だ。ISO800のフィルムに15分ずつ露出した3枚のフィルムをコンポジットしてある。街外れの道端ではこの露出が精一杯だった。
それでも、生まれてわずか数千万年と言う青い星の、ガス雲のゆりかごに包まれた姿をわずかに見る事が出来る。
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2 コメント

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Unknown (s)
2012-08-23 22:02:31
デジカメの普及は、思えば本当に、写真の撮り方を変えたよね。
昔は、もっと一生懸命、被写体を見ていた気がする。ネガがもったいないから。
今は、とりあえず何でも撮っちゃう。すぐ消せるからね。

2年後のプレイアデスは本当に綺麗だけれど、これも、何だか可愛らしくて好きだな。
また、旅に出てます。
‐しっぽな‐
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Unknown (Unknown)
2012-09-21 21:29:41
生まれて、わ・ず・か 数千万年の青二才。

人類が未熟なのは当たり前か・・・。
それじゃあ、私は、生まれたて!
ははっ、ピチピチだ~☆ ‐s‐

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