移動性の高気圧が西日本を覆っていた。どうだろう、このまま晴れてくれるかな。
そう思いながら久しぶりに、本当に久しぶりに大きいカメラを持ってみかんの丘に向かう。途中のホームセンターで材料を仕入れ、竹取庵に到着したのは午後3時過ぎ。今日は材料を運び込むだけにして観測デッキで望遠鏡のメンテナンスをしよう。そう思いながら南の妻を開けた時だ。
三角に開いた空からいきなり数匹のスズメバチが襲ってきた。
え、なにっ!慌てて階段を駆け下りて増築部分に置いていたスズメバチ用のスプレーを後ろ向きに噴射したが、時すでに遅く、頭の上を一つ刺された。くそっ、台所の流し台で刺された所に水を流しながら毒を絞り出した。ズキズキ痛い。どうしよう、写真を撮らずに帰ろうか、それとも頑張ってみようか。そう思っているうちに傷みが増してきた。やっぱり帰ろう。そう決めてデッキに上がって妻を閉じようとした時だ。今度は何十匹という大群が襲ってきた。手に持ったスプレーで応戦したが、強い海風でスプレーの薬が全部自分に掛かり、蜂はその風に乗って顔をめがけて飛んできた。右の眉をまた一か所刺される。スプレーが無かったら全身刺されていただろう。何とか階下に降りて眉の上の毒を絞り出して病院に行く決心をした。
車に乗るときに振り向いたら、観測デッキの妻のすぐ下に大きな巣が見えた。
で、でかい・・・スズメバチ怖すぎる!
蜂の巣から、蜂蜜が取れなぃデスカ(°▽°)